体や見た目の若返りに効果あり!?老化防止ホルモン「グレリン」とは

皆さんこんにちは!

 

萬育堂の鍼灸師・店長の橋本です(^o^)/

 

本日は若返りの効果があると言われている「グレリン」についてご紹介します!

いつまでもステキな自分を保ちたいと思っている方は必見です♪

 

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◆グレリンとは?

胃から産生されるペプチドホルモン(アミノ酸を組み合わせて作られるホルモン)です。脳にある視床下部(ししょうかぶ)・下垂体(かすいたい)に働きかけ「成長ホルモン」の分泌を促進させ、食欲を増進させる作用があります。

 

◆なぜ若返りと関係があるの?

グレリンが産生されると「成長ホルモン」の分泌が促進されます。「成長ホルモン」は「若返りホルモン」と言われており、15歳から20歳の間に分泌のピークを迎え、その後は加齢とともに減少していくと言われています。

 

その分泌量は40歳で20歳の時の約40%です。80歳を超えると約5%まで減少してしまいます。成長ホルモンが出なくなると心臓の機能が低下し、血流が悪くなったり、新陳代謝が悪くなるといった体への悪影響が現れ、肌にも多大なダメージを与えます。

 

なので成長ホルモンの分泌が低下してしまうと「老化」が始まってしまうということです。

 

他にもグレリンの作用としてはたんぱく質、脂肪、炭水化物などを使って骨や筋肉を新しく作り変える指令を全身に送ってくれます。また前述した通り、食欲を増す作用もありますが成長ホルモンも一緒に分泌が促進されるので「脂肪」がドンドン燃えてくれるのでダイエット効果もあります(^^)/そして必要な時にのみ食欲が増すので、食べ過ぎて太ってしまうという心配もありません。

 

◆グレリンの分泌を促進させるためには?

このグレリンですが分泌を促進させるためには、「断食」がおすすめです。

性質として「断食」をすると血中での濃度が上がり、食べ物を食べると血中濃度が下がります。また、太っていると血中濃度が下がり、痩せていると血中濃度が上がると言われています。

 

ニューイングランド医学ジャーナルに掲載されたある研究では、6ヶ月間のダイエットの後で約24%もの「グレリン」値が上昇したという研究結果もあります。またオクラホマ大学の研究では、男性ボディビルダー対象の6ヶ月間のダイエットで約40%の上昇がみられています。

 

睡眠不足の状態でもグレリンが分泌されますが、成長ホルモンを分泌させるためには、睡眠は絶対不可欠なものになります。ですので、グレリンを分泌させるために、わざと「睡眠を不足させる」方法は、不効率ですのでやめましょう。また寝不足状態が続くと「セロトニン」不足となる可能性もあり、セロトニンが不足することによって「満腹中枢」の機能が低下し、満足感が得られにくくなり過食傾向になります。結果、グレリンの食欲促進作用と「満腹中枢」の機能低下によって肥満になるという悪循環に繋がります。

 

気を付けましょう!

 

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◆グレリンと拮抗作用のある「レプチン」とは?

 

一方では「レプチン」というホルモンもあり、脂肪細胞に隠れるように貯蔵されています。なので肥満体質で体脂肪が多い方ほど、体内に多く貯蔵されていることになります。このレプチンが分泌される事によって「食欲」を抑える効果があります。一見、結果としてはこのレプチンが沢山分泌されていることによって食べ物への欲が抑えられると思います。ですが、研究によってレプチン値が高くても、肥満状態の人は食べ続けてしまいエネルギー消費も増えないという結果が出ています。

 

この様な状態は「レプチン抗体性」といわれています。

体重が増えるとともに脳へ伝達される信号がストップされてしまったり、感度が落ちたりして食べ続けてしまうことになるので注意しましょう!

 

また「レプチン」はリバウンドの原因にもなります。

ダイエット後、体脂肪が減ってもレプチンの受容体の感度は元の状態に戻るまで時間がかかります。つまり、痩せてもしばらくは食欲がなかなか抑えられない状態が続きます。この作用をしっていれば、なぜお腹が減ってしまうのか理解できますね!

 

この「レプチン」と「グレリン」をコントロールするには…

 

1.しっかりとした睡眠をとる

2.体脂肪を減らす

 

以上2点がポイントなります(^^)/

 

どちらも生活を行う上で必要不可欠なものになります。

上手くコントロールしてくださいね。

 

リラックス

 

「グレリン」の若返り効果で、あなたも更に美しさが増します様に・・・♡

 

 

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橋本みさき

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睡眠不足について

こんにちは。

妊活カウンセラー、温灸カッサ療法士こと店長の奥田です。

 

皆さんは、睡眠不足に悩んだことはないですか?

夏の蒸し暑さや冬の寒さで寝つけない・・・

また、疲れているのに寝つけない・・・

そんな睡眠不足により引き起こされる可能性がある病気について、お話をしていきます。

大きく3つあります。

 

高血圧

一番は、生活習慣病の中で最も患者・予備軍の多い高血圧です。

これは、ァメリカ・シカゴ大学保健学部の研究者らによって十分な睡眠をとっていない

中高年では高血圧になる可能性が高いと発表されています。

睡眠時間が少ないほど高血圧になる割合が高く、睡眠時間が6時間と5時間のグループを

比較すると、5時間のグループが高血圧になる割合が37%も高いとのことです!!

この5時間のグループの睡眠の質の低下がより深刻と研究者らは指摘しています。

睡眠の質の低下とは、睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)があると

高血圧のリスクはより高くなるということです。

 

なぜ、睡眠障害が高血圧を引き起こすのでしょうか?

