熱中症!!湿度にも気を付けよう!

こんにちは。

妊活カウンセラー、温灸カッサ療法士こと店長の奥田きょうこです。

夏と言えば、熱中症が気になりますね。

真夏日や熱帯夜となる日数が増えていることもあり益々気になります。。。

気象庁によると、長期間の統計があり都市化の影響を受けにくい全国13地点

の平均で、最高気温が30℃以上の真夏日は、1931年~40年は、

年36.6日だったのが、2013年までの10年で44.1日も増えたとのことです。

 

そして、夜の最低気温が25℃を下回らない熱帯夜は、40年までの10年間は

11.2日だったのが、昨年までの10年間は24.7日に倍増しているとのことです。

 

2013年は、熱中症で搬送された人は5万8729人(6~9月)!!

同期間の集計を始めた2012年以降、最多だったことが総務省消防庁で

報告されています。

死者は88人で、最多だった22年の171人から大幅に減少、逆に軽症者は

4千人以上増えた暑い夏だったようです。

年齢別でみると65歳以上の高齢者が全体の47.4%を占めていたようです。

年齢と共に体温調整も難しく、もったいないからと言ってクーラーを使わないのも

考え直した方がいいですね。

さて、今回は熱中症について、お話をして行きます。

 

熱中症になりやすい時期

熱中症は、気温が高いときに意識する方が多いかと思いますが、

実は、湿度も関係しています。

そのため梅雨明け前後など、気温上昇する日があったり、

また、ちょっとした小雨が降るといった天候があります。

少し気温が低くなり、小雨がふり湿度が高い日が要注意です。

体温は、汗が蒸発して体温が下がります。

湿度が高いと汗が蒸発しにくいので体温が下がらないので

体温が上がったままになります。

実際に気温23℃湿度86%の日に搬送者数が増える例があります。

最近の天気予報では、湿度も伝えられていますので

天気予報の熱中症情報チェックも欠かさずにしてみてください。

 

熱中症の対策・予防

熱中症で搬送される人が多くなっているのは、環境による体質が

一つ要因として関係しているのではないかと思います。

私たちの周りには、幸いクーラーが効いて涼しく過ごせる環境が多いです。

特に仕事とされているかは、長時間、涼しい場所で過ごすことで

気温の上昇についていけなくなりことで熱中症へ繋がります。

 

①風呂に浸かる

暑い夏、ついついシャワーになりがちですが

熱いお風呂にしっかりと浸かることで汗を掻きやすくします。

汗は掻きたくないかも知れませんが、本来の身体に備わった機能を

正常にすることと、また、クーラーで冷えた身体をしっかりと温めてくれますので

夏こそお風呂に浸かる機会を増やしましょう(*^。^*)

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②水分補給

よく言われますが、まめな水分補給です。

汗を掻くのを抑えるために水分を取らないのはNGです。

普段より汗をかいた時には、水より炭酸水がおススメです

炭酸水は、血行をよくし胃の働きを活発にする効果があります。

胃が活発になり水分が早く小腸に送られ吸収も速くなるため脱水予防にもなります。

冷たい物をがぶ飲みするのは、注意しましょう。

内臓が冷えてしまい、胃の活動も低下し食欲不振に繋がり

夏バテになってしまします。

常温のものでこまめな水分補給を心掛けましょう(*^。^*)

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③食事

トマトやきゅうりなどの夏野菜には、夏の暑い日差しをあびてもみずみずしいですよね。

これは、カリウムという非常に身体に効果のある栄養成分があり、体の水分バランスを保つ効果があります。

汗と一緒にカリウムが失われると脱水になりやすくなります。

例えば、トマトのリコピンやナスのナスニンは抗酸化作用があり

暑さによるダメージを回復してくれる。

夏野菜で注意することは、伝統健康法でいうと身体を冷やす性質が多いということです。

トマトやきゅうりなどは、生で食べると美味しいですが、身体を冷やしがちになるため

熱を通すや暖かい物と一緒に食するなど工夫をしてみてください。

トマトは、スープや焼いたりするととても美味しいですよ(*^。^*)

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④睡眠

熱中症は、気温や湿度以外に夏の疲れでも起こりやすくなります。

夏の夜は、熱くて寝不足なりがちですので、こんな時こそクーラーを活用しましょう。

睡眠中の体温変化は、睡眠後4時間すると体温が最も下がるのでクーラーが付いたままだと体が冷え切ってしまうので

3時間後に切れて5時間後に入るようにタイマーするのがベストです。

そして、温度は28度設定がベストです。

前回、ご紹介した睡眠不足も参考にしてみてください。

 

熱中症で倒れた場合の対処方法

予防をしっかりとしていても倒れたりした場合や周りで倒れた人を

介護するときの応急処置も知っておきましょう!

