『子宮内膜症リスクと食生活(柑橘類)』

『子宮内膜症リスクと食生活(柑橘類)』

アメリカのハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、果物、特に柑橘類をよく食べる女性は子宮内膜症の発症リスクが低いという研究結果を発表しました(1)。

子宮内膜症とは子宮内膜以外のところに子宮内膜ができてしまう病気で、不妊症の原因になり得ますが、その程度や状態はさまざまで、とても複雑です。

実際のところ、子宮内膜症があっても、何の問題もなく自然妊娠できることもあれば、不妊症を引き起こし、治療を繰り返しても、なかなか、妊娠に至らないということもあるというのが現実です。

子宮内膜症、そのものを治療することは困難なことから、妊娠を目指していても、いなくても、予防、もしくは、重症化の予防がとても大切になってきます。

そんな背景から、これまで、食生活は子宮内膜症の発症と何らかの関連があれば、有効な予防
方法になるのではということで、多くの研究が行われてきました。

たとえば、イタリアのミラノ大学の研究者らはこれまでの実施された11件の研究結果をまとめています(2)。

その結果、子宮内膜症の女性は野菜やオメガ3脂肪酸の摂取量が少なく、反対に赤身の肉やコーヒー、そして、トランス脂肪酸の摂取量が多いと報告しています。

ところが、それぞれも研究方法が異なり、また、精度にもバラツキが大きく、結果の信頼性はそれほど高くはありませんでした。

そんな中で、今回のハーバード大学の研究は、約10万人弱の女性看護師を22年以上追跡した大規模コホート研究「看護師健康調査2」のデータを解析した結果で、もっとも規模が大きく、かつ、追跡期間が長い前向き研究です。

追跡開始時に子宮内膜症や不妊症でなかった対象者、70,835名に対して、1991年から4年ごとに食物摂取頻度調査票を用いて食品の摂取頻度と摂取量を回答してもらい、20年以上!、追跡してます。

そして、腹腔鏡による子宮内膜症との確定診断がなされたのは2,609症例で、果物や野菜の摂取量と発症リスクの関連を解析したところ、果物の摂取が多いほど子宮内膜症の発症リスクは有意に低かったというのです。

特に、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類で、はっきりとあらわれ、1日に柑橘系の果物を1個以上食べる女性は、週に1個も食べない女性に比べて、子宮内膜症のリスクが22%低かったとのこと。

さらに、栄養素でみてみるとβクリプトサンチンの摂取量と子宮内膜症の低リスクと有意に関連していたといいます。

βクリプトサンチンは、みかんや柿、オレンジに豊富に含まれているカロテノイドの仲間で、体内で必要な量だけビタミンAに変換され、強力な抗酸化作用があります。

文献)
1)Human Reproduction 2018, 33(4) 715-727
2)Reprod BioMed Online 2013; 26: 323.

ばんいく堂鍼灸院スタッフ懐妊症例

 

妊娠判定:陽性
ついに胎嚢、心拍も確認できました。
 1年半の妊娠準備を経て、私はついに体外受精にステップアップしました。
 AMH、基礎卵胞、どちらも問題ありませんでした。しかし、子宮鏡検査でポリープ、慢性内膜炎、卵管水腫、黄体機能不全が発見されました。先生から一回あたりの移植に対して妊娠成功率は約30%だと言われたのはショック🤯でした。でも、これは卵管水腫がある限り現実を受け入れざる得なかったです。
数年間IVFクリニック仕事した私にとってこの結果は衝撃的でした。
但し、今まで多くの患者様の症例を見てきたので、最後迄諦めずに頑張ればきっと妊娠できると信じてました。
 卵管水腫に対し、邵輝博士に相談しました。邵博士は温灸を妊娠3穴にすると卵管水腫に非常にいいと言われましたので、すぐ実行しました。
 ばんいく堂の過去の成功例では移植前に子宮卵巣温灸カッサを持続していた患者が成功する確率が高くなったデータもあります。子宮が冷ると硬くなり,内部の血流が悪く,栄養供給が不足しているため受精卵は着床しにくいです。
 温灸カッサはは子宮の筋肉を柔らかくし、暖かくします。更に、血流を促進し、受精卵に最高の着床環境を作ることができます。これは西洋医学ではできない事です。
私は採卵2回でG3の胚盤胞を2個、グレード2を3個獲得しました。
 今回移植したのはグレード3AB胚盤胞でした。SEET方法でした。移植当日培養土さんと会った時胚盤胞のグレードは5ABになったのでとても嬉しかったです。「この子は凄く生命力がありますね」と言ったら、培養土さんからも「そうですね、順調です😊と微笑んで答えていただきました。
私は1年以上ショウキT 1と松康泉を服用し、移植3ヶ月前から毎日必ず温灸を妊娠三穴にしました。
 そして、温灸カッサを移植前に4回行いました。施術していただいた方は手で私のお腹の脈動を測ってから、「今回絶対妊娠するから心配するな」と心強い言葉をいただきました。
 温灸カッサをする前とした後のお腹の脈の動きはすごく変わります。脈の動きは非常に強くなり、子宮の周りの血流がよくなります。
 今まで沢山の不妊の方のサポートをしていただきましたが、今回は自分自身の体験で東洋医学、温灸の力,よもぎ蒸しの力に本当に驚きました。
 そして、心が折れそうになった時今まで支えていただいた周りの方に常に感謝します。
 2022年寅年元気な赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみにしています。
 これからも自分の経験を生かし妊娠したい全ての女性の方に寄り添ってサポートさせて頂きます。

不妊でお悩みのご質問

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。 

 

今回は不妊でお悩みの患者様からのよくある質問についてお答えします。 

 

Q 高年齢なんですが、鍼灸によって着床しやすくなりますか? 

症状

○高プロラクチン血症

○卵や子宮内膜はそれほど悪くない

○寝不足が多い

○めまいや立ちくらみを起こしやすい

○足腰のだるさや冷えを感じる

○稽留流産したことがある 

○肌荒れしやすい

 

 

 

A 鍼灸治療によって卵巣の働きが活発になります。また着床を後押ししてくれる黄体ホルモンの分泌も旺盛になり、着床率や妊娠率が高まると考えられます。 

妊娠が継続し出産へと導くためには、子宮、卵巣がしっかりと働いていることが第一条件です。子宮も卵巣も単独で働くわけではないのです。 

その他の内臓や自律神経などもしっかり働くことで、子宮や卵巣はともに活性化し妊娠出産を迎える安定した母体が作られるのです。 

受精卵が着床し妊娠が成立するには「卵子の状態」「ホルモンバランス」「着床力」が大切です。 

ホルモンバランスが関係すると考えられるのが基礎体温のリズムです。 

不安定であるなら東洋医学でいう腎精(生殖をつかさどる)不足が考えられます。 

年齢とともに腎精は減少していくものなので、腎精不足を補うために鍼灸は効果的です。 

 

症状から不眠や寝不足、冷えが高プロラクチン血症などのホルモン分泌の障害の一因になってしまっているように思います。 

冷えをとり自律神経を整えれば改善するでしょう。 

そうなれば内臓も活性化し肌荒れやだるさなどの症状も改善していくと思われます。 

子宮内膜や卵の条件が良いのに着床しにくいのは、冷えや寝不足・体のだるさを解決して根本的に体調を良くすることが着床を安定させるために大切です。 

 

鍼灸により、子宮内膜表面の血行が良くなると内膜がふかふかの厚みを持ち着床力が高まります。

鍼灸治療は表面的な症状だけにとらわれることなく身体全体を整えていく治療なので、結果として子宮、卵巣を含む内臓全体の働きを良好にできるのです。 

 

 

 

あなたにも参考になるヒントはありましたか?

