ばんいく堂鍼灸院スタッフ懐妊症例

 

妊娠判定:陽性
ついに胎嚢、心拍も確認できました。
 1年半の妊娠準備を経て、私はついに体外受精にステップアップしました。
 AMH、基礎卵胞、どちらも問題ありませんでした。しかし、子宮鏡検査でポリープ、慢性内膜炎、卵管水腫、黄体機能不全が発見されました。先生から一回あたりの移植に対して妊娠成功率は約30%だと言われたのはショック🤯でした。でも、これは卵管水腫がある限り現実を受け入れざる得なかったです。
数年間IVFクリニック仕事した私にとってこの結果は衝撃的でした。
但し、今まで多くの患者様の症例を見てきたので、最後迄諦めずに頑張ればきっと妊娠できると信じてました。
 卵管水腫に対し、邵輝博士に相談しました。邵博士は温灸を妊娠3穴にすると卵管水腫に非常にいいと言われましたので、すぐ実行しました。
 ばんいく堂の過去の成功例では移植前に子宮卵巣温灸カッサを持続していた患者が成功する確率が高くなったデータもあります。子宮が冷ると硬くなり,内部の血流が悪く,栄養供給が不足しているため受精卵は着床しにくいです。
 温灸カッサはは子宮の筋肉を柔らかくし、暖かくします。更に、血流を促進し、受精卵に最高の着床環境を作ることができます。これは西洋医学ではできない事です。
私は採卵2回でG3の胚盤胞を2個、グレード2を3個獲得しました。
 今回移植したのはグレード3AB胚盤胞でした。SEET方法でした。移植当日培養土さんと会った時胚盤胞のグレードは5ABになったのでとても嬉しかったです。「この子は凄く生命力がありますね」と言ったら、培養土さんからも「そうですね、順調です😊と微笑んで答えていただきました。
私は1年以上ショウキT 1と松康泉を服用し、移植3ヶ月前から毎日必ず温灸を妊娠三穴にしました。
 そして、温灸カッサを移植前に4回行いました。施術していただいた方は手で私のお腹の脈動を測ってから、「今回絶対妊娠するから心配するな」と心強い言葉をいただきました。
 温灸カッサをする前とした後のお腹の脈の動きはすごく変わります。脈の動きは非常に強くなり、子宮の周りの血流がよくなります。
 今まで沢山の不妊の方のサポートをしていただきましたが、今回は自分自身の体験で東洋医学、温灸の力,よもぎ蒸しの力に本当に驚きました。
 そして、心が折れそうになった時今まで支えていただいた周りの方に常に感謝します。
 2022年寅年元気な赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみにしています。
 これからも自分の経験を生かし妊娠したい全ての女性の方に寄り添ってサポートさせて頂きます。

【妊娠するために】卵子の質を上げる方法とは!?

皆さま、こんにちは!

今回は卵子の質についてのお話です。

 

 

「卵子の老化」という言葉が一般的になり、

女性の妊娠に対する意識も高まってきているように感じます。

 

妊娠するためには、様々な条件があります。そのひとつが

質の良い卵子が出来る事です。

 

女性はまだ生まれる前、胎児の時にすでに700万個の原子卵胞を持っています。

それが生まれた時には100~200万個に減少します。

精子は毎日新しいものがつくられますが、卵子はそれ以上新しく作られることはありません。

卵子は年齢を重ねるごとに数が減っていきます。

妊娠する年齢の頃には10~30万個、37歳~38歳で2万5000個以下になり

その後急激に減少していき、閉経を迎えます。

 

排卵は通常であれば毎月1個ですが、排卵するまでに毎月1000個もの卵胞が育ち始めます。

その中の選ばれたひとつの卵胞だけが排卵し、残りは全てしぼんでしまいます。

 

生まれる前から体の中にある卵子は、お肌や他の臓器と同じように、

年齢を重ねるごとに老化していきます。

これが「卵子の老化」です。

 

目に見えて分かる見た目の老化や、体力の衰えのように、

卵子の老化は自分で感じることができません。

 

ここまで「卵子の老化」が騒がれるまで、誰からも教わらず、

生理があれば妊娠できると思っていた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「卵子の老化」を止めることはできませんが、

卵子は質が良ければ妊娠することが可能です。

 

では、卵子の質を良くするためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

【卵子の質が低下する原因とは?】

上述の通り、卵子は年齢が進むにつれ老化し、質も低下していきます。

卵子が老化すると染色体異常や未成熟卵子が増加します。

 

また、アルコールの摂りすぎが肝臓を悪くしたり、甘いものの食べ過ぎで肌が荒れたり、

運動しないことで体力が落ちたりするように、卵子にも日々の生活習慣や食生活が影響します。

もともと生まれ持った卵子が成長を始めてから排卵するまで、

約120日、6か月間かかると言われています。

この間にどのように過ごしたか、どのような食事を摂ったかが、

ダイレクトに卵子の質に影響します。

 

冷えも卵子の質に影響すると言われています。

私たちの体が生きるために正常に機能するには、一定の体温が必要になります。

しかし体が冷え、体温が低下してしまうと生命を維持するための重要な器官に優先的に熱が送られ、

子宮や卵巣まで十分に届かなくなります。

冷えは万病の元とも言いますが、子宮や卵巣の機能も低下させ、卵子の質にも影響していまいます。

 

 

【卵子の質を上げるためにできること】

卵子の質を上げるためには、卵子の質が低下している原因を取り除くことが大切です。

 

●生活習慣の改善

卵子の質が低下する原因として、卵子が成長を始めて排卵するまでの120日間が重要だと記述しました。

この間に規則正しく生活する事が卵子の質にも関わります。

しっかりと睡眠をとり、生活のリズムをなるべく崩さないように心がけましょう。

 