倒れた場合は、氷嚢等で身体を冷やすことです。

場所は、太い静脈がゆっくりと流れている首筋・脇の下・足の付け根です。

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ただし、おでこを冷やすと身体が冷えたと脳が判断し熱を下げなくなるため

冷やさないでおきましょう!

 

2014年の夏は、どんな夏になるのでしょうか?

梅雨が明けて蝉が一斉に泣き出しています。

楽しい夏を過ごしてもらうためにも、日々の食生活や生活習慣、環境に

気を付けてくださいね。

 

萬育堂では、基本となる健康的な身体作りのためのサポートを行っております。

何気ないことでも気軽にご相談ください。

ご来店をお待ちしています(^_^)/

 

 

萬育堂薬房 店長

子宝カウンセラー指導士

温灸カッサ指導士

奥田恭子

萬育堂薬房

〒530-0046

大阪市北区菅原町10-11 ジーニス大阪105

電話:06-6311-5181

メール:info@banikudo.com

ツイッターID:@banikudo

お問い合わせはお電話かメールにてお待ちしております。

 

 

 

 

 

睡眠不足について

こんにちは。

妊活カウンセラー、温灸カッサ療法士こと店長の奥田です。

 

皆さんは、睡眠不足に悩んだことはないですか?

夏の蒸し暑さや冬の寒さで寝つけない・・・

また、疲れているのに寝つけない・・・

そんな睡眠不足により引き起こされる可能性がある病気について、お話をしていきます。

大きく3つあります。

 

高血圧

一番は、生活習慣病の中で最も患者・予備軍の多い高血圧です。

これは、ァメリカ・シカゴ大学保健学部の研究者らによって十分な睡眠をとっていない

中高年では高血圧になる可能性が高いと発表されています。

睡眠時間が少ないほど高血圧になる割合が高く、睡眠時間が6時間と5時間のグループを

比較すると、5時間のグループが高血圧になる割合が37%も高いとのことです!!

この5時間のグループの睡眠の質の低下がより深刻と研究者らは指摘しています。

睡眠の質の低下とは、睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)があると

高血圧のリスクはより高くなるということです。

 

なぜ、睡眠障害が高血圧を引き起こすのでしょうか?

それには自律神経が大きく関係し、一般的に、健康な人の血圧の一日の変化は、

起床時から血圧が上昇して80-120mmHgあたりです。

日中を過ごして夕方になると少しずつ血圧が低下し、眠っている間は低くなります。

これは、日中の活動時には交感神経が優位となり、就寝中には副交感神経が

優位となるからです。

そのため、睡眠障害によって睡眠中に何度も覚醒していると、目は開いてなくとも

脳が覚醒することで交感神経が優位となり、日中同様の血圧の高さとなり

高血圧を招くことになります。

 

ある研究では、夜間/早朝高血圧は「心筋梗塞」や「脳卒中」のリスクを

持続性高血圧(一般的な高血圧)の6倍に上げるという報告があるようです。

高血圧の治療を受けている人の中には、降圧薬を服用しても血圧が下がらない人が意外に多いそうです。

そして、高血圧の人の約10%に質の良い睡眠がとれない睡眠時無呼吸症候群があり、

高血圧が降圧薬で改善しない人は、睡眠障害を疑ってみてもいいかもしれませんね。

血圧上昇

糖尿病

以前にもブログで何度が取り上げました。

11月14日世界糖尿病デー高血糖と中性脂肪と心筋梗塞 小児糖尿病 

糖尿病患者も日本人には多いですが、糖尿病の95%を占めるⅡ型糖尿病にも

睡眠不足は大きく影響がありそうです。

糖尿病はインスリンの分泌異常により血糖が過剰になる病気です。

通常、高血糖になることなく過ごしていられるのは、血糖値を下げるホルモンである

インスリンがすい臓から分泌され、血糖の量をコントロールしているからですが・・・

睡眠不足はインスリンの効きを低下させてしまい糖尿病を発症することになります。

 