一人で悩まず、ばんいく堂鍼灸院にご相談ください。

 

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中医学の7つの分類

皆様こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。

現在の体の不調はありますか?

今回は中医学的観点から分類されるタイプを紹介します。

「気・血・津液」を基に分類されたものです。いくつかのタイプを複合的に持つこともあります。

 

気虚タイプ体のエネルギーの気が不足

元気がでない状態が続き、消化器や免疫機能も弱りやすく倦怠感やアレルギーがあり風邪もよくひきます。

 

気滞タイプ気がスムーズに流れていない

気は足りているのに流れが悪い状態です。月経前になると胸やお腹が張ったりイライラしたりします。

 

血虚タイプ体に栄養を運ぶ血が不足

血(栄養)が足りてない状態です。無理なダイエットや偏った食生活などが原因で、ひどくなると貧血や精神失調も引き起こします。

 

瘀血タイプ血の巡りが滞っている

血がスムーズに循環しないため栄養が行き渡らず、老廃物も溜まります。ひどい月経痛や頭痛・肩こりの原因にも。

 

痰湿タイプ水分が滞って巡りが悪い

水分の循環や排出がしづらいため、不要な水分や脂肪分が溜まりやすいです。太りやすく、むくみやだるさもあります。

 

陰虚タイプ体内の潤いが不足

潤いが不足し余計な熱が生じて、のぼせ・ほてりを引き起こします。老化や生殖器などの機能への影響に注意が必要です。

 

陽虚タイプ体を温める力が不足

熱量が足りないため体を温める力が衰えています。冷え性や不妊症になりやすく多尿や軟便が生じます。

 

あなた自身の体の状態を知ることで、弱い部分をケアしたり病気を予防することにも繋がります。

参考にしてみてください。

 

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【妊娠するために】卵子の質を上げる方法とは!?

皆さま、こんにちは!

今回は卵子の質についてのお話です。

 

 

「卵子の老化」という言葉が一般的になり、

女性の妊娠に対する意識も高まってきているように感じます。

 

妊娠するためには、様々な条件があります。そのひとつが

質の良い卵子が出来る事です。

 

女性はまだ生まれる前、胎児の時にすでに700万個の原子卵胞を持っています。

それが生まれた時には100~200万個に減少します。

精子は毎日新しいものがつくられますが、卵子はそれ以上新しく作られることはありません。

卵子は年齢を重ねるごとに数が減っていきます。

妊娠する年齢の頃には10~30万個、37歳~38歳で2万5000個以下になり

その後急激に減少していき、閉経を迎えます。

 

排卵は通常であれば毎月1個ですが、排卵するまでに毎月1000個もの卵胞が育ち始めます。

その中の選ばれたひとつの卵胞だけが排卵し、残りは全てしぼんでしまいます。

 

生まれる前から体の中にある卵子は、お肌や他の臓器と同じように、

年齢を重ねるごとに老化していきます。

これが「卵子の老化」です。

 

目に見えて分かる見た目の老化や、体力の衰えのように、

卵子の老化は自分で感じることができません。

 

ここまで「卵子の老化」が騒がれるまで、誰からも教わらず、

生理があれば妊娠できると思っていた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「卵子の老化」を止めることはできませんが、

卵子は質が良ければ妊娠することが可能です。

 

では、卵子の質を良くするためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

【卵子の質が低下する原因とは?】

上述の通り、卵子は年齢が進むにつれ老化し、質も低下していきます。

卵子が老化すると染色体異常や未成熟卵子が増加します。

 

また、アルコールの摂りすぎが肝臓を悪くしたり、甘いものの食べ過ぎで肌が荒れたり、

運動しないことで体力が落ちたりするように、卵子にも日々の生活習慣や食生活が影響します。

もともと生まれ持った卵子が成長を始めてから排卵するまで、

約120日、6か月間かかると言われています。

この間にどのように過ごしたか、どのような食事を摂ったかが、

ダイレクトに卵子の質に影響します。

 

冷えも卵子の質に影響すると言われています。

私たちの体が生きるために正常に機能するには、一定の体温が必要になります。

しかし体が冷え、体温が低下してしまうと生命を維持するための重要な器官に優先的に熱が送られ、

子宮や卵巣まで十分に届かなくなります。

冷えは万病の元とも言いますが、子宮や卵巣の機能も低下させ、卵子の質にも影響していまいます。

 

 

【卵子の質を上げるためにできること】

卵子の質を上げるためには、卵子の質が低下している原因を取り除くことが大切です。

 

●生活習慣の改善

卵子の質が低下する原因として、卵子が成長を始めて排卵するまでの120日間が重要だと記述しました。

この間に規則正しく生活する事が卵子の質にも関わります。

しっかりと睡眠をとり、生活のリズムをなるべく崩さないように心がけましょう。

 

●食事の改善

私たちの体の健康状態は、毎日の食事で作られています。卵子も例外ではありません。

3代栄養素である、たんぱく質、糖質、脂質をバランスよく摂取するようにしましょう。

特に現代では、糖質・脂質を摂りすぎてしまい、たんぱく質が不足している傾向にあります。

植物性たんぱく質と動物性たんぱく質もバランスを考えながら、しっかりと摂るよう心がけて下さい。

砂糖や質の悪い油、古い油は摂らず、和食を中心に旬の食材を摂り入れましょう。

 

●冷えの改善

体の冷えは子宮や卵巣の機能を低下させ、卵子の質にも影響してしまします。

一度冷えてしまった体を温めるのはそう簡単ではありません。

体の外側と内側の両方から温めるようにしましょう。

冷たいものは極力口にしないようにし、体を温める食材を積極的に摂り入れましょう。

外側からは、温灸やお風呂で体を温め、足首が隠れる靴下、腹巻などを使用して保温しましょう。

 

●適度な運動

30分ほどのウォーキングを行うことで、下半身の血流が良くなり、代謝も上がります。

それによって冷えも改善され、しっかりと子宮、卵巣まで熱が伝わるようになります。

ミトコンドリアを活性化させる「ミトコンウォーク」を実践している方も沢山いらっしゃるようです。

 

 

◆卵子の質を向上!噂のミトコンドリアとは??

