カッサ療法士育成講座

皆様、こんにちは。

 

ひよこ店長こと、島原です。

 

第8期もあと残すところあと一回となり、来月から第9期が始まっていきます。

萬育堂で行っている、カッサ療法士育成講座のことについてお話をします。

 

カッサ療法士育成講座とは?

カッサ療法士育成講座とは、カッサ療法士を育成していくことを目的としたコースです。

萬育堂で行われている講座では、卲輝先生を講師としてお招きして勉強を行っています。

 

卲輝先生は中医学に造詣が深く、漢方、鍼灸、カッサ、西洋医学、研究開発と広い分野で活躍されている先生です。

 

その卲輝先生を招いての講座は治療の考え方、理論、実際の施術の仕方まで教えていただきます。

 

そもそもカッサって何?

そもそもの話ですが、カッサってどういうものか知っておられるでしょうか。

最近カッサのブームがあり、名前は知っている方や、実際持っている方もおられると思いますが、詳しく知らない方が多いので紹介したいと思います。

 

カッサとはもともと中国の民間療法で、漢字では刮痧と書きます。この意味はひっかいて赤い発疹のような寫を出すという意味があります。

この寫は東洋医学では邪ともいい、体の中に溜まった悪さをするものを外に出したという風にとらえます。

つまりもともとはひっかくようにして、背中などが真っ赤になるようにして邪を出すのが、本来のカッサなのです。

 

カッサ療法士育成講座で習うソフトカッサとは何か?

 

では、カッサ療法士育成講座では今のような背中を真っ赤にするようなことを教えているかというと、違います。

当講習では卲輝先生が考えられた、ソフトカッサを勉強していきます。

 

ソフトカッサとは本来、邪をだし、真っ赤にする方法であるカッサに対し、柔らかく施術をすることで日本人の体格に合った施術のやり方となっています。

またソフトカッサの魅力は、柔軟な応用力にあります。

 

たとえば、リンパマッサージやボディーケア、オイルマッサージや、アロママッサージ、鍼灸治療や推拿など、いろいろな施術の中に取り込んでも活かすことができます。

 

カッサ療法士育成講座では基本的なやり方はお教えしますが、それに捕らわれずとも、今まで勉強されてきたことを応用し、さらなる発展をしていきたいと考えておられる、施術者の方にも大変お勧めのものとなっています。

実際私も鍼灸の知識と、ボディケア、推拿などと組み合わせながらやることで治療の効率と治療前後の体の変化がしっかりと分かるほどになってます。

 

当カッサ療法士育成講座の特徴

 

カッサ療法士育成講座の特徴は二つあります。

まずは、中医学に造詣の深い医学博士が講習を行ってくださっているというところ。

またカッサはメノウのカッサを使用していること。

 

この二つが特徴としてあげられます。

 

メノウカッサの特徴

 

カッサの多くは水牛を使った施術を行っていきます。

これは本来中国の民間療法の時代から、寫をだしていくというために使われていたからと考えられます。

しかし、水牛は漢方では寒の性質があり、体を冷やすという性質があります。

邪が入り込み、体に熱が溜まっているときはいいですが、日本人の多くは水が身体に溜まり流れが悪くなることで体が冷えるということが多く見られます。

 

漢方でも海に囲まれて湿度の高い日本では病気の多くは水の病であるという風にも言われ、よく水はけを良くする漢方を好んで処方されることがあります。

 

そこで当カッサ療法士育成講座ではメノウのカッサを使うこととしております。

 

メノウのカッサの特徴は次のようなものがあります。

・陰陽のバランスが非常に良い

・水を引き付ける力があり、体に溜まった水の流れを良くしてくれる。

メノウのカッサは非常に陰陽のバランスが良いので、体に対する副作用が少なく、どんな体質の方にも使いやすくなっています。

また先ほどもお話いたように日本人は体に水が溜まって起こるものが多いので、水を引き付け流れをよくするメノウは日本人特に冷え症などを持つ女性には最も適した石と言えます。

 

中国の民間療法と言え、やはり日本でやる以上日本人の体質に合った石を使うのは当然のことだと思います。

 

また当カッサ療法士育成講座では天然のメノウを使ったショウキストーンを使っています。

 

ショウキストーンの特徴

 

ショウキストーンの特徴は先ほども話したように天然のメノウを使っていることと、勾玉の形をしていることです。

勾玉の形をしているというのは、なぜかというと勾玉には太極図にもあるように陰と陽があるのです。

 

人間の体にも陰の性質も持つ部分と陽の性質を持つ部分があります。

その陰と陽のバランスを整えることで体調を整えていくということを考えていきます。

 

これは鍼灸の経絡にも通じるところです。

このため経絡のツボを勉強をしていくことを一緒にしていきます。

 

なのでこのソフトカッサはより効果の高い、日本人のための形や材質にこだわりのあるカッサを使った治療ということになります。

関西では数少ないカッサ講習会

 

カッサは関東方面では多くの勉強会があるものの、関西では少ないのが現実です。

東京あたりまで勉強されに行かれている方も多くおられると思います。

 

関西では少ないとはいえ、本場中国の先生から中医学を基にした施術を学べ、またツボなどの説明もしっかりと行っておりますので、他の勉強会と比べても申し分ないと考えております。

 

また誰でも参加しやすいように、かなりリーズナブルなお値段となっています。

 

1クールが30,000円で、教材費も最初にかかるのみ、2クール参加いただいたら認定書をお渡しいています。

 

主婦の方の参加もおられますし、仕事として使われる方の参加も多く来られます。

 

来月10月11日から新しく開講します。

まだ定員に余裕がございますので、お早目に申込みをよろしくお願いいたします。

 

 

萬育堂薬房店長

薬剤師

鍼灸師

島原順一

 

萬育堂薬房

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