【妊活のお悩みベスト5】

〜東洋医学の視点から、今日からできるヒントもご紹介〜

こんにちは。不妊専門鍼灸師の澤田です。

日々多くの方と接していると、妊活において共通して悩まれていることが見えてきます。

今回は、妊活中の方が実際によくお話されるお悩みベスト5をご紹介しながら、鍼灸や東洋医学的視点からのアプローチもお伝えしていきます。


第1位「原因がはっきりしないまま時間だけが過ぎる」

「検査では異常なし。でもなぜか妊娠できない…」

この悩み、本当に多いです。

医学的には“原因不明不妊”とも言われる状態ですが、東洋医学では**「気血の不足」や「冷え」「ストレス」**といった、検査では見えない部分を丁寧に観ていきます。

🌿 鍼灸では…

→ 身体の巡りや自律神経を整え、“妊娠しやすい状態”を育てていきます。


第2位「生理がバラバラで、タイミングがわからない」

排卵のズレや生理不順で、タイミングがつかめず不安に感じる方も多いです。

東洋医学では、生理周期の乱れは**「腎(じん)」や「肝(かん)」の弱り**、ストレス、血不足などの影響を受けていると考えます。

🌿 セルフケアのポイント

  • しっかり寝る(23時前就寝)
  • 冷たい飲み物を控える
  • 疲れすぎない生活リズム

第3位「パートナーとの温度差やプレッシャー」

女性が先に妊活モードに入る一方で、男性側はまだ実感がなく、気持ちのギャップに苦しむ方も。

また「早く妊娠しなきゃ」という焦りが、逆に体をこわばらせてしまうこともあります。

🌿 心のケアも大切

→ 鍼灸では、心身一体のバランスを整える施術を大切にしています。副交感神経を優位にして、ふっと力が抜ける感覚をぜひ体験してみてください。


第4位「冷え・むくみ・便秘など、“なんとなく不調”が続く」

「体が重い」「足が冷える」「お腹が張る」など、一見妊活と関係ないように思える不調も、実は大きく影響しています。

🌿 東洋医学の視点では…

→ これらは「気・血・水」のバランスの乱れ。特に「脾(ひ)」の弱りから、栄養がしっかり吸収されず、血も作られにくくなります。

🌿 生活アドバイス

  • 朝ごはんを抜かない
  • 白砂糖やカフェインの摂りすぎに注意
  • よもぎ蒸しや足湯で“巡り”を促す

第5位「サプリや漢方、情報が多すぎて何を信じていいかわからない」

インターネットやSNSには情報があふれていますよね。サプリ、漢方、食事法、妊活整体…何が自分に合うのかわからず、迷子になる方も多いです。

🌿 “体質を知る”ことがカギ

→ 当院では、東洋医学の体質診断をもとに、その方に本当に必要なケアをご提案しています。必要のないものを手放すことも、体を整える第一歩です。


【まとめ】

妊活は“命を育む”という大きなテーマを抱えているからこそ、悩みが深くなるのは当然です。

でも、身体の声をひとつずつ丁寧に聴いていくことで、「今できること」はたくさん見えてきます。

焦らず、でも止まらず。

あなたに合ったペースで、妊娠しやすい身体づくりを一緒にサポートしていきます。

【妊活・健康に欠かせない“空気”の質】

~寝室が一番危険!?見落としがちな空気環境~

妊活や体質改善といえば「食事」「運動」「サプリ」が注目されがちですが、実は空気の質もとても大切。

私たちは、1日に食べ物は約2kg、水分は約1.5L摂取しますが、

空気はなんと約18kgも体に取り込んでいます。

特に、睡眠中の空気環境はあなたの健康にも、赤ちゃんを迎える準備にも大きく関わっています。


寝室が一番空気が悪いって知っていますか?

家の中で、リビングやキッチンよりも「寝室」の空気が汚れやすいと言われています。

その理由がこちら↓

✔ 枕や寝具のダニの死骸・フンが舞い上がる

特に、枕にはダニの死骸が大量に潜んでおり、寝返りのたびに空気中に舞い上がります。

✔ アレルギーの原因物質を吸い続ける

舞い上がったダニの死骸やハウスダストを吸い込むことで、鼻炎やくしゃみ、慢性的な疲れ、肌荒れの原因になることも。

✔ 酸素の質が悪くなると睡眠の質も下がる

古い寝具、カビ、ハウスダストが多い環境では、質の悪い酸素を取り込み続けることに。

その結果、睡眠の質が下がり、自律神経の乱れやホルモンバランスにも悪影響を及ぼします。


妊活中・体質改善中こそ「空気」の見直しを!