<ミトコンドリアとは>

私たちの体は約37兆個もの細胞でできています。

その細胞の中にある小器官のひとつを「ミトコンドリア」と言います。

ミトコンドリアは細胞全体の10%~20%を占め、エネルギーを作り出す重要な役割を果たしています。

ミトコンドリアは加齢とともに減少していく細胞とともにどんどんと減っていき、体のエネルギーも衰えてしまいます。

 

<ミトコンドリアが卵子の質を上げるのはなぜ??>

卵子の内部にも5万~40万ものミトコンドリアが存在し、健康な卵子のミトコンドリアは活発に活動しています。

この卵子の中にあるミトコンドリアの働きが悪くなると、卵子の質が下がり不妊の原因にもなります。

卵子の老化を止めることはできませんが、卵子の中にあるミトコンドリアを活性化させることで、

卵子の質を上げることが今注目されています。

 

<ミトコンドリアを活性化させるには>

ミトコンドリアはエネルギーを生み出すために、食事からの栄養と呼吸からの酸素を使います。

体内の酸素摂取量を増やすための運動、酸素濃度を高めるサプリメントも有効だそうです。

また、「空腹感」がミトコンドリアを増やす秘訣のひとつです。

排卵前、採卵前などに酵素ドリンクを使用し、プチ断食を行うことでミトコンドリアが活性化され、

卵子の質向上が期待できます。

 

赤ちゃんが欲しいと不妊治療や妊活をしているご夫婦にとって、

「卵子の質」はとても重要な要素になります。

まずはひとつずつ、日々の生活を見直すことから始めてみましょう。

 

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詳しく知りたい!体外受精の流れ、費用、成功するための秘訣とは??

皆さまこんにちは!

 

赤ちゃんがなかなかできないと不妊治療を始める時、タイミング法・人工授精・体外受精と

段階を踏んでいくことが一般的です。

タイミング法から人工授精へ、人工授精から体外受精へと治療を進めていくことを、

ステップアップと言われています。

 

タイミングの取り方

http://www.banikudo.com/?p=805

人工授精と体外受精の違い

http://www.banikudo.com/?p=1174

 

今回のブログは不妊治療の最終ステップ、体外受精について詳しくまとめてみました。

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体外受精(IVF:In Vitro Fertilization)とは、卵子を体の中から取り出し、

同じく採取した精子と合わせ自然に受精した受精卵を子宮内に戻す生殖補助医療技術のことです。

生殖補助医療技術はART(アート)と呼ばれています。

 

体外受精では、タイミング法や人工授精ではわからなかった、

卵子と精子が受精されるのか、受精した卵子が成長するのか、

受精卵が着床するのかということがわかります。

採卵した卵子と精子が妊娠にむけた過程をしっかりとふんでいるか、培養士がしっかりと確認します。

 

体外受精を行うには、日本産婦人科学会が

「本法以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される夫婦を対象にする」

と定めています。

具体的な内容は決められていないので、クリニックによって体外受精を行う適応基準は異なります。

一般的には、以下のような方に体外受精の適応基準となります。

 

<卵管性の不妊>

卵管に問題があり自然妊娠が難しい場合は体外受精が勧められます。

卵管が詰まる卵管閉塞や、卵管の先が癒着し液体がたまる卵管水腫で

卵子の通り道が塞がれてしまい、手術でも改善が難しい方、卵管の機能が失われている方が当てはまります。

 

<原因不明の不妊>

タイミング法や人工授精でも妊娠に至らず、原因不明の不妊が長期間続いた場合、

体外受精へのステップアップが勧められます。

目安としてはタイミング法で半年から1年、人工授精を6回程度とされます。

女性が36歳以上の場合は、もう少し期間が短い段階でステップアップをすることもあります。

 

<子宮内膜症>

内膜症があっても妊娠が可能ですので、軽度~中度の子宮内膜症があり妊娠できない場合は、原因不明の不妊と定義されます。重度の子宮内膜症の場合は、卵管性の不妊と同じ対応となります。

 

<免疫性の不妊>

精子を異物と認識し精子を殺してしまう抗精子抗体があり、

不妊期間が2年以上ある場合が免疫性の不妊となります。

高齢の場合は2年以下でも適応されます。

 

<男性不妊>

精子の濃度、運動率が悪く自然な受精が難しい場合の男性不妊で、

総運動精子数が100万~1000万で2年以上の不妊期間があると適応されるところが多いです。

 

 

体外受精にステップアップするには、不安もたくさんあることと思います。

採卵はどう行うのか、痛みはあるのか、スケジュールはどうなのか。

事前にどのように体外受精が行われるのか、流れを確認しておきましょう。

 

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◆体外受精の流れ

①採卵するために卵子を成長させます。

体外受精の採卵方法にはいくつかの方法があります。

 

a)完全自然排卵周期

排卵誘発剤を使わずに、自然に排卵を待ち採卵を待ちます。

完全自然排卵周期のメリットは、排卵誘発剤を使わないため

体への負担が少なく次の周期でも採卵が可能になります。

通院回数も少なくなります。

デメリットは採卵する卵は1つのみで受精卵からの成長する可能性が低くなります。

また、卵子のない卵胞がとれる可能性があります。

 

b)クロミッドを使用する方法

錠剤の排卵誘発剤「クロミッド」を生理後に服用し、卵胞の成長を促す方法です。

自然に排卵ができにくい、卵巣の機能が低下している方に向いています。

クロミッドを使用するメリットは薬の刺激が比較的少なく、連続周期採卵が可能です。

自宅で服用できる薬のため通院回数もすくなくなります。

また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方も使用できます。

デメリットは、胚移植が翌周期以降になること、内膜の発育が悪くなる恐れがある事です。

 

c) hMG/rFSH注射を使用する方法

クロミッドを使用しても卵が育たない、クロミッドを使用した方法よりも多く採卵したい方向けの方法です。

生理が始まった後にhMG注射かrFSH注射をし、卵胞を育てます。

hMG/rFSH注射を使用する方法のメリットは、発育する卵胞の数をコントロールできること、

卵胞の成長が遅い方にも効果がでることです。

デメリットは卵巣過剰刺激症候群などの副作用を起こす可能性があること、

注射のための通院が数回必要になる場合があること、早期排卵の可能性があることです。

 

