皆さんこんにちは!
萬育堂の鍼灸師・店長の橋本です(^o^)/
冬になり温かいお風呂に入るととても気持ちがいいですよね♪
効能も様々あったり、素敵な匂いがする入浴剤も増えてきて自宅でも気軽に温泉気分が楽しめます。小鼻にじんわりと汗をかく位、お湯に浸かると湯冷めのしにくいですし、手先足先がポカポカして寝つきもよくなりいい事ばかりです。
私も冬になると毎日お風呂につかって心も体も癒しています。
実はおすすめなのがお風呂場の電気を消して浴室を真っ暗する方法です♪
人間は目に入った情報を常に処理してしまい、明るい状態を保つとなかなか脳が休まりません。そこで暗闇を作ってあげることで脳に入る情報を極力減らし、休ませてあげることがポイントです。(もし機会があれば、試してみてくださいね(^^)/)
さて、本日の話題は冬の入浴方法についてです。
この季節、脱衣所と浴室の温度差があり、それが原因でいろいろな問題が発生する可能性があります。それを事前に知っていることによって守ることが出来ます。
ですのでしっかりと知っていただきたい知識の1つになります。
寒さが厳しくなるこの時期に起こりやすい事故が、お風呂での突然死です。特に高齢者がお風呂で亡くなったケースが最近も相次いで報道されています。
【冬場に増える入浴中突然死】
東京都内におけるお風呂での高齢者死亡事故の件数が、2015年に報告されています。09~11年の総数3289人のお風呂に関連した死亡者のうち、解剖を実施した550人のケースを検討しています。
ほとんどケースが60歳以上の高齢者で、435人(79.1%)がおぼれて水を飲んでいました。また300人(54.5%)は、循環器系の疾患が入浴中の死亡に大きな関係があることが分かり、さらに250人(45.5%)では心臓への病変が見つけられました。
冬に高齢者に起こる入浴中の死亡事故は、海や川などで起きる溺水とは異なり、研究によると、水を飲んだ兆候がある人もない人も、心臓病変があると死亡事故につながる確率がもっとも高いと報告されています。
そうなると、お風呂に入るということは「心臓に悪い」ということなのでしょうか?
それとは別に「お風呂の入り方」が問題になるのでしょうか?
実は日本人と同じようにお風呂にゆっくり入る習慣がある「民族」は、なかなか見つけることが出来ません。
そのため研究結果や論文もとても少ないのですが、「フィンランド」と「イタリア」「米国」の研究チームが出したとても注目すべき研究成果が実はあります♪
とても寒い国「フィンランド」では、体を温める方法の一部として「サウナ」が庶民の間では一般的です。研究者らは、フィンランド東部に住む42~60歳の2315人を、1984~89年に調査対象者として登録し、その後「平均20.7年間」の長期追跡調査を行いました。
この観察期間にいろいろな原因で死亡した人(全死因死亡)は929人、そのうち190人に心臓突然死、281人に致命的な冠状動脈性心疾患、407人に致命的な心血管疾患がありました。
前述の研究によると、心臓突然死は1週間に1回のサウナ入浴をしている男性を1とすると、「週2~3回入浴する人は0.78」「週4~7回の人は0.37」とその割合がだんだん少なくなっています。さらに、「サウナの回数」が増えると、致命的な「冠状動脈性心疾患」「心血管疾患」、および「全死因死亡リスク」まで低下することがわかりました!
この結果からは、「お風呂そのものは体によく」、心臓や血管のためにはなるべく毎日入った方がいいと結果になるます。
そうなると、日本で報告されているお風呂での突然死の原因は、お風呂の入り方にあると思われます!