●食事の改善

私たちの体の健康状態は、毎日の食事で作られています。卵子も例外ではありません。

3代栄養素である、たんぱく質、糖質、脂質をバランスよく摂取するようにしましょう。

特に現代では、糖質・脂質を摂りすぎてしまい、たんぱく質が不足している傾向にあります。

植物性たんぱく質と動物性たんぱく質もバランスを考えながら、しっかりと摂るよう心がけて下さい。

砂糖や質の悪い油、古い油は摂らず、和食を中心に旬の食材を摂り入れましょう。

 

●冷えの改善

体の冷えは子宮や卵巣の機能を低下させ、卵子の質にも影響してしまします。

一度冷えてしまった体を温めるのはそう簡単ではありません。

体の外側と内側の両方から温めるようにしましょう。

冷たいものは極力口にしないようにし、体を温める食材を積極的に摂り入れましょう。

外側からは、温灸やお風呂で体を温め、足首が隠れる靴下、腹巻などを使用して保温しましょう。

 

●適度な運動

30分ほどのウォーキングを行うことで、下半身の血流が良くなり、代謝も上がります。

それによって冷えも改善され、しっかりと子宮、卵巣まで熱が伝わるようになります。

ミトコンドリアを活性化させる「ミトコンウォーク」を実践している方も沢山いらっしゃるようです。

 

 

◆卵子の質を向上!噂のミトコンドリアとは??

<ミトコンドリアとは>

私たちの体は約37兆個もの細胞でできています。

その細胞の中にある小器官のひとつを「ミトコンドリア」と言います。

ミトコンドリアは細胞全体の10%~20%を占め、エネルギーを作り出す重要な役割を果たしています。

ミトコンドリアは加齢とともに減少していく細胞とともにどんどんと減っていき、体のエネルギーも衰えてしまいます。

 

<ミトコンドリアが卵子の質を上げるのはなぜ??>

卵子の内部にも5万~40万ものミトコンドリアが存在し、健康な卵子のミトコンドリアは活発に活動しています。

この卵子の中にあるミトコンドリアの働きが悪くなると、卵子の質が下がり不妊の原因にもなります。

卵子の老化を止めることはできませんが、卵子の中にあるミトコンドリアを活性化させることで、

卵子の質を上げることが今注目されています。

 

<ミトコンドリアを活性化させるには>

ミトコンドリアはエネルギーを生み出すために、食事からの栄養と呼吸からの酸素を使います。

体内の酸素摂取量を増やすための運動、酸素濃度を高めるサプリメントも有効だそうです。

また、「空腹感」がミトコンドリアを増やす秘訣のひとつです。

排卵前、採卵前などに酵素ドリンクを使用し、プチ断食を行うことでミトコンドリアが活性化され、

卵子の質向上が期待できます。

 

赤ちゃんが欲しいと不妊治療や妊活をしているご夫婦にとって、

「卵子の質」はとても重要な要素になります。

まずはひとつずつ、日々の生活を見直すことから始めてみましょう。

 

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詳しく知りたい!体外受精の流れ、費用、成功するための秘訣とは??

皆さまこんにちは!

 

赤ちゃんがなかなかできないと不妊治療を始める時、タイミング法・人工授精・体外受精と

段階を踏んでいくことが一般的です。

タイミング法から人工授精へ、人工授精から体外受精へと治療を進めていくことを、

ステップアップと言われています。

 

タイミングの取り方

http://www.banikudo.com/?p=805

人工授精と体外受精の違い

http://www.banikudo.com/?p=1174

 

今回のブログは不妊治療の最終ステップ、体外受精について詳しくまとめてみました。

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体外受精(IVF:In Vitro Fertilization)とは、卵子を体の中から取り出し、

同じく採取した精子と合わせ自然に受精した受精卵を子宮内に戻す生殖補助医療技術のことです。

生殖補助医療技術はART(アート)と呼ばれています。

 

体外受精では、タイミング法や人工授精ではわからなかった、

卵子と精子が受精されるのか、受精した卵子が成長するのか、

受精卵が着床するのかということがわかります。

採卵した卵子と精子が妊娠にむけた過程をしっかりとふんでいるか、培養士がしっかりと確認します。

 

体外受精を行うには、日本産婦人科学会が

「本法以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される夫婦を対象にする」

と定めています。

具体的な内容は決められていないので、クリニックによって体外受精を行う適応基準は異なります。

一般的には、以下のような方に体外受精の適応基準となります。

 

<卵管性の不妊>

卵管に問題があり自然妊娠が難しい場合は体外受精が勧められます。

卵管が詰まる卵管閉塞や、卵管の先が癒着し液体がたまる卵管水腫で

卵子の通り道が塞がれてしまい、手術でも改善が難しい方、卵管の機能が失われている方が当てはまります。

 

<原因不明の不妊>

タイミング法や人工授精でも妊娠に至らず、原因不明の不妊が長期間続いた場合、

体外受精へのステップアップが勧められます。

目安としてはタイミング法で半年から1年、人工授精を6回程度とされます。

女性が36歳以上の場合は、もう少し期間が短い段階でステップアップをすることもあります。

 

<子宮内膜症>

内膜症があっても妊娠が可能ですので、軽度~中度の子宮内膜症があり妊娠できない場合は、原因不明の不妊と定義されます。重度の子宮内膜症の場合は、卵管性の不妊と同じ対応となります。

 

<免疫性の不妊>

精子を異物と認識し精子を殺してしまう抗精子抗体があり、

不妊期間が2年以上ある場合が免疫性の不妊となります。

高齢の場合は2年以下でも適応されます。

 