d)クロミッドとhMG/rFSH注射を両方使用する方法

クロミッドとhMG/rFSH注射を組み合わせ、採卵数を増やしたい方に行う方法です。

この方法のメリットは、卵子の成長と排卵をコントロールしやすく、効果が高いことです。

デメリットは、卵巣過剰刺激症候群になる恐れがあり、内膜が十分にできない場合があります。

注射のため通院もおおくなります。

 

e)アンタゴニスト法

成熟前に排卵されるのを抑えるために一時的に排卵を抑制するアンタゴニスト製剤を使用し、

採卵のタイミングに合わせ卵子の成長を促す方法です。

排卵誘発剤の使用が少なく、卵巣過剰刺激症候群のリスクが低く、

未成熟なまま排卵してしまう体質の方に向いています。

デメリットは卵胞確認の通院回数が増えることと、費用が高いことです。

 

f)ショート法

生理が始まった後にGnRHアゴニスト製剤で卵子の成長をストップし、

採卵の数日前から薬で卵子の成長を促し採卵する方法です。

メリットは誘発剤の量が比較的少ない為刺激が少なく、ホルモンの分泌量が多くなる事が期待できます。

デメリットは、卵胞の質が悪くなる可能性があることです。

 

g)ロング法

採卵予定周期の前周期からGnRHアゴニスト薬剤を使い卵子の成熟を促す方法です。

採卵日が調整しやすく、採卵できる卵子の数も多くなります。

ショート法よりも薬を使用する期間が長いため、刺激が強く卵巣がはれてしまう恐れがあります。

卵巣機能が低下してしまっている方向けの方法です。

 

②採卵

膣から超音波の機械を入れ、卵巣の位置や卵胞の数を確認します。

超音波の機械のアタッチメントから挿入した採卵用の注射針を卵巣に刺し、

卵胞液ごと卵子を吸引し体外にとりだします。

麻酔を使用するかどうかはクリニックによって異なり、麻酔をする場合も全身麻酔、局部麻酔とがあります。

痛みも強く感じる方、あまり感じない方とがいます。

 

③採精と洗浄濃縮

男性側の精子を採取し、洗浄、濃縮の処理を行います。

精液には、細菌や白血球、死滅精子などが含まれることがあるので、

専用の液体で精子を洗浄したのち、健全な精子を集めます。

クリニックで採精する場合と、自宅で採精したものを持ち込む場合があります。

 

④卵子と精子の受精

採取した卵子と精子をシャーレの中にいれ(精子をふりかけ)、

自然に授精するのを待ちます。3~12時間ほどで受精します。

 

⑤受精卵の培養

クリニックの培養士が受精卵を環境が整っているインキュベーターの中で培養させます。

採卵後2~3日目に初期胚となり、5日目には胚盤胞まで分割します。

 

⑥胚移植

胚移植の方法も複数あり、医師と相談し行われます。

 

a)初期胚移植

培養2~3日目の、4~8細胞期の初期胚を子宮内に移植する方法が初期胚移植です。

長期の培養技術や、胚盤胞の凍結技術がまだ低かったときの

主な胚移植の方法が初期胚移植です。

複数の胚の中から、グレードの高いものを選び移植されます。

培養液の中で上手く育たない受精卵を早めに子宮内の環境に戻す事で、

成長を期待います。費用も他の移植方法よりはやや安くなります。

 

b)胚盤胞移植

受精卵を5~6日間培養し胚盤胞になった状態で子宮内に移植する方法が胚盤胞移植です。

初期胚移植よりも着床率が高い方法ですが、培養する段階で成長が止まってしまうと

移植がキャンセルされることになります。

胚盤胞の着床率はだいたい20~30%と言われています。

胚盤胞移植のメリットは、1つの胚盤胞を移植するため多胎妊娠の可能性が低くなります。

費用は初期胚移植よりも高くなります。

 

c)新鮮胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を採卵した周期に子宮に戻す方法です。

凍結・融解する時に一部が退行変性することがあるので、

胚の質が良くない場合などは新鮮胚移植適している場合があります。

 

d)凍結胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を凍結し、子宮の環境が整った周期に移植する方法です。

排卵誘発剤の影響で内膜が薄くなったり、卵巣が腫れてしまったりしやすい

採卵周期の移植は、子宮の環境がベストではなく着床しずらくなることがあります。

実際に凍結胚移植のほうが着床率は高いという結果がでています。

凍結杯移植のデメリットは、金額が高額になること、胚のグレードが高くないと凍結できないことです。

 

⑦黄体補充

妊娠を維持するために必要な黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充し着床を促して流産を防ぎます。

黄体ホルモン剤には、「ルトラール」や「デュファストン」などの内服薬、

hCG注射、「プロゲステロン膣座薬」などの膣座薬などがあります。

 

⑧妊娠判定

尿検査、もしくは血液検査でhCGの値を測定し妊娠判定を行います。

判定は8分割の初期胚で移植した場合は移植から13日目以降、

胚盤胞を移植した場合は移植から11日目以降に判定します。

黄体補充をhCG注射でした場合は、hCGの値が実際よりも高く出ることがあります。

 

⑨妊娠成立

妊娠5週目(排卵から3週目)に胎嚢確認、

妊娠7週目(排卵から5週目)に心拍確認ができれば妊娠成立となります。

 

夫婦

◆体外受精での妊娠率は・・・?

体外受精の妊娠率は年齢によって異なります。

35歳での妊娠率は35%、38歳になると30%を切ります。

40歳での妊娠率は20%以下で45歳だと5%ほどにまで下がります。

高齢の場合は、体外受精よりも自然妊娠のほうが確率は高くなります。

成功率が下がる要因は、卵子の老化、子宮内膜の状態の悪化と言われています。

 

2013年の報告では、89,950回の体外受精が日本で行われており、

そのうち4,776人が出生しています。

体外受精をし凍結胚移植までされた件数は141,335回で、

そのうち32,148人が出生しました。

体外受精によって命を授かった赤ちゃんは年々増えてきています。

 

一方で体外受精を行っても必ず赤ちゃんを授かることができるわけではありません。

医療の力だけではなく、生活習慣、体質改善の必要性も重要視されています。

 

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◆体外受精にかかる費用

体外受精などの生殖補助医療技術は保険が効かず

全額自己負担(自費診療)のためかなり高額になります。

クリニックによっても金額は異なり、10万円~100万円の費用がかかります。

大学附属病院などは比較的低めの金額設定がされているそうです。

体外受精を行う段階で、途中でキャンセルになった場合は、

その後の費用がかからない価格設定にしているクリニックや、

成功報酬制のクリニックなど様々です。

生殖補助医療を受けた場合、

自治体から助成金が出て不妊治療の費用の一部を負担してもらえる場合もあります。

年齢や治療回数の条件もありますので、自分の住んでいる自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

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◆体外受精を成功させるために

体外受精の妊娠率で前述したとおり、何らかの原因により赤ちゃんを授かることができない場合、

ARTによって必ず妊娠できるというわけではありません。

ARTは生殖「補助」医療技術というその名のとおり、

排卵、受精、着床の補助をしてくれるのですが、

自身の妊娠力を上げることはできないのです。

 

出産年齢が高くなっている時代背景や、食生活の変化なども

不妊の原因として挙げられます。

 

体外受精を成功させるためには、

ホルモンバランスを崩さず、良い卵子・精子を作るための

生活習慣、食生活に正すことが大切です。

睡眠・食事・運動を見直すとともに、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

 

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着床したい方必読!排卵から着床の流れ・着床の症状は?