それには自律神経が大きく関係し、一般的に、健康な人の血圧の一日の変化は、

起床時から血圧が上昇して80-120mmHgあたりです。

日中を過ごして夕方になると少しずつ血圧が低下し、眠っている間は低くなります。

これは、日中の活動時には交感神経が優位となり、就寝中には副交感神経が

優位となるからです。

そのため、睡眠障害によって睡眠中に何度も覚醒していると、目は開いてなくとも

脳が覚醒することで交感神経が優位となり、日中同様の血圧の高さとなり

高血圧を招くことになります。

 

ある研究では、夜間/早朝高血圧は「心筋梗塞」や「脳卒中」のリスクを

持続性高血圧(一般的な高血圧)の6倍に上げるという報告があるようです。

高血圧の治療を受けている人の中には、降圧薬を服用しても血圧が下がらない人が意外に多いそうです。

そして、高血圧の人の約10%に質の良い睡眠がとれない睡眠時無呼吸症候群があり、

高血圧が降圧薬で改善しない人は、睡眠障害を疑ってみてもいいかもしれませんね。

血圧上昇

糖尿病

以前にもブログで何度が取り上げました。

11月14日世界糖尿病デー高血糖と中性脂肪と心筋梗塞 小児糖尿病 

糖尿病患者も日本人には多いですが、糖尿病の95%を占めるⅡ型糖尿病にも

睡眠不足は大きく影響がありそうです。

糖尿病はインスリンの分泌異常により血糖が過剰になる病気です。

通常、高血糖になることなく過ごしていられるのは、血糖値を下げるホルモンである

インスリンがすい臓から分泌され、血糖の量をコントロールしているからですが・・・

睡眠不足はインスリンの効きを低下させてしまい糖尿病を発症することになります。

 

肥満

睡眠不足が太る原因になるのは、睡眠とホルモンが、私たちの食事態度に影響を

与えるからです。

空腹を感じるグレリンと呼ばれるホルモンと、脳に「もうこれ以上食べるのはやめよう」と

指令を出すレプチンというホルモンの存在が関係します。

睡眠不足になると、グレリン が増え、レプチンが減少するため、空腹を感じる作用が

鈍くなり、食欲が増進され、肥満になるのです(>_<)

 

※レプチンは10年くらい前に発見された物質で、脂肪組織で産生しています。

食欲を抑制する働きがあるホルモンで主に脳の視床下部の満腹中枢に働いています。

※反対にグレリンは5年位前に発見された物質で、胃から産生されます。

(ちなみに発見者は日本人の方です(^^)v)

 

食欲を亢進する働きがあるといわれています。

肥満になることで、先に上げた糖尿病、高血圧にもつながります。

高血圧

 

シカゴ大学メディカルセンターでおこなわれた調査結果があります。

健康な若い男性に2日間とも睡眠時間を4時間にて調査をしたところ、

4時間以上寝ていた時に比べて、彼らは24%も過剰に、キャンディーや

クッキーなどの甘いお菓子、チップス系やナッツ系の塩辛いもの、

スターチ(とうもろこし由来のでんぷん)をたくさん含んだパスタやパンなどを好んで食べたそうです。

どれも太る食べ物ばかりですよね。。。

さらに、睡眠不足によって、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。

このストレスホルモンがインスリンの分泌を促すため、体内に脂肪が

蓄えられやすくなるという要因もあるそうです。

 

上記3つの主な病気の現象を見てみるとホルモンバランスと自律神経が関係しています。

そしてそれは、「脳」が司っています。

では、質の良い睡眠をとる方法を見ていきましょう!

 

睡眠の質

よく成長ホルモンの分泌に良いとされている夜10時~午前2時に深い睡眠をとると

よいとされています。

成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるホルモンのことで脳・内臓・骨・筋肉などの

メンテナンスや細胞の修復などをして疲労を回復させるとされています。

成長ホルモンの分泌は、前半のノンレム睡眠の時に多く分泌されて

3時間ほど続くといわれています。

さて、質の良い睡眠をとるポイントです!!

 

◎入浴は、寝る1時間以上前にする

寝る直前に入浴すると交感神経が興奮してしまい寝つけなくなります。

 

◎脳を休める

寝る直前までパソコンや携帯、テレビなどの光は、脳を悲劇してしまいます。

就寝前は、頭と体を休めるリラックスタイムを設ける。

 

◎食事は寝る2時間前までにする

深夜に胃がもたれるものを食べると消化に負担がかかり、良眠を妨げます。

 

◎カフェインが入っている飲み物は、4時間前までにする

就寝前にカフェインを摂ると、脳が興奮状態になって寝つきが悪くなるため、 コーヒーや紅茶、緑茶などの

カフェインを含む飲み物は4時間前までにしておきましょう。

また、アルコールも寝つきを悪くします。

 

◎マッサージなどで力強く揉む行為は早い時間にする

運動した時の同程度の興奮状態になるため、早い時間にしましょう。

 

特に夏などは、暑さから疲労へとつながります。

さまざまのことを引き起こしかねないです。

しっかりと質の良い睡眠をとり脳のホルモン分泌を正常にしましょう。

良い睡眠

また、睡眠ホルモンであるメラトニンは、年齢を重ねると分泌量が減ってきます。

メラトニンを補うものとして「棗」があります。

棗には、メラトニンの類似物質が含まれています。

メラトニンの分泌

萬育堂では、ホルモン分泌を調整している「たんぽぽ茶ショウキT-1Plus」と

メラトニンを補ってくれる「棗参宝」で質の良い睡眠のサポートをしています。

是非、一度、ご相談ください。

 

萬育堂薬房 店長

子宝カウンセラー指導士

温灸カッサ指導士

奥田恭子

萬育堂薬房

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