こんにちは!
暑い日が続いてますか熱中症は大丈夫ですか?
なんと体重の10%程度の水分が蒸発すると
自覚症状がなくても「軽脱水」に近い状態になるんですって!
実際に汗をかいてなくても皮膚表面から水分は蒸発しています。
のどが渇いてなくても水分補給はくれぐれもこまめに行って下さいね!
さて、今回は居酒屋に入ると注文したくなる「トマト」にスポットを
あててみましょう!
実はトマトは「ナス科」なのです!ちょっと意外でしょ。
含まれる栄養素としてはビタミンC、ビタミンA、カリウム、カロテンなどなど・・・
そしてトマトの品種は皮の色によって桃色系と赤色系に大別されます。
日本では生食用の中玉以上の大きさのものはほとんどが桃色系で、
酸味と甘味の強い赤色系品種は加工用に向いています。
このトマト、日本で食べられていた歴史は以外に浅くて
原産地は南米ペルーのアンデス高地や
エクアドルあたりといわれています。
その野生種は小型で緑色をしたチェリートマトで、
インディアンの移住にともなって中央アメリカに伝わり、
アステカ帝国(13世紀末メキシコに侵入したインディオが
築いた軍事・経済帝国。1521年スペイン軍に征服されて滅亡)の頃、
作物化が進んだものとみられています。
16世紀、アステカ帝国を征服したスペイン人によって、
じゃがいもとともにヨーロッパに渡りましたが、
最初は観賞用として栽培されていたようです。
18世紀以降細々と食用にされてはいたようですが、
トマトが一躍脚光を浴びるようになったのは19世紀、
イタリアのナポリでトマトソースが生まれてからのこと。
その後飛躍的にヨーロッパ各地で品種改良を進めながら広まり、
北欧では生食用トマトが、南欧では加工用トマトが発達しました。
南米原産のトマトがヨーロッパに伝わり、19世紀になって再び、
今度はアメリカ大陸、北米に伝わりました。
アメリカで品種改良が進み、現在日本で流通している桃色の
大玉トマトは20世紀になってアメリカから導入された品種です。
しかし、実は日本にトマトが伝わったのはアメリカよりも古く、
オランダ人によって宝永5年(1708)、長崎に伝えられていました。
当時は「唐柿(とうがき)」、「唐茄(とうなす)」、
「蕃茄(あかなす)」などと呼ばれていましたが、
赤い色と特有の青臭さから好まれず、もっぱら観賞用だったようです。
明治になって食用に栽培したことがあるそうですが
「たっぷり砂糖をつけてやっと食べた」
という新聞記事もあるそうです。
今では日本のトマトが品種改良を重ねて食味がおいしく甘くなり、
生食で充分おいしくなっています。
ちなみに中国では今でも砂糖をつけて食べる習慣があるのだそうですよ。
一度試してみてはいかが?
萬育堂薬房WEB担当
村田 萌
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