<男性不妊>

精子の濃度、運動率が悪く自然な受精が難しい場合の男性不妊で、

総運動精子数が100万~1000万で2年以上の不妊期間があると適応されるところが多いです。

 

 

体外受精にステップアップするには、不安もたくさんあることと思います。

採卵はどう行うのか、痛みはあるのか、スケジュールはどうなのか。

事前にどのように体外受精が行われるのか、流れを確認しておきましょう。

 

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◆体外受精の流れ

①採卵するために卵子を成長させます。

体外受精の採卵方法にはいくつかの方法があります。

 

a)完全自然排卵周期

排卵誘発剤を使わずに、自然に排卵を待ち採卵を待ちます。

完全自然排卵周期のメリットは、排卵誘発剤を使わないため

体への負担が少なく次の周期でも採卵が可能になります。

通院回数も少なくなります。

デメリットは採卵する卵は1つのみで受精卵からの成長する可能性が低くなります。

また、卵子のない卵胞がとれる可能性があります。

 

b)クロミッドを使用する方法

錠剤の排卵誘発剤「クロミッド」を生理後に服用し、卵胞の成長を促す方法です。

自然に排卵ができにくい、卵巣の機能が低下している方に向いています。

クロミッドを使用するメリットは薬の刺激が比較的少なく、連続周期採卵が可能です。

自宅で服用できる薬のため通院回数もすくなくなります。

また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方も使用できます。

デメリットは、胚移植が翌周期以降になること、内膜の発育が悪くなる恐れがある事です。

 

c) hMG/rFSH注射を使用する方法

クロミッドを使用しても卵が育たない、クロミッドを使用した方法よりも多く採卵したい方向けの方法です。

生理が始まった後にhMG注射かrFSH注射をし、卵胞を育てます。

hMG/rFSH注射を使用する方法のメリットは、発育する卵胞の数をコントロールできること、

卵胞の成長が遅い方にも効果がでることです。

デメリットは卵巣過剰刺激症候群などの副作用を起こす可能性があること、

注射のための通院が数回必要になる場合があること、早期排卵の可能性があることです。

 

d)クロミッドとhMG/rFSH注射を両方使用する方法

クロミッドとhMG/rFSH注射を組み合わせ、採卵数を増やしたい方に行う方法です。

この方法のメリットは、卵子の成長と排卵をコントロールしやすく、効果が高いことです。

デメリットは、卵巣過剰刺激症候群になる恐れがあり、内膜が十分にできない場合があります。

注射のため通院もおおくなります。

 

e)アンタゴニスト法

成熟前に排卵されるのを抑えるために一時的に排卵を抑制するアンタゴニスト製剤を使用し、

採卵のタイミングに合わせ卵子の成長を促す方法です。

排卵誘発剤の使用が少なく、卵巣過剰刺激症候群のリスクが低く、

未成熟なまま排卵してしまう体質の方に向いています。

デメリットは卵胞確認の通院回数が増えることと、費用が高いことです。

 

f)ショート法

生理が始まった後にGnRHアゴニスト製剤で卵子の成長をストップし、

採卵の数日前から薬で卵子の成長を促し採卵する方法です。

メリットは誘発剤の量が比較的少ない為刺激が少なく、ホルモンの分泌量が多くなる事が期待できます。

デメリットは、卵胞の質が悪くなる可能性があることです。

 

g)ロング法

採卵予定周期の前周期からGnRHアゴニスト薬剤を使い卵子の成熟を促す方法です。

採卵日が調整しやすく、採卵できる卵子の数も多くなります。

ショート法よりも薬を使用する期間が長いため、刺激が強く卵巣がはれてしまう恐れがあります。

卵巣機能が低下してしまっている方向けの方法です。

 

②採卵

膣から超音波の機械を入れ、卵巣の位置や卵胞の数を確認します。

超音波の機械のアタッチメントから挿入した採卵用の注射針を卵巣に刺し、

卵胞液ごと卵子を吸引し体外にとりだします。

麻酔を使用するかどうかはクリニックによって異なり、麻酔をする場合も全身麻酔、局部麻酔とがあります。

痛みも強く感じる方、あまり感じない方とがいます。

 

③採精と洗浄濃縮

男性側の精子を採取し、洗浄、濃縮の処理を行います。

精液には、細菌や白血球、死滅精子などが含まれることがあるので、

専用の液体で精子を洗浄したのち、健全な精子を集めます。

クリニックで採精する場合と、自宅で採精したものを持ち込む場合があります。

 

④卵子と精子の受精

採取した卵子と精子をシャーレの中にいれ(精子をふりかけ)、

自然に授精するのを待ちます。3~12時間ほどで受精します。

 

⑤受精卵の培養

クリニックの培養士が受精卵を環境が整っているインキュベーターの中で培養させます。

採卵後2~3日目に初期胚となり、5日目には胚盤胞まで分割します。

 