皆さま、こんにちは!

妊活中のご夫婦にとってタイミングをとった後、体の中で

どのような変化が起きているかとっても気になりますよね。

排卵後、次の生理予定日までモヤモヤした時間を過ごすことに疲れてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

卵子と精子はきちんと巡り会えたのか、受精できたのか、着床したのか・・・

気になる事は山のようにあります。

体外受精までステップアップされた方も、移植後、妊娠判定日までは

着床できたのかどうか、ドキドキする日々を過ごさなければなりません。

 

今回は着床の部分にスポットをあてて、着床までの流れや着床した時に現れる症状、

着床するための方法などまとめてみました。

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◆着床とは◆

着床という言葉は、赤ちゃんが欲しいご夫婦にとっては馴染みの言葉ですが、

一体どういう仕組みがあるのでしょうか。

 

受精卵は卵管から細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動します。

子宮には厚くふかふかになった内膜が作られています。

受精卵が周りを覆っていた透明帯と呼ばれる膜を破り、孵化して子宮内膜にもぐり込み、

しっかりと根をはり、母体と結びついた状態を【着床】と言います。

 

この着床にとっても大切な子宮内膜は、卵胞ホルモン(エストロゲン)によって

卵胞の成長とともに徐々に厚くなっていきます。

その後充分に成長した卵胞が排卵し、黄体に変わり黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。

この黄体ホルモンは卵巣で作られ、子宮内膜を柔らかくし体温を上昇させています。

妊娠した場合は、この黄体ホルモンが分泌されたままの状態になります。

黄体ホルモンは子宮内膜が剥がれないよう維持する役割があり、着床を促し、流産を防ぎます。

 

着床した受精卵は繊毛で覆われていて、この繊毛が子宮内膜に入り込み栄養を吸収しながら成長します。

着床した受精卵から胎盤が形成されます。

初期胎盤からhCGというホルモンが尿から検出されることで、妊娠の判定ができます。

この胎盤は、胎児に酸素や栄養を摂り入れ、二酸化炭素や排泄物を母体に返す役割があります。

 

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◆排卵から着床までの流れ◆

排卵のタイミングは病院での超音波検査や、自宅での排卵検査薬で予測をつける事が可能です。

では、しっかりと排卵のタイミングを掴んだ後、受精や着床はいつされているのでしょうか。

 

排卵から受精するまでは約1日弱かかると言われています。

受精した卵子は、卵管を通り約48時間かけて子宮に到達します。

ここまででおよそ排卵から3日間ですね。

受精してから着床するまでは約7日間、着床開始から子宮内膜の中へともぐり込むのに5日間ほどかかります。

排卵から数えるとトータル約2週間かかります。

これで今は体の中でどんな事が起こっているのかがわかりますね。

 

着床したことで初めて『妊娠』が成立したことになります。

妊娠すると妊娠週数を基準に赤ちゃんの成長を見ていきますが、

着床=1週目というわけではありません。

数え方が少し難しいですが、最後の生理が始まった日が妊娠0週となります。

着床したころは妊娠3週目になります。

着床が初めて妊娠成立となるのに、妊娠週数は妊娠が成立しない時期から数えるのです。

 

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◆着床した時の症状◆

「排卵から着床までの流れ」で記述したように、排卵したタイミングさえ押さえておけば、

受精、着床する時期も予測ができます。

ですが実際に着床したのかどうか、できれば早く知りたいですね。

妊娠検査薬ではまだ反応しない妊娠超初期に、何らかの体調の変化を感じる方がいらっしゃいます。

着床すると今までとは違った形でホルモンバランスが変化していくことで、様々な妊娠超初期症状が現れます。

良く耳にする着床出血や着床痛、その他どんな症状があるのでしょうか。

 

・出血する

着床するとき、受精卵が子宮内膜にもぐり込みますが、その際少し内膜に傷がつき出血を起こすことがあります。

これを『着床出血』といいます。

着床出血は着床した人全てに必ず起こるものではなく、50人に1人ほどだと言われています。

着床出血はいつ起こるかというと、生理予定日の1週間前~数日前の時期に起こり、

出血する期間は2~3日が一般的です。

1回の出血の人もいれば、1週間ほど出血が続く人もいます。

 

出血量は微量の場合が多いのですが、生理の時と同じくらいの量の出血が起こる方もいます。

着床出血の色は茶色、ピンク色、鮮血と様々です。

生理と同じように出血する場合もあり、着床出血かどうかは妊娠してから判明する場合もたくさんあります。

着床出血か生理の出血か見極めるには基礎体温が目安になります。

着床し妊娠している場合、体温は高温期が続きます。

出血していても、体温が2週間以上高温のまま下がらない場合は妊娠が期待できます。

 

・下腹部に痛みを感じる

着床した際に、下腹部に痛みを感じる方がいます。

これを着床痛といいます。

受精卵が子宮内膜にもぐり込み、根をはるときに痛みが生じると考えられます。

ですが、実際は着床痛には医学的根拠がなく、

実際に痛みがあった人が沢山いたことから着床痛と呼ばれるようになりました。

痛みを感じる時期は人それぞれで、生理予定日の1週間前に感じる人、

生理予定日の数日前に感じる人もいます。

着床痛を感じた人はチクチクした痛みと感じる方が多いそうです。

ですが着床痛を感じる方は少数派で、着床痛を感じない人がほとんどです。

 

・腰痛

妊娠初期の症状として腰痛が上げられます。

妊娠すると、卵巣からリラキシンというホルモンが分泌されます。

リラキシンには、関節を緩める働きがあります。

骨盤を緩め、赤ちゃんが育つ準備をするのですが、その周囲の関節や筋肉に負担がかかり腰痛を引き起こします。

リラキシンは出産時に赤ちゃんの通り道を広くするため、妊娠後期にも分泌されます。

 

妊娠初期と妊娠後期に分泌され腰痛を引き起こすリラキシンは、実は生理前にも分泌量が多くなります。

そのため、生理前に腰痛を感じる方もいらっしゃいます。

 

では生理前の腰痛と、妊娠超初期症状の腰痛の違いはどこにあるのでしょうか。

妊娠超初期症状としての腰痛は、生理予定日頃から骨盤や腰全体に、

軽いもしくは激しい痛みを感じます。

症状は人それぞれで一概にこうとは言い切れません。

 