高齢者がお風呂に入ったときのリスクを考えましょう。
循環器や心臓に病気がある人がお風呂に入ると、皮膚の表面の血管が広がり、手足に血液を取られ、脳の血液が少なくなって、血圧が「急激」に低下します。
脳に血液が足りないと、だんだん意識がもうろうとし、結果的に危険な状態を察知、判断できないまま、お風呂の中で体が「熱」をどんどん吸収して、最終的には「熱中症」を起こします。脈がどくどくと速く、かつ弱くなるという特徴が出てきて、めまい、一時的な失神、顔面蒼白(そうはく)などの症状が次々と出てきて、あっと「意識を失っているうち」に、溺水する可能性もあります。
このような「血圧の変化」は、冷えた体でお風呂に入ると起こりやすいと考えられます。また、お湯の温度が42度を超えると入浴直後の1~2分で急激な血圧上昇が起こる可能性があります。その後は前述のように血圧が下がるため、その時の血圧変動の幅が大変大きくなります。その場合、さらに意識低下、そして熱中症のリスクが高まりますし、急激な血圧変動は脳梗塞(こうそく)を起こすことも考えられます。
さまざまな研究から言えることは、入浴中の突然死を防ぐには、お風呂に入る前の準備が大切だということです。
1)脱衣室や浴室の室温を24~26度程度に維持する。
2)お風呂のお湯の温度は高すぎない41度以下にする。
3)入浴中に水分を取ることができるように浴室に水を持って入る。
4)お湯につかる時間は10分以内を目安にする。
5)浴槽から急に立ち上がらないようにする。
といった5個の項目が事故の「予防策」になるでしょう。
入浴前に家族に声をかけるのも事故予防に役立ちます。また、アルコールを飲んだ状態での入浴は危険ですので、絶対にやめましょう!
入浴は適切な方法で行えば、長寿の秘訣にもなります。ぜひ続けましょう(^^)/
また、入浴以外でも体をあたためる方法が沢山あります。
女性にとって最もお勧めなアイテムとして腹巻がGOODです♪
腹巻の嬉しい効能は女性が悩まれている症状と合っているのも特徴です。
まずは!
◆便秘、胃もたれ、下痢の改善
皆さん「下痢」はお腹を温めたほうがいいのは知っている方が多いのですが、実は「便秘」でもお腹を温めることによって効果があるということを知らない方が結構います!例としては、長期間の便秘に悩まされていた方が腹巻きをした2日後から毎日スッキリ便通があるようになった方もいらっしゃいます。そこから試験的に、数日間を使用することを腹巻きをやめて様子を見ていると、やはり結果として便秘がちになりましたので、腹巻きが「便秘」に効くのは間違いないと考えられます♪
便秘はお肌や美容、ダイエットにも良くないので、腹巻きでスッキリ綺麗に健康的になりしょう!他にも便秘だけではなく、疲れた胃腸の調子が良くなりました。
◆足のむくみの改善
長時間椅子に座って作業していると、夕方には膝から下がパンパンになることがありますが、腹巻きをし始めてから、むくみが全くゼロではないものの、明らかにむくみが少なくなることが多いです。恐らく下半身の血流が良くなったことが考えられます。
◆腰痛、生理痛の改善
腹巻きはお腹だけでなく、背中や腰側もしっかりと包み込んで温めますので、つらい腰痛や生理痛も楽になります。
そして重要なのは、腹巻きの選び方なんです♪
最近ではいろんなタイプの腹巻きがありますね。
昔からのスタンダードな筒タイプや、パンツのように履くタイプ、フリルや柄がかわいくてとても腹巻きに見えないものもあります。初めて腹巻きをするなら、筒状の丈が短いタイプがおすすめ。
着脱が簡単だし、洋服のラインに影響が少ないと思います。
また、サイズは、ゆったり目を選んでください。普段の服のサイズより1サイズ上でもいいと思います。せっかく腹巻きで体を温めて血流を良くしているのに、きつい腹巻きで締め付けると意味がありません。
お腹を締め付けると逆に痛くなることもありますので、伸縮性がある素材を選ぶことも大切です。
最近では、かわいい腹巻も沢山売っているのでぜひ活用してみてください。
そして、寒くて眠れない夜は、下に敷くものを替えてみる方向もあります!
◆シーツを毛布に替える
ネットでも話題になった毛布の使い方ですが、上に掛けるよりも下に敷いたほうが実は温かいんです。床からの冷えが遮断されて、自分のあたたかい体温が布団の中にこもるのでとても温かいです。フワフワしていて寝心地も抜群で、快適にねることが出来ます!。
◆アルミシート入りマイクロファイバーの敷きパッドを使う
◆使い捨てカイロを貼る場所を変える
使い捨てカイロを背中や腰に貼る方は多いと思いますが、場所を変えると今まで以上にポカポカになります♪おすすめな場所は首です。首を温めると全身が温まるようになります!