東洋医学では「気(き)」=エネルギーの巡りが妊娠や健康維持のカギと考えますが、現代でいう「気」は、まさに呼吸と空気の質とも関係しています。

✔ 枕カバー・寝具をこまめに洗濯(週1回が理想)

✔ 寝室の換気・空気清浄機の活用

✔ カビ・ハウスダスト対策を徹底

これらを意識するだけでも、妊活の土台である「自律神経」や「ホルモンの巡り」が整いやすくなります。


結論 ~見えない空気こそ、意識して整えよう~

目に見えない空気は、知らず知らずのうちに体に影響を与えています。

「寝室の空気環境の改善」

「質の良い酸素をしっかり取り込む習慣」

この小さな積み重ねが、あなたの体質改善や赤ちゃんを迎える準備に繋がっていきます。

【妊活と栄養】

~西洋医学・東洋医学 両方の視点から「赤ちゃんの土台づくり」を考える~

妊娠は奇跡ではありますが、決して“運任せ”だけではありません。実は、赤ちゃんが宿る前から、ママ・パパの体づくり、特に栄養が大きな影響を与えているのです。

胎児は、受精したその瞬間から猛スピードで細胞分裂を繰り返し、たった数週間で脳や内臓、神経の基礎がつくられていきます。

だからこそ「妊娠が分かってから」ではなく、妊活中からの栄養管理が未来の赤ちゃんの健康に直結するのです。


妊活に必要な栄養素 ~西洋医学的な観点~

① 鉄・亜鉛・葉酸

→ 血液の質と細胞の働きを整える

鉄は酸素を運ぶ大切な役割があり、妊娠中は血液量が1.5倍近く増えるため準備が必要です。

亜鉛は細胞分裂に不可欠、葉酸は赤ちゃんの脳・神経の形成に関わります。


② ビタミンD

→ ホルモンの受容体に関わる栄養

ビタミンDは、ホルモンが正常に働くために欠かせません。骨の形成だけでなく、最近では妊娠率との関係も注目されています。日光不足の現代人には意外と不足しがちです。


③ 良質なたんぱく質・脂質

→ 卵子やホルモンの“材料”

私たちの体は食べたものでできています。特に、卵子やホルモンの合成には、質の良いたんぱく質と脂質が必要不可欠。加工食品や偏った食生活は控えて、シンプルな食材を意識しましょう