生理前の腰痛は、排卵した後から生理予定日の数日前までに子宮のあたりに重い痛みを感じる方が多いそうです。

こちらも腰痛を感じる方、感じない方それぞれいらっしゃいます。

 

このふたつを、妊娠が判明していない状況から区別することは難しいのですが、

高温期が2週間以上続くなど、その他の妊娠超初期症状が現れている場合は、妊娠が期待できるかもしれません。

妊娠初期の腰痛は、胎盤が完成するころに解消されていきます。妊娠数週で言うと12~15週目くらいになります。

 

・おりものが変化する

着床した場合、粘サラり気のないサラとしたおりものが増える場合があります。

おりものは通常生理周期とともに変化していきます。

生理が終わるとエストロゲンが増え、おりものは粘度の高い伸びるおりものになり量も増加していきます。

排卵するころには、精子を卵子のもとへ運ぶためおりものの量もより多くなります。

排卵した後はぐんとおりものの量は減り、伸びるおりものからサラサラのおりものに変化していきます。

 

おりものの変化にはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きが影響します。

着床しなかった場合は、生理が近くなるとおりものの量も減っていきますが、

着床するとエストロゲンとプロゲステロンの分泌が増えるのでおりものに変化が現れます。

このおりものの変化にも個人差がありますので、普段のおりものの状態をしっかりとチェックしておくようにしましょう。

色やにおい、粘度など普段との違いがを見て、着床しているかどうかの判断基準のひとつとして参考にして下さい。

 

・風邪っぽくなる

妊娠の初期症状として風邪と似たような症状を感じる方がいます。

妊娠すると黄体ホルモンが分泌され高温の状態が続きます。

体温が高くなるので熱っぽく体のだるさを感じます。

よくある妊娠初期の症状は、頭痛、疲労感、眠気、鼻水、くしゃみ、微熱で

風邪をひいた時ととっても良く似ています。

 

これは、妊娠したことでホルモンバランスや自律神経が乱れることによって

起こる症状だと言われています。

この症状が現れた時、風邪なのか妊娠の可能性があるのかを見分ける方法としては、

前述した着床出血、着床痛、腰痛、おりものの変化、基礎体温など他に妊娠の症状が出ていないかどうか確認してみましょう。

また、風邪の場合ウイルスが原因で咳やのどの痛みを感じる事が多いですが、

妊娠初期の症状としてはあまり現れません。

妊娠の可能性がある場合は、安易に風邪と自己判断し風邪薬など服用しないよう気をつけましょう。

 

・強い眠気

妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されたままの状態になります。

プロゲステロンは妊娠を維持するための重要なホルモンですが、眠気を増長させます。

これは、母体の睡眠時間をしっかりととるためとも考えられています。

高温期には1日の体温の差があまりないため、体が起きているという自覚がしにくくなることで、より眠気が強くなります。

生理前に眠くなるのも、これが同じ原理ですね。

プロゲステロンは胎盤からも分泌されるので、

胎盤が出来上がる14週~16週ごろに分泌量も増加し、

妊娠8ヶ月頃までは分泌され続けその後低下していきます。

眠気の原因となるプロゲステロンは長い間分泌され続けますが、

眠気は初期の体に急激な変化が訪れる時期に感じやすく、

つわりが落ち着くと同時に眠気も落ち着いてくるのが一般的です。

眠気を感じるときはできるだけ睡眠をとるようにし、

特にホルモンが分泌される22時~2時の間は寝るように心がけましょう。

 

・吐き気

通常つわりが始まるのが早くて妊娠4週目ごろと言われています。

つわりの原因ははっきりとわかっていませんが、

ホルモンバランスの変化により症状が現れると考えられます。

吐き気やムカつきを妊娠超初期と言われる着床後から感じる方もいらっしゃいます。

中には、食べ物の好みが変わったり、においに敏感になったりする症状も早くから感じる人もいるそうです。

 

つわりの症状は様々で、妊娠した女性の5割~8割が経験しています。

一般的には12~16週ごろにはおさまりますが、長く続いてしまう人もいます。

つわりの時期は食べられないことも多いので、

この時期は食べたいもの、食べられるものをしっかり食べるようにしましょう。

食べないと気持ち悪くなってしまう『食べづわり』の場合、

食べ過ぎる事で妊娠高血圧症の原因となってしまう恐れがあるので、

食べ方には工夫するよう心がけて下さい。

 

 

◆なかなか着床しない◆

実は受精するよりも着床するほうが確率が低いことが分かっています。

着床しづらいことを着床障害や着床不全と言います。

 

着床障害の原因のひとつが、子宮の環境が整っていない事です。

子宮内に良性の腫瘍ができる子宮筋腫や

子宮内膜の一部がポリープ状になる子宮内膜ポリープ、

子宮内膜の炎症などで内膜と他の臓器がくっつく子宮内膜癒着、

子宮の形が正常でない子宮奇形などがある方は、着床しづらいと言われています。

 

また、子宮内膜を着床しやすいふかふかの柔らかい状態にする

黄体ホルモンが上手く働いていない場合も、着床不全の原因となります。

 

これを、黄体機能不全と言います。

 

黄体ホルモン(プロゲステロン)には、着床しやすい子宮内膜を作るだけでなく、

着床した後に流産を防ぐ働きもあります。

プロゲステロンの値や、高温期が10日以下の場合、黄体機能不全と診断されます。

黄体は卵胞から作られますので、卵胞がしっかりしていないと黄体の働きも悪くなります。

 

黄体機能不全の原因としては、FSH(卵胞刺激ホルモン)と

LH(黄体形成ホルモン)の分泌低下があげられます。

黄体機能不全の治療としては、クロミッド、hMGなどの排卵誘発剤を使い

卵胞を成長させる方法や、

ルトラール、デュファストンなどの黄体ホルモンそのものを補充する薬を使う方法があります。

 

黄体機能不全はホルモンバランスの乱れが大きな原因になります。

ホルモンバランスを調整するには、日々の生活を改善することも大切です。

ホルモンが分泌される22時~2時に睡眠をしっかりとり、

自分のストレス解消法を見つけ実践するようにしてください。

 

ホルモンは血流にのって運ばれていきますので、血流が悪くなるとホルモンも上手く働かなくなります。

冷えの解消には、ツボを温めるのが効果的です。

特に高温期は全身を温める耳や大椎(だいつい)のツボを温めるのがお勧めです。

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妊娠した人は実践してる!妊活中のおススメ&NG食生活

皆さま、こんにちは!