首には太い血管が通っているので、首を温めると温かい血が全身にいきわたり、体全体を温めることができます。スポーツ観戦や初詣などの時に、マフラーの裏に小さめのカイロを貼っておくととても温かいです!注意として低温やけどを防ぐため、カイロが直接肌に当たらないよう、また時々カイロの位置を変えるようにしてください。
◆手がかじかんだ時は、手袋の中に貼らないカイロを入れる
貼らないタイプの小さめのカイロを手袋の中に入れておくと、辛い指先の冷えも緩和されます。温まったら取り出して、長時間入れたままにしないように気をつけてくださいね。
さらに下半身を暖めたい時はお腹に貼る!
体温が下がると、体は内臓に血を集めて内蔵を守ろうとするそうです。
カイロで内臓が多く集まるお腹を温めてあげると、特に下半身の血流が良くなり冷えが解消されます。
◆足が冷える方は、断然腰よりお腹です!
ふくらはぎに貼ると「痔」に効く!
下半身の血流が滞ると、痔の悪化につながります。ふくらはぎを温めると、痔が改善されます。女性には痔で悩んでいる方も多いので、一度試してみてください<m(__)m>
長時間そのままにしているとやけどが心配ですので、時々位置を変えましょう。
◆パソコンを打つ手がかじかんだ時は指ぬきグローブ
寒い部屋でパソコンを打つ指先が凍える時はありませんか?
そんな時は、指ぬきの手袋がおすすめ。指ぬき手袋というと、おばあちゃんのイメージですが、今は可愛いデザインで、抵抗なくオフィスでも使えるものもあります。選ぶ時は、手首の方までカバーする長いもので厚みのあるものがいいですね。手のひらと、手首を覆うだけでこんなに違うのか!と驚くと思います。
冷たい洗濯物を干す時も使ってみてください。あるのとないのとでは雲泥の差です。
◆お風呂に入浴剤もいいけど、最強は「ゆず」
冬を温かく快適に過ごしたいなら、湯船に浸かるのは必須です。何も入れないただのお湯よりも、入浴剤を使ったほうが温まりますよ♪
何年も様々な入浴剤を試した結果、芯から温まり、湯上がりのホカホカ感が続くのは「ゆず」です!
ゆずを1~2個浴槽に入れるだけで、驚くほど体が温まります。40度くらいのお湯で、少し汗ばむくらいまで入ります。香りもいいので、気分も上がりますし。冬至にゆず湯に入るのは先人の知恵ですね!素晴らしいです・・・
みかんの皮を乾燥させて、目の細かい洗濯ネットに入れて入るのも効果がありますが、後始末などを考えるとゆずをそのまま入れるほうが楽なので、ゆずのほうがおすすめです!
市販の入浴剤では、「炭酸入り」や「温泉の素」が効果ありますよ(^_-)-☆
◆お味噌汁で温かい朝食を摂ろう
大豆には、熱を作る栄養素であるビタミンB1やタンパク質が含まれているので、冷え性の方の朝食としておすすめなのがお味噌汁なんです。お味噌汁にしょうがを加えるとより効果が上がります。
朝からお味噌汁で体温を上げておくと、その日一日温かく過ごせます。
◆冷え対策には、大きな筋肉を動かして熱を発生させる
体の熱を作り出すのは、脂肪ではなく筋肉なんですね。
男性に冷え性が少ないのは、筋肉量が多いからなんだそうです。しかし、筋肉量は一朝一夕には増えませんよね。今すぐ体を温めるには、冷え対策には、大きな筋肉があるお腹や太ももを動かすのが効果的。自宅で手軽にできる腹筋運動やスクワットなどがいいと思います。
短時間で体を温めることが出来るのは「縄跳び」です!1分もやれば自然と全身がポッカポカです。
ジャンプする動きは、太ももの筋肉を使うので、体を温めるのにとても効果的なんです。
週に1回でも運動を取り入れるといいですね。
以上がおすすめな体を温める方法です!ぜひお試しください)^o^(
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