肥満

睡眠不足が太る原因になるのは、睡眠とホルモンが、私たちの食事態度に影響を

与えるからです。

空腹を感じるグレリンと呼ばれるホルモンと、脳に「もうこれ以上食べるのはやめよう」と

指令を出すレプチンというホルモンの存在が関係します。

睡眠不足になると、グレリン が増え、レプチンが減少するため、空腹を感じる作用が

鈍くなり、食欲が増進され、肥満になるのです(>_<)

 

※レプチンは10年くらい前に発見された物質で、脂肪組織で産生しています。

食欲を抑制する働きがあるホルモンで主に脳の視床下部の満腹中枢に働いています。

※反対にグレリンは5年位前に発見された物質で、胃から産生されます。

(ちなみに発見者は日本人の方です(^^)v)

 

食欲を亢進する働きがあるといわれています。

肥満になることで、先に上げた糖尿病、高血圧にもつながります。

高血圧

 

シカゴ大学メディカルセンターでおこなわれた調査結果があります。

健康な若い男性に2日間とも睡眠時間を4時間にて調査をしたところ、

4時間以上寝ていた時に比べて、彼らは24%も過剰に、キャンディーや

クッキーなどの甘いお菓子、チップス系やナッツ系の塩辛いもの、

スターチ(とうもろこし由来のでんぷん)をたくさん含んだパスタやパンなどを好んで食べたそうです。

どれも太る食べ物ばかりですよね。。。

さらに、睡眠不足によって、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。

このストレスホルモンがインスリンの分泌を促すため、体内に脂肪が

蓄えられやすくなるという要因もあるそうです。

 

上記3つの主な病気の現象を見てみるとホルモンバランスと自律神経が関係しています。

そしてそれは、「脳」が司っています。

では、質の良い睡眠をとる方法を見ていきましょう!

 

睡眠の質

よく成長ホルモンの分泌に良いとされている夜10時~午前2時に深い睡眠をとると

よいとされています。

成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるホルモンのことで脳・内臓・骨・筋肉などの

メンテナンスや細胞の修復などをして疲労を回復させるとされています。

成長ホルモンの分泌は、前半のノンレム睡眠の時に多く分泌されて

3時間ほど続くといわれています。

さて、質の良い睡眠をとるポイントです!!

 

◎入浴は、寝る1時間以上前にする

寝る直前に入浴すると交感神経が興奮してしまい寝つけなくなります。

 

◎脳を休める

寝る直前までパソコンや携帯、テレビなどの光は、脳を悲劇してしまいます。

就寝前は、頭と体を休めるリラックスタイムを設ける。

 

◎食事は寝る2時間前までにする

深夜に胃がもたれるものを食べると消化に負担がかかり、良眠を妨げます。

 

◎カフェインが入っている飲み物は、4時間前までにする

就寝前にカフェインを摂ると、脳が興奮状態になって寝つきが悪くなるため、 コーヒーや紅茶、緑茶などの

カフェインを含む飲み物は4時間前までにしておきましょう。

また、アルコールも寝つきを悪くします。

 

◎マッサージなどで力強く揉む行為は早い時間にする

運動した時の同程度の興奮状態になるため、早い時間にしましょう。

 

特に夏などは、暑さから疲労へとつながります。

さまざまのことを引き起こしかねないです。

しっかりと質の良い睡眠をとり脳のホルモン分泌を正常にしましょう。

良い睡眠

また、睡眠ホルモンであるメラトニンは、年齢を重ねると分泌量が減ってきます。

メラトニンを補うものとして「棗」があります。

棗には、メラトニンの類似物質が含まれています。

メラトニンの分泌

萬育堂では、ホルモン分泌を調整している「たんぽぽ茶ショウキT-1Plus」と

メラトニンを補ってくれる「棗参宝」で質の良い睡眠のサポートをしています。

是非、一度、ご相談ください。

 

萬育堂薬房 店長

子宝カウンセラー指導士

温灸カッサ指導士

奥田恭子

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