 

先日の妊活セミナーでも講師の鎌谷先生からお話がありましたが、

不妊治療を受けるご夫婦がとっても多い日本において、

不妊治療を行った上で出産まで至ったケースがかなり低いことが分かっています。

 

これが何を意味するかというと、

 

不妊治療をしても、赤ちゃんを授からない人がたくさんいる

 

という事です。

 

 

病院での不妊治療は、精子と卵子が出会うお手伝いをしてくれます。

 

タイミング法では排卵日を予測し、卵子と精子が出会える日を見つけます。

人工授精になると、精子の卵子までの道のりを少しだけ短くしてくれます。

体外受精は、卵子と精子の出会いの場所を作ります。

顕微授精は、卵子と精子をきっちりと結びつけます。

 

ここまでしても、妊娠、出産に至らないという事は、妊娠・出産するためには、

他にも色々としなければいけない事があるというのが現実です。

 

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妊娠しやすい体質になるために、ご夫婦ともにできる生活習慣の改善のひとつが

食事です。

 

妊活を始めよう!と思い立ったら、まずは食生活の見直しから始めてみましょう。

 

 

 

現代は飽食の時代で、多くの人が食べ過ぎの状態で毎日を過ごしてしまっています。

太っていることや甘いものを食べ過ぎてしまうことは、排卵しづらくなる多嚢胞性卵巣症候群の原因にもなりますし、常に胃が動いている状態で消化にばかりエネルギーを使い、他がおろそかになりがちです。

 

 

食べ過ぎる生活習慣を今の内から改善しておかなければ、妊娠糖尿病になるリスクも上がります。

妊娠糖尿病は悪化すると流産や早産を引き起こしやすくなります。

また、赤ちゃんの発育や機能に問題がでるケースも高まります。

出生後にも新生児低血糖を引き起こす危険性もあります。

 

 

 

食事はからだを作る基本です。

 

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コンビニや外食、インスタントや冷凍食品、お菓子やアイスクリームばかりの食生活を送っていると、栄養が偏り体調も悪くなり、ホルモンバランスも乱れてしまいます。

 

便利なものであふれていますので、忙しいとついつい頼りがちになってしまいますが、妊娠しやすい体作りを目指すなら、日々の食事を見直してみましょう。

 

妊活中のご夫婦必見!

 

妊娠力を上げる栄養素や食材、ポイントをご紹介いたしますので、

ぜひ参考になさってください。

 

 

 

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ポイント①体を温める食べ物を摂ろう!

妊活中の皆さまにとっては、もはや当たり前の事かと思いますが、

 

妊娠するためには、冷えは大敵です!

 

体が冷えていると血流が悪くなります。

 

血流が悪くなると、ホルモンもうまく運ばれなくなりますし、

子宮も硬くなり妊娠しづらくなります。

また、血流が悪いと着床しやすいふかふか柔らかい子宮内膜になりません。

黄体ホルモンの分泌量も減少し、卵巣へ酸素が十分に送られなくなり、

卵子の成長に影響してしまいます。

 

このように、冷えは妊活にとって悪いことばかりなのです。

 

お腹のあたりに手のひらをあててみて下さい。少し冷たいなと感じたら、

子宮が冷えている証拠です。

舌の温度よりも低いものはなるべく口にしないように、温かいものを食べ、飲んで

体を冷やさないように習慣を変えてみましょう。

 

では、体を温める食べ物にはどんなものがあるがご紹介します。

 

体を温める食材

・しょうが(生よりも乾燥させたもの)

・かぼちゃ

・山芋

・ねぎ

・ごぼう

・こんやく

・レンコン

・海藻

・ラム肉

・青じそ

 

寒い地域で採れるものは体を温め、暑い地域で採れるものは体を冷やします。

南国で採れるマンゴーやバナナ、ルイボルティーなどは実は冷やしてしまうのです。

どこで栽培される食材なのかを調べると、体を冷やす食材を上手く避けることが出来ますね。

 

 

 

 

 

ポイント②「まごわやさしい」を基本に!

 

妊活中の食事は和食中心を心がけるようにしてください。

 

今から90年ほど前、大正時代には現在よりも21倍もの人が、

45歳以上で出産をしていました。

現代のように不妊治療の技術もない時代に、

自然に高齢でも出産していた人がたくさんいらっしゃったのです。

 

その当時と違う事。

 

不妊の人が多くなっている原因のひとつが、食生活の変化だと考えられています。

大正時代には少しずつ洋食も広まってきていましたが、

一般家庭ではまだ質素な和食で生活していた時代です。

麦飯に漬物、味噌汁に魚の干物、毎日がそんな食事の時代です。

今は世界各国あらゆる料理が楽しめ、家庭でも普通に洋食を作ります。

朝はパンにフルーツ、グラノーラ、スムージーなんかが当たり前になっています。

そのような食生活の変化が、不妊で悩む人を苦しめている要因のひとつではないでしょうか。

 

45歳以上でも、多くの方が出産されていた時代の食事にできるだけ近づけるよう、

食生活を見直してみて下さい。

 

そんな中でも、「まごわやさしい」を押さえておけばOK!

 

「まごわやさしい」とは・・??

ま:まめ

ご:ごま

わ:わかめ(海藻類)

や:野菜

さ:魚

し:しいたけ(きのこ類)

い:いも

 

 

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これを基本に日々の献立を考えて下さい。

昔ながらの食事が妊娠しやすい体へと近づけてくれます。

 

 

 

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ポイント③赤い食材を摂ろう!

 

赤い色をした食材は、血を作り出してくれると言われています。

女性は毎月生理があるので、貧血の方がとても多いです。

子宮内膜を厚くするためにも、血が十分に必要です。

また、妊娠するとより貧血になりやすいので妊活中からしっかりと血を補うよう心がけましょう。

 

簡単に血が足りているかどうかテストする方法があります。

鏡の前で「あっかんべー」のポーズをしてみて下さい。

下まぶたの裏側が白くなっていると貧血状態で要注意です。

 

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貧血の場合は鉄剤を処方される場合が多いですが、鉄剤は胃が荒れやすいと言われています。出来る限り食事からしっかりと血を作りましょう。

 

血を補う赤い食べ物

・パプリカ

・人参

・棗(なつめ)

・クコの実

 

 

 

 

 

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ポイント④黒い食材を摂ろう!

 

伝統健康法では、黒い食材は「腎」に効くと古くから言われています。

そして、腎は生殖機能に深く関わることから、赤ちゃんを授かりたい時は

黒い食べ物を食べると良いとされています。

 

黒い食べ物

・黒豆

・黒ゴマ

・ひじき

・わかめ

・昆布

・しいたけ

・ごぼう

・黒酢

 

 

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ポイント⑤良質な植物性たんぱく質を摂ろう!