⑥胚移植

胚移植の方法も複数あり、医師と相談し行われます。

 

a)初期胚移植

培養2~3日目の、4~8細胞期の初期胚を子宮内に移植する方法が初期胚移植です。

長期の培養技術や、胚盤胞の凍結技術がまだ低かったときの

主な胚移植の方法が初期胚移植です。

複数の胚の中から、グレードの高いものを選び移植されます。

培養液の中で上手く育たない受精卵を早めに子宮内の環境に戻す事で、

成長を期待います。費用も他の移植方法よりはやや安くなります。

 

b)胚盤胞移植

受精卵を5~6日間培養し胚盤胞になった状態で子宮内に移植する方法が胚盤胞移植です。

初期胚移植よりも着床率が高い方法ですが、培養する段階で成長が止まってしまうと

移植がキャンセルされることになります。

胚盤胞の着床率はだいたい20~30%と言われています。

胚盤胞移植のメリットは、1つの胚盤胞を移植するため多胎妊娠の可能性が低くなります。

費用は初期胚移植よりも高くなります。

 

c)新鮮胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を採卵した周期に子宮に戻す方法です。

凍結・融解する時に一部が退行変性することがあるので、

胚の質が良くない場合などは新鮮胚移植適している場合があります。

 

d)凍結胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を凍結し、子宮の環境が整った周期に移植する方法です。

排卵誘発剤の影響で内膜が薄くなったり、卵巣が腫れてしまったりしやすい

採卵周期の移植は、子宮の環境がベストではなく着床しずらくなることがあります。

実際に凍結胚移植のほうが着床率は高いという結果がでています。

凍結杯移植のデメリットは、金額が高額になること、胚のグレードが高くないと凍結できないことです。

 

⑦黄体補充

妊娠を維持するために必要な黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充し着床を促して流産を防ぎます。

黄体ホルモン剤には、「ルトラール」や「デュファストン」などの内服薬、

hCG注射、「プロゲステロン膣座薬」などの膣座薬などがあります。

 

⑧妊娠判定

尿検査、もしくは血液検査でhCGの値を測定し妊娠判定を行います。

判定は8分割の初期胚で移植した場合は移植から13日目以降、

胚盤胞を移植した場合は移植から11日目以降に判定します。

黄体補充をhCG注射でした場合は、hCGの値が実際よりも高く出ることがあります。

 

⑨妊娠成立

妊娠5週目(排卵から3週目)に胎嚢確認、

妊娠7週目(排卵から5週目)に心拍確認ができれば妊娠成立となります。

 

夫婦

◆体外受精での妊娠率は・・・?

体外受精の妊娠率は年齢によって異なります。

35歳での妊娠率は35%、38歳になると30%を切ります。

40歳での妊娠率は20%以下で45歳だと5%ほどにまで下がります。

高齢の場合は、体外受精よりも自然妊娠のほうが確率は高くなります。

成功率が下がる要因は、卵子の老化、子宮内膜の状態の悪化と言われています。

 

2013年の報告では、89,950回の体外受精が日本で行われており、

そのうち4,776人が出生しています。

体外受精をし凍結胚移植までされた件数は141,335回で、

そのうち32,148人が出生しました。

体外受精によって命を授かった赤ちゃんは年々増えてきています。

 

一方で体外受精を行っても必ず赤ちゃんを授かることができるわけではありません。

医療の力だけではなく、生活習慣、体質改善の必要性も重要視されています。

 

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◆体外受精にかかる費用

体外受精などの生殖補助医療技術は保険が効かず

全額自己負担(自費診療)のためかなり高額になります。

クリニックによっても金額は異なり、10万円~100万円の費用がかかります。

大学附属病院などは比較的低めの金額設定がされているそうです。

体外受精を行う段階で、途中でキャンセルになった場合は、

その後の費用がかからない価格設定にしているクリニックや、

成功報酬制のクリニックなど様々です。

生殖補助医療を受けた場合、

自治体から助成金が出て不妊治療の費用の一部を負担してもらえる場合もあります。

年齢や治療回数の条件もありますので、自分の住んでいる自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

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◆体外受精を成功させるために

体外受精の妊娠率で前述したとおり、何らかの原因により赤ちゃんを授かることができない場合、

ARTによって必ず妊娠できるというわけではありません。

ARTは生殖「補助」医療技術というその名のとおり、

排卵、受精、着床の補助をしてくれるのですが、

自身の妊娠力を上げることはできないのです。

 

出産年齢が高くなっている時代背景や、食生活の変化なども

不妊の原因として挙げられます。

 

体外受精を成功させるためには、

ホルモンバランスを崩さず、良い卵子・精子を作るための

生活習慣、食生活に正すことが大切です。

睡眠・食事・運動を見直すとともに、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

 

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妊娠した人は実践してる!妊活中のおススメ&NG食生活

皆さま、こんにちは!

 

先日の妊活セミナーでも講師の鎌谷先生からお話がありましたが、

不妊治療を受けるご夫婦がとっても多い日本において、

不妊治療を行った上で出産まで至ったケースがかなり低いことが分かっています。

 

これが何を意味するかというと、

 

不妊治療をしても、赤ちゃんを授からない人がたくさんいる

 

という事です。

 

 

病院での不妊治療は、精子と卵子が出会うお手伝いをしてくれます。

 

タイミング法では排卵日を予測し、卵子と精子が出会える日を見つけます。

人工授精になると、精子の卵子までの道のりを少しだけ短くしてくれます。

体外受精は、卵子と精子の出会いの場所を作ります。

顕微授精は、卵子と精子をきっちりと結びつけます。

 

ここまでしても、妊娠、出産に至らないという事は、妊娠・出産するためには、

他にも色々としなければいけない事があるというのが現実です。

 

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妊娠しやすい体質になるために、ご夫婦ともにできる生活習慣の改善のひとつが

食事です。

 

妊活を始めよう!と思い立ったら、まずは食生活の見直しから始めてみましょう。

 

 

 

現代は飽食の時代で、多くの人が食べ過ぎの状態で毎日を過ごしてしまっています。

太っていることや甘いものを食べ過ぎてしまうことは、排卵しづらくなる多嚢胞性卵巣症候群の原因にもなりますし、常に胃が動いている状態で消化にばかりエネルギーを使い、他がおろそかになりがちです。

 

 

食べ過ぎる生活習慣を今の内から改善しておかなければ、妊娠糖尿病になるリスクも上がります。

妊娠糖尿病は悪化すると流産や早産を引き起こしやすくなります。

また、赤ちゃんの発育や機能に問題がでるケースも高まります。

出生後にも新生児低血糖を引き起こす危険性もあります。

 

 

 

食事はからだを作る基本です。

 

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コンビニや外食、インスタントや冷凍食品、お菓子やアイスクリームばかりの食生活を送っていると、栄養が偏り体調も悪くなり、ホルモンバランスも乱れてしまいます。

 

便利なものであふれていますので、忙しいとついつい頼りがちになってしまいますが、妊娠しやすい体作りを目指すなら、日々の食事を見直してみましょう。

 

妊活中のご夫婦必見!