✔ ビタミンD

⇒ 骨の形成だけでなく、免疫力やホルモン受容体にも関わる重要な栄養素。不妊治療中の方にも推奨されています。

✔ たんぱく質・良質な脂質

⇒ 卵子やホルモンの材料。体の基本をつくる栄養素です。

西洋医学では、これらをしっかり摂取し、科学的な根拠に基づいて「赤ちゃんが育つ環境」を整えることが大切と考えられています。


東洋医学の視点から見る 妊活と栄養

東洋医学では「妊娠しやすい体質=気・血・水のバランスが整った状態」と考えます。

✔ 血(けつ)を増やす食材

→ レバー、ほうれん草、黒ごま、ナツメなど

血は、子宮内膜を厚くし、赤ちゃんが育つふかふかのベッドを整える役割。

✔ 腎(じん)を養う食材

→ 黒豆、山芋、くるみ、牡蠣など

腎は生命力や生殖機能を司る臓器。東洋医学では「腎の弱りは妊娠力の低下」と捉えます。

✔ 脾(ひ)の働きを整える食材

→ 大根、かぼちゃ、米など

脾は消化吸収を助け、体全体のエネルギーを巡らせます。不調が続くと栄養も十分吸収されません。

東洋医学の食養生は、体質や季節、環境に合わせたオーダーメイドのケアが基本。特に、妊活中は「血」と「腎」を意識した食生活が推奨されます。


西洋医学は数値やデータで体をチェックし、東洋医学は目には見えない「巡り」や「バランス」にアプローチします。

どちらもゴールは同じ、「赤ちゃんが健やかに育つための環境づくり」。

妊活中こそ、栄養・生活習慣・体質ケアを意識し、未来の赤ちゃんのために土台をしっかり整えていきましょう。

悩み事がありましたらいつでもお気軽にご相談ください✨

☎️078-392-8303

妊活・健康維持に欠かせない「水」の本当の話

〜質を見直すことで、身体はもっと整う〜

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。

今日は、誰もが毎日口にする「水」について、意外と知られていない大切な話をシェアします。

水は、赤ちゃんの体の約80%、大人でも60〜70%を占めていると言われています。

つまり、どんな「質の水」を身体に取り入れるかは、私たちの健康や妊活に大きく関わっているんです。

特に妊活中や妊娠を目指す方にとっては、母体の環境づくりがとても大切。水分不足や水の質が悪いことで、知らないうちに身体の巡りや内側の環境に影響が出ることも…。

そこで今回は、「水を選ぶときに知っておきたい事実」をまとめてみました。


1. 日本の水道水、見過ごせない現実

もちろん、日本は世界的に見ても安全な水道水が供給されています。

ですが、老朽化した水道管やマンション・ビルの貯水タンク内での問題が報告されています。

実際に報道では

▶ タンク内でナメクジ、ネズミ、ゴキブリの死骸が見つかった事例

▶ 長年交換されていない水道管内のサビや汚れ

といったケースも確認されています。

また、水道水に含まれる「塩素」は殺菌目的で必要なものですが、体内に蓄積すると善玉菌にも影響を与えるとも言われています。

水を飲むこと自体は大切。でも、どんな水かを見直す時代です。


2. PFOS・PFOA問題をご存知ですか?

PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、近年問題視されている有機フッ素化合物。

一部の地域では、水道水や地下水からこれらが検出されたことがあり、長期的な蓄積による健康リスクが世界的に議論されています。

PFOSやPFOAは環境中で分解されにくく、蓄積する性質があることから、「永久化学物質」とも呼ばれています。


3. ペットボトル水にも落とし穴?

ペットボトルの水は便利ですが、注意点もあります。

✅ ペットボトル内部には防腐目的でコーティング剤が使用されている場合がある

✅ マイクロプラスチックの問題:ボトルの劣化や製造段階で微細なプラスチック片が混入することが指摘されています

近年の研究では、マイクロプラスチックが体内に入り、腎臓などの臓器に蓄積する可能性も示唆されています。

もちろん、すぐに大きな健康被害が出るわけではありませんが、日常的な水の選び方次第で、身体への負担を減らせる可能性は高いです。


まとめ:水を変えることが、身体を変える第一歩

赤ちゃんを望む方、日頃から健康を意識している方は、まず「水の質」を見直してみるのがおすすめです。

✔ 浄水器の設置

✔ 信頼できる水の選択

✔ なるべく新鮮な状態で水を摂る

大切な身体のために、知らず知らずのうちに取り込んでしまうリスクを減らし、毎日の「水」を整えることで、内側からの健康維持につながります。

気になる方は、まず生活の中の水環境をチェックしてみてくださいね!



※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の製品・治療を推奨するものではありません。気になる方は、専門の医療機関や信頼できる情報源をご活用ください。

妊娠した人が実践している!?

妊活中のおすすめ&NG生活習慣 ~水・空気・栄養 編~

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院の澤田です。

不妊専門鍼灸師としてたくさんの方をサポートする中で、実際に妊娠された方たちに共通していることがあります。

それは、「水・空気・栄養」という身体の基本を、ちゃんと整えていること。

「何から始めたらいいか分からない…」という方も多いので、今日は妊活に大切なこの3つの視点から、【おすすめ習慣】と【知らずにやりがちなNG習慣】をご紹介しますね。


【水】妊活と身体の巡りに直結する水分の摂り方

◎ おすすめ習慣

✅ 常温のお水や白湯をこまめに飲む

✅ 一度にたくさんではなく、こまめに補給

✅ ミネラルを意識した水や天然の麦茶も◎

東洋医学でも「冷え」は妊娠の大敵。冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまい、妊活の妨げになることがあります。特に今の季節は、暑くてもできるだけ冷たい飲み物は控えてみて。

✖ NG習慣

⚠ 冷たい水・ジュースのガブ飲み

⚠ 喉が渇いてから慌てて飲む

⚠ カフェインや甘い飲み物に偏る

妊娠された方は意外とシンプルに、白湯や常温水を習慣にしていますよ。


【空気】実は見落としがちな寝室環境がカギ

◎ おすすめ習慣

✅ 朝晩の換気を習慣に

✅ 寝室の掃除、特に枕や寝具のケアをこまめに

✅ 外での深呼吸やリラックスタイムを意識

実は、寝室って家の中で一番空気が汚れているって知ってましたか?

特に、枕カバーや布団には目に見えないダニの死骸やホコリ、ハウスダストが溜まりやすく、寝ている間にそれを吸い込んでしまうんです。

呼吸が浅くなったり、質のいい睡眠が妨げられると、ホルモンバランスや自律神経にも悪影響…。

妊活中こそ「寝室の空気」を整えて、身体のリズムを整えましょう。

✖ NG習慣

⚠ 換気をせず、締め切ったままの寝室

⚠ 枕カバーや寝具を洗わず放置

⚠ 空気の悪い場所で長時間過ごす

寝室の清潔さ、意外と妊活の落とし穴ですよ。


【栄養】身体をつくる材料をしっかり整える

◎ おすすめ習慣

✅ タンパク質・鉄分・ビタミンを意識した食事

✅ 発酵食品や温かい食事で内臓を整える

✅ 無理のない範囲で自炊を増やす

「血の質」は妊娠しやすい身体に直結します。東洋医学でも「血(けつ)」を増やすことは重要で、栄養不足はそのまま妊活力ダウンにつながります。

バランスよく食べることを意識してみてくださいね。

✖ NG習慣

⚠ インスタントや外食が中心

⚠ 極端なダイエットや偏