たんぱく質は筋肉や皮膚、ホルモンなど重要な要素を構成している大切な栄養素です。

動物性のたんぱく質は肉よりも魚を多めに、また植物性たんぱく質をより多く摂るように心がけましょう。

1日に自分の手のひらの分量ぐらいを目安に食事に取り入れて下さい。

 

植物性たんぱく質

・豆腐

・納豆

・湯葉

・きな粉

 

 

 

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ポイント⑥ネバネバ食品を摂ろう!

ネバネバした食品には、「糖鎖(とうさ)」という細胞同士の情報伝達に必要な物質が含まれています。

糖鎖は細胞ひとつひとつにくっついていて、アンテナのようにそれぞれの情報をキャッチしあっています。

糖鎖が不足してしまうと、細胞同士の情報共有が上手くいかず不調や病気に繋がります。

健康を維持するために欠かせない糖鎖は、

ホルモン分泌や卵子と精子の受精の鍵も握っています。

 

糖鎖は常に病原菌や細菌の撃退に使われているため、現代人の40%が不足しています。

また、加齢によっても減少していきますので、日々体の中に糖鎖を補給する必要があります。

赤ちゃんを授かる為に、その後も健康に過ごすためにネバネバ食品で糖鎖を体内に取り入れましょう。

 

 

糖鎖を含むネバネバ食品

・納豆

・オクラ

・山芋

・なめこ

・めかぶ

・モロヘイヤ

・・・など

 

 

 

 

ポイント①~⑥までを参考に、老化を防ぐビタミンC、ホルモンを作り出すビタミンE、

葉酸、鉄分、亜鉛などの栄養素もしっかりとバランスよく食事に取り入れるよう心がけて下さい。

 

何かひとつをたくさん食べるのではなく、大切なのはバランスです。

あとは腹八分目におさえ、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

 

ビタミンCが多い食材

・ブロッコリー

・パプリカ

・菜の花

・ケール

・ゆず

・芽キャベツ

 

ビタミンEが多い食材

・アーモンド

・いわし

・たらこ

・あんこうの肝

・モロヘイヤ

 

葉酸が多い食材

・ブロッコリー

・小松菜

・アスパラガス

・パセリ

・クレソン

・枝豆

・春菊

 

鉄分が多い食材

・パセリ

・卵黄

・しじみ

・ほうれん草

・モロヘイヤ

・ニラ

 

亜鉛が多い食材

・牡蠣

・煮干し

・ごま

・豚レバー

・うなぎ

 

 

では、逆に妊活中に摂らない方が良い食材、

気をつけたい食生活はどんなものがあるのでしょうか。

 

良いと言われるものをバランスよく摂ると同時に、

避けられるものは避けて赤ちゃんに出会える近道を作りましょう。

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その①

トランス脂肪酸

 

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近ごろ良く耳にする「トランス脂肪酸」をご存知でしょうか。

トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一種で、多くは植物油を加工する工程でできるものです。

 

WHO(世界保健機関)は「トランス脂肪酸量は総エネルギー摂取量の1%未満とすべき」と勧告し、アメリカのFDA(食品医薬品局)は、2018年以降トランス脂肪酸を含む油脂の食品使用を原則禁止すると発表しています。

 

他国でのトランス脂肪酸に対する状況をまとめてみました。

 

アメリカ ニューヨーク市:トランス脂肪酸の完全使用禁止。

オランダ:トランス脂肪酸が含まれる製品を販売禁止。

デンマーク:トランス脂肪酸の含有量制限が2%。違反すると罰則の対象に。

韓国:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。

台湾:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。

中国:トランス脂肪酸の食品表示を義務化。乳幼児への食品に対しては使用禁止。

 

 

このようにトランス脂肪酸は世界的にも危険視されている脂肪酸ですが、

日本では摂取量が他国と比べ少ないとされ、何の規制もされていないのが現状です。

 

トランス脂肪酸はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増やし、

HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らしてしまい、

冠動脈疾患のリスクを高めることが指摘されています。

 

体内に蓄積され、細胞膜の形成を阻害し、免疫異常となり、老化に繋がる活性酸素を大量に発生させます。

トランス脂肪酸は、癌、動脈硬化、アレルギー疾患、心疾患、うつなどの原因として考えられます。

 

また、トランス脂肪酸の摂取により卵子や精子の質が下がり、排卵性の不妊に繋がる危険性も考えられます。

妊活中の場合は、控える方が良いと言われています。

 

トランス脂肪酸を多く含む食品

・マーガリン

・ショートニング(ケーキやお菓子の材料になります)

・サラダ油

・キャノーラ油

・チョコレート

・マヨネーズ

・カップ麺

・スナック菓子  などなど

 

 

マーガリンやショートニング、植物性油脂が材料となって作られたものには、トランス脂肪酸が含まれています。

アイスクリームやドーナツ、菓子パン、市販の揚げものなども注意です。

 

マーガリンやサラダ油は安価なので、家庭でも使う方が多くいらっしゃいますが、

オリーブオイルや米油、ごま油、亜麻仁油などを使うように油を見直してください。

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その②

カフェイン

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女性の場合は、カフェインを1日500mg摂取した場合、不妊の割合が45%増加すると言われています。

これはコーヒーに換算すると、1日5杯以上に相当します。

 

また、妊娠した場合は、1日に2~3杯以上コーヒーを飲むと流産のリスクを高める可能性があります。

1杯くらいであれば問題ありませんが、カフェインを含むものはできるだけ減らすのが賢明です。

 

カフェインを含む飲み物

・コーヒー

・紅茶

・緑茶

・ほうじ茶

・烏龍茶

・玄米茶

・抹茶

・ココア

・コーラ

・栄養ドリンク

 

 

妊活中にできるだけ避けてほしい食べ物その③

乳製品、チーズ

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ハーバード大学の研究で、低脂肪や無脂肪に調整された乳製品の摂取が

排卵障害のリスクを高めるという事が分かりました。

 

低脂肪牛乳やヨーグルトなどは控えるようにしましょう。

 

 

また、チーズは精子の濃度や運動率に悪く影響します。

ご夫婦ともに乳製品の摂取はできるだけ控え、低脂肪、無脂肪に調整したものとチーズは避けるようにしましょう。

 

 

 

以上の3つが妊活中にNGな食べ物です。

 

日頃の食事のなかに、こんなに恐ろしいものがあったのかと

少し怖くなってしまうものもありましたね。

ただ、知らなければ妊娠までの道のりは遠ざかっていたかもしれません。

 

体に良いもの・悪いものをこれで把握できましたので、

あとは日々の生活を少し見直せば体質は少しずつ変化していきます。

 

無理はせず、バランス良く夫婦一緒に取り組んでください。

 

サプリメントなどで補助するのもOKです。

妊活に良い食事は、妊娠中にも、出産後自分自身だけでなく家族の健康にも良い食事です。

長く長く続けていけるよう、それぞれのご家族なりのやり方を見つけて下さいね。

 

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