 

妊娠力を上げる栄養素や食材、ポイントをご紹介いたしますので、

ぜひ参考になさってください。

 

 

 

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ポイント①体を温める食べ物を摂ろう!

妊活中の皆さまにとっては、もはや当たり前の事かと思いますが、

 

妊娠するためには、冷えは大敵です!

 

体が冷えていると血流が悪くなります。

 

血流が悪くなると、ホルモンもうまく運ばれなくなりますし、

子宮も硬くなり妊娠しづらくなります。

また、血流が悪いと着床しやすいふかふか柔らかい子宮内膜になりません。

黄体ホルモンの分泌量も減少し、卵巣へ酸素が十分に送られなくなり、

卵子の成長に影響してしまいます。

 

このように、冷えは妊活にとって悪いことばかりなのです。

 

お腹のあたりに手のひらをあててみて下さい。少し冷たいなと感じたら、

子宮が冷えている証拠です。

舌の温度よりも低いものはなるべく口にしないように、温かいものを食べ、飲んで

体を冷やさないように習慣を変えてみましょう。

 

では、体を温める食べ物にはどんなものがあるがご紹介します。

 

体を温める食材

・しょうが(生よりも乾燥させたもの)

・かぼちゃ

・山芋

・ねぎ

・ごぼう

・こんやく

・レンコン

・海藻

・ラム肉

・青じそ

 

寒い地域で採れるものは体を温め、暑い地域で採れるものは体を冷やします。

南国で採れるマンゴーやバナナ、ルイボルティーなどは実は冷やしてしまうのです。

どこで栽培される食材なのかを調べると、体を冷やす食材を上手く避けることが出来ますね。

 

 

 

 

 

ポイント②「まごわやさしい」を基本に!

 

妊活中の食事は和食中心を心がけるようにしてください。

 

今から90年ほど前、大正時代には現在よりも21倍もの人が、

45歳以上で出産をしていました。

現代のように不妊治療の技術もない時代に、

自然に高齢でも出産していた人がたくさんいらっしゃったのです。

 

その当時と違う事。

 

不妊の人が多くなっている原因のひとつが、食生活の変化だと考えられています。

大正時代には少しずつ洋食も広まってきていましたが、

一般家庭ではまだ質素な和食で生活していた時代です。

麦飯に漬物、味噌汁に魚の干物、毎日がそんな食事の時代です。

今は世界各国あらゆる料理が楽しめ、家庭でも普通に洋食を作ります。

朝はパンにフルーツ、グラノーラ、スムージーなんかが当たり前になっています。

そのような食生活の変化が、不妊で悩む人を苦しめている要因のひとつではないでしょうか。

 

45歳以上でも、多くの方が出産されていた時代の食事にできるだけ近づけるよう、

食生活を見直してみて下さい。

 

そんな中でも、「まごわやさしい」を押さえておけばOK!

 

「まごわやさしい」とは・・??

ま:まめ

ご:ごま

わ:わかめ(海藻類)

や:野菜

さ:魚

し:しいたけ(きのこ類)

い:いも

 

 

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これを基本に日々の献立を考えて下さい。

昔ながらの食事が妊娠しやすい体へと近づけてくれます。

 

 

 

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ポイント③赤い食材を摂ろう!

 

赤い色をした食材は、血を作り出してくれると言われています。

女性は毎月生理があるので、貧血の方がとても多いです。

子宮内膜を厚くするためにも、血が十分に必要です。

また、妊娠するとより貧血になりやすいので妊活中からしっかりと血を補うよう心がけましょう。

 

簡単に血が足りているかどうかテストする方法があります。

鏡の前で「あっかんべー」のポーズをしてみて下さい。

下まぶたの裏側が白くなっていると貧血状態で要注意です。

 

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貧血の場合は鉄剤を処方される場合が多いですが、鉄剤は胃が荒れやすいと言われています。出来る限り食事からしっかりと血を作りましょう。

 

血を補う赤い食べ物

・パプリカ

・人参

・棗(なつめ)

・クコの実

 

 

 

 

 

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ポイント④黒い食材を摂ろう!

 

伝統健康法では、黒い食材は「腎」に効くと古くから言われています。

そして、腎は生殖機能に深く関わることから、赤ちゃんを授かりたい時は

黒い食べ物を食べると良いとされています。

 

黒い食べ物

・黒豆

・黒ゴマ

・ひじき

・わかめ

・昆布

・しいたけ

・ごぼう

・黒酢

 

 

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ポイント⑤良質な植物性たんぱく質を摂ろう!

たんぱく質は筋肉や皮膚、ホルモンなど重要な要素を構成している大切な栄養素です。

動物性のたんぱく質は肉よりも魚を多めに、また植物性たんぱく質をより多く摂るように心がけましょう。

1日に自分の手のひらの分量ぐらいを目安に食事に取り入れて下さい。

 

植物性たんぱく質

・豆腐

・納豆

・湯葉

・きな粉

 

 

 

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ポイント⑥ネバネバ食品を摂ろう!

ネバネバした食品には、「糖鎖(とうさ)」という細胞同士の情報伝達に必要な物質が含まれています。

糖鎖は細胞ひとつひとつにくっついていて、アンテナのようにそれぞれの情報をキャッチしあっています。

糖鎖が不足してしまうと、細胞同士の情報共有が上手くいかず不調や病気に繋がります。

健康を維持するために欠かせない糖鎖は、

ホルモン分泌や卵子と精子の受精の鍵も握っています。

 

糖鎖は常に病原菌や細菌の撃退に使われているため、現代人の40%が不足しています。

また、加齢によっても減少していきますので、日々体の中に糖鎖を補給する必要があります。

赤ちゃんを授かる為に、その後も健康に過ごすためにネバネバ食品で糖鎖を体内に取り入れましょう。

 

 

糖鎖を含むネバネバ食品

・納豆

・オクラ

・山芋

・なめこ

・めかぶ

・モロヘイヤ

・・・など

 

 

 

 

ポイント①~⑥までを参考に、老化を防ぐビタミンC、ホルモンを作り出すビタミンE、

葉酸、鉄分、亜鉛などの栄養素もしっかりとバランスよく食事に取り入れるよう心がけて下さい。

 

何かひとつをたくさん食べるのではなく、大切なのはバランスです。

あとは腹八分目におさえ、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

 

ビタミンCが多い食材

・ブロッコリー

・パプリカ

・菜の花

・ケール

・ゆず

・芽キャベツ

 

ビタミンEが多い食材

・アーモンド

・いわし

・たらこ

・あんこうの肝

・モロヘイヤ

 

葉酸が多い食材

・ブロッコリー

・小松菜

・アスパラガス

・パセリ

・クレソン

・枝豆

・春菊

 

鉄分が多い食材

・パセリ

・卵黄

・しじみ

・ほうれん草

・モロヘイヤ

・ニラ

 

亜鉛が多い食材

・牡蠣

・煮干し

・ごま

・豚レバー

・うなぎ

 

 

では、逆に妊活中に摂らない方が良い食材、

気をつけたい食生活はどんなものがあるのでしょうか。

 

良いと言われるものをバランスよく摂ると同時に、

避けられるものは避けて赤ちゃんに出会える近道を作りましょう。

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その①

トランス脂肪酸

 

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近ごろ良く耳にする「トランス脂肪酸」をご存知でしょうか。

トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一種で、多くは植物油を加工する工程でできるものです。

 

WHO(世界保健機関)は「トランス脂肪酸量は総エネルギー摂取量の1%未満とすべき」と勧告し、アメリカのFDA(食品医薬品局)は、2018年以降トランス脂肪酸を含む油脂の食品使用を原則禁止すると発表しています。

 

他国でのトランス脂肪酸に対する状況をまとめてみました。

 

アメリカ ニューヨーク市:トランス脂肪酸の完全使用禁止。

オランダ:トランス脂肪酸が含まれる製品を販売禁止。

デンマーク:トランス脂肪酸の含有量制限が2%。違反すると罰則の対象に。

韓国:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。

台湾:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。

中国:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。乳幼児への食品に対しては使用禁止。

 

 

このようにトランス脂肪酸は世界的にも危険視されている脂肪酸ですが、

日本では摂取量が他国と比べ少ないとされ、何の規制もされていないのが現状です。

 

トランス脂肪酸はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし、

HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らしてしまい、

冠動脈疾患のリスクを高めることが指摘されています。

 

体内に蓄積され、細胞膜の形成を阻害し、免疫異常となり、老化に繋がる活性酸素を大量に発生させます。

トランス脂肪酸は、癌、動脈硬化、アレルギー疾患、心疾患、うつなどの原因として考えられます。

 

また、トランス脂肪酸の摂取により卵子や精子の質が下がり、排卵性の不妊に繋がる危険性も考えられます。

妊活中の場合は、控える方が良いと言われています。

 

トランス脂肪酸を多く含む食品

・マーガリン

・ショートニング(ケーキやお菓子の材料になります)

・サラダ油

・キャノーラ油

・チョコレート

・マヨネーズ

・カップ麺

・スナック菓子  などなど

 

 

マーガリンやショートニング、植物性油脂が材料となって作られたものには、トランス脂肪酸が含まれています。

アイスクリームやドーナツ、菓子パン、市販の揚げものなども注意です。

 

マーガリンやサラダ油は安価なので、家庭でも使う方が多くいらっしゃいますが、

オリーブオイルや米油、ごま油、亜麻仁油などを使うように油を見直してください。

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その②

カフェイン

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女性の場合は、カフェインを1日500mg摂取した場合、不妊の割合が45%増加すると言われています。

これはコーヒーに換算すると、1日5杯以上に相当します。

 

また、妊娠した場合は、1日に2~3杯以上コーヒーを飲むと流産のリスクを高める可能性があります。

1杯くらいであれば問題ありませんが、カフェインを含むものはできるだけ減らすのが賢明です。

 

カフェインを含む飲み物

・コーヒー

・紅茶

・緑茶

・ほうじ茶

・烏龍茶

・玄米茶

・抹茶

・ココア

・コーラ

・栄養ドリンク

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その③

乳製品、チーズ

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ハーバード大学の研究で、低脂肪や無脂肪に調整された乳製品の摂取が

排卵障害のリスクを高めるという事が分かりました。

 

低脂肪牛乳やヨーグルトなどは控えるようにしましょう。

 

 

また、チーズは精子の濃度や運動率に悪く影響します。

ご夫婦ともに乳製品の摂取はできるだけ控え、低脂肪、無脂肪に調整したものとチーズは避けるようにしましょう。

 

 

 

以上の3つが妊活中にNGな食べ物です。

 

日頃の食事のなかに、こんなに恐ろしいものがあったのかと

少し怖くなってしまうものもありましたね。

ただ、知らなければ妊娠までの道のりは遠ざかっていたかもしれません。

 

体に良いもの・悪いものをこれで把握できましたので、

あとは日々の生活を少し見直せば体質は少しずつ変化していきます。

 

無理はせず、バランス良く夫婦一緒に取り組んでください。

 

サプリメントなどで補助するのもOKです。

妊活に良い食事は、妊娠中にも、出産後自分自身だけでなく家族の健康にも良い食事です。

長く長く続けていけるよう、それぞれのご家族なりのやり方を見つけて下さいね。

 

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卵子の老化をひも解く

皆様、こんにちは。

 

萬育堂薬房店長橋本 実沙樹です(^^)/。

 

今日は簡単健康酵素料理セミナーを行いました。

 

今回のテーマは女性ホルモンアップメニュー。

素材に女性ホルモンを上げる、キャベツやサツマイモなどを使いました。

またホルモンは腸にプールされますので、腸内環境を整えて働きや動きを良くすることが大切です。

そのために必要なのが食物繊維。

 

食物繊維を多く含む、大麦やジャガイモ、玉ねぎなどを使っていきました。

 

ビタミンが豊富なかぼちゃやナッツでつくったサラダも食感も楽しくて美味しかったですよ。

 

野菜スープは具だくさんでこの中に酵素が入っておりうまみがより出てきて絶品でした\(^o^)/

 

デザートは寒天にきな粉と酵素で作った蜜をかけました。

美味しくてヘルシーなデザートでよかったです。

 

女性ホルモンを上げて、腸内環境を良くすることで美肌にも効果があります。

 

レシピもありますので気になる方は、お問い合わせください。

 

酵素料理セミナーは毎月行っていますので、是非ご参加もお待ちしております。

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さて今日の本題です。

去年ぐらいから、卵子の老化という言葉がいわれるようになりました。

 

卵子老化というのはどういうことか今日はブログに乗せていきたいと思います。

 

卵子の老化という言葉がなぜ出てくるのかというのには、女性の卵子の仕組みが関わっています。

卵子は生まれる前から持っている

卵子は女性の生まれる前、つまりお母さんのおなかの中にいる時から作られています。

 

生まれる前に作られた卵子は初経があるまでに良いものだけが選択されて行くため数を減らしてきます。

この数の変異は、胎児期6か月が最多の700万個、出生時には200万個まで減り、思春期には20から40万個になります。

 

生理が始まってからは一個づつ排卵していきますが、実際は同時に1000個近くの卵子が成長していき、そのうちの一個が排卵されるため、999個は使われることなく消えていきます。

 

卵子は新しく作られない

 

精子は常に新しく作られていますが、対照的に女性は一度作られた卵子意外に新しく作られることはありません。

 

つまり、生まれる前から持っている卵子を一生かけて少しづつ排卵していくということなのです。

 

ここがまず、卵子の老化を考えるうえで大事なポイントになります。

 

卵子の老化とは

卵子は新しく作られず、同じ卵子を持っているので、体の年齢を重ねるのと一緒に卵子も一緒に年を取っていきます。

 

このことが卵子の老化ということなのです。

 

具体的に掘り下げていきたいと思います。

卵子の中でも細胞の働きを助けるたんぱく質や酵素、ミトコンドリアのような細胞の大きな器官が存在しています。

 

これらが働くことにより、卵子の働きを助けたり、成長していったり、受精して受精卵になり、胎児になるというこの生命活動の中で最もダイナミックで神秘的な動きを助けます。

 

卵子の老化が進むとこの細胞の中のたんぱく質や、酵素、ミトコンドリアなどが古くなっていってしまうことで、卵子自体の力が弱くなってしまうのです。

 

現代の生活が卵子の老化を早めている

卵子の働きの老化は実際は細胞内が古くなって起こっているのが大きな原因です。

 

ですが、本来細胞の働きとして古いものは怖し、新しいものを作っていくという働きがあります。この働きをオートファージと言います。

 

このオートファージは飢餓状態のとき、つまりお腹が減っているときに働くということが分かっています。

 

ですが、現代の生活では、朝昼晩と食事をして、さらに間食をすることにより、常に何か食べているという状態になっています。

 

このことにより、オートファージの働きが弱くなり細胞内のたんぱく質や酵素、ミトコンドリアなどが古いままで存在しるという状況を作ってしまっているのです。

 

さらにこのことはもっと悪い状況を作っていきます。

 

活性酸素をどんどん作り出していく古いミトコンドリア

 

ミトコンドリアというのは酸素を使い、大量のエネルギーを作ってくれるもので、生命活動をしていくうえで欠かせない非常に重要な器官です。

 

しかし、ミトコンドリアの問題は活性酸素を作り出してしまうということです。

 

進化の過程でミトコンドリアを取り込んだ細胞が爆発的な進化を遂げ、様々な生命の形になっていくのを助けたということも言われていますが、逆に活性酸素を作り出し、老化というものを作ってしまう結果となっていました。

 

さらに、現代は大きな問題を作り出しました。

飢餓状態がなくなり、常に満たされた状態になると、ミトコンドリアが古くなってしまいます。

この古くなったミトコンドリアはエネルギーはあまり作れない上に、活性酸素ばかり出してしまうということが分かってきました。

 

