こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。
今回も不妊でお悩みの方からのよくある質問にお答えします。
Q 内膜が薄くて受精卵が着床しないのですが、漢方(サプリメント)や鍼灸はどうでしょうか?
現在の症状
○周期が短い
○高温期が短い(10日未満)
○低温気から高温期への移行に時間がかかる(階段式の上昇)
○月経量が少なく期間が短い
○今までに排卵誘発剤などホルモン療法を行っていた
○子宮内膜が硬くて薄い
A 鍼灸で子宮内膜を厚くするために「腎」の働きを高めるツボを中心に治療をします。
受精卵をしっかりと着床させるためには、肥厚したフカフカな子宮内膜にしたほうがいいですね。
理想は10~12ミリで、最低でも7~8ミリはほしいところです。
少しでも子宮内膜を厚くするために、鍼灸では「腎」の働きを高めるツボを使います。
「腎」は生殖機能そのものを整え、さらには生命の根源である「命門」と言われるものも持ち合わせています。
まずはこの機能を充実させることが第一となります。
「腎」を元気にすると
卵子の質を高める・子宮内膜を厚くする・排卵後の体温上昇を速くする・高温期中の体温が下がるのを抑える・月経痛や生理不順、貧血などの予防、改善などが見込まれます。
月経量が少なく、月経期間も短いということを考慮すると「肝」と「脾」への気血の補充も必要です。「肝」は血を集め、その血を各臓器へ運ぶ役割を担っています。
子宮への血流量を増やす役割を担っているのが「肝」です。そして気血を作り出す役割を担っているのが「脾」です。
排卵誘発剤などを長期的に使用すると血が滞りやすくなる傾向もあるため、鍼灸治療を無理のないペース(週1回くらい)で上手に取り入れて体全体のバランスを整えていくことも妊活では有効です。
体質改善の観点からも治療を継続することで基礎体温は上がりますし、月経量・月経周期も整ってきます。
さらに一般的な肩こり・頭痛・日常の疲れなども軽減できますので、おすすめの治療です。
さらに漢方やサプリメントで補うことができれば、さらに整うことが早くなります。
鍼灸治療は一般的には馴染みがなく、鍼を刺されるという恐怖心もあると思いますので一度体験してみて決めることをおススメします。
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