遺伝子を傷つける活性酸素

活性酸素の大きな問題は、遺伝子を傷つけその働きを奪ってしまうということです。

 

遺伝子はほぼすべての細胞の中にある、設計図と言われ、顔や体格が違うように、人それぞれで遺伝子情報は違います。

 

不思議なことにこの遺伝子情報の暗号の形は他の虫や動物、植物などとも同じものが人間にもつかわれています。

もちろん情報量や、組み方は全く違いますが、ただ遺伝子が傷つき働きが変わってしまうと大きな変化が出てしまうということを理解してください。

 

遺伝子異常や染色体異常が年齢を重ねると多くなる理由は活性酸素

 

実際に不妊治療の現場でも年齢を重ねるごとに、着床障害や染色体異常、流産のリスクや胎盤形成などのトラブルが起きやすくなります。

 

これは活性酸素によって遺伝子が傷つけられ、本来あるべきはずの酵素が足りなくて染色体もきれいに分かれるはずが分かれれうことができなくなったりすることが起こってくると考えられるのです。

 

活性酸素を作る炎症反応

 

活性酸素を作り出すのは、ミトコンドリアだけではありません。

実は免疫反応でも使われているのです。

 

特に炎症という時には大量の活性酸素が使われます。

炎症とはウィルスや弱った細胞の数が増えてくると一つ一つに対応することができず、その辺り一帯を活性酸素を使って破壊して今うという荒っぽいやり方で全体の利益を取るというものです。

 

もともとこのような細胞は一つ一つ処理していくのですが、次のことが起こると免疫が追いつかなくなります。

・体温が下がる

・ストレスなどで血管が細くなり免疫がたどりつかなくなったり、免疫自体の力が弱くなる

・食事のとりすぎで免疫が追いつかないほどの古い細胞が増えてくる

・運動不足で血流が悪くなる

・ビタミン不足で免疫の力が落ちる(免疫が働くには普通の細胞の30倍のビタミンCが必要)

以上のようなことがあると免疫力が下がり炎症が起こりやすくなります。

 

炎症が起こるとさらに基礎体温が安定しなくなったり、プロラクチンの値が上がりやすくなって、良い卵が育つのを妨げます。

 

卵子の老化を防ぎ、妊娠しやすい体作りをするには

 

これらのことから卵子の老化を防ぎ、妊娠しやすい体を作るには次のことに気を付けることが大切になります。

 

・食べ過ぎない

・ちゃんとした睡眠をとりホルモンと免疫力を上げる

・適度な運動をする

・ビタミンをしっかりと取る

・体を温める

 

このようなことが大切になります。

 

ですが実際にやろうと思っても仕事や家庭に入ると自由が利かずできないという方も多いと思います。

 

私たち子宝カウンセラーは多くの働くご夫婦に妊娠をして頂くためにサポートをしています。

新しいミトコンドリアを増やし、卵子の質を上げるものや、体を温め冷えを改善する方法など普段の生活では出来ない「後押し」の手段をご用意しています。

 

一人で悩んだり、諦めたりしないでください。

体作りの大切さに気づいていただき、一人でも多くの方に妊娠、出産という喜びを感じていただきたいです。

 

ご相談はいつでも承っておりますので、一度お電話やメールをお待ちしております。

 

萬育堂薬房店長

鍼灸師

橋本 実沙樹

 

萬育堂薬房

〒530-0046

大阪市北区菅原町10-11 ジーニス大阪105

電話:06-6311-5181

メール:info@banikudo.com

お電話かメールにてお問い合わせをお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

初産平均年齢の上昇して、初めて30歳を超えた!

皆様、こんにちは。

 

ひよこ店長こと、島原です。

 

今日のニュースで気になる話題をやっていました。

今初婚の年齢が上がってきており、2011年では男性で30.1歳、女性で29.1歳となっているようです。

これはその前の年より、0.2歳上がっているということでした。

 

さらに、初産年齢は30.1歳となり初めて30歳を超えたということでした。

1980年では26.4歳でしたのでこれから考えると31年で3.7歳年齢が上がったことが分かります。

 

この原因を収入の低下があげられていますが、他にも女性の社会的活動の場が広がり、仕事や役職を持った女性が増えてきているのも事実考えられます。

 

また20代でも不妊で悩むカップルが増えてきています。そのことも影響して生きているのだと考えられます。

食生活の乱れや社会活動の多様化の中でのストレスが増加などが原因でホルモンバランスが乱れたり、子宮内膜症やチョコレート嚢腫などで悩む方も増えてきていることも事実です。

 

 

卵子の老化から考えると、20代前半で妊娠しやすさはピークを迎えます。その後徐々に低下していき、特に女性が35歳を過ぎると妊娠率はピーク時の半分になります。

さらに40歳での妊娠率はピーク時の3分の1、45歳を過ぎるとピーク時の10%となってしまうのです。

 

晩婚化が進むにつれ、子宝で悩まれている方も少なくないと思います。

 

不妊治療も様々な芸能人や有名人がカミングアウトしてくれていうおかげで、今では様々な方に受け入れられているようです。

 

しかし、病院でもなかなかうまくいかないという方もおられます。

その原因は根本的に冷え症があったり、身体の解毒が必要だったりするケースが多くあります。

このような根本的な問題は西洋医学ではなく、東洋医学的な視点からの体作りが大事になってきます。

 

悩んでおられる方がおられましたら、ぜひ一度ご来店いただきご相談ください。

 

萬育堂薬房店長

薬剤師

鍼灸師

島原順一

 

萬育堂薬房

〒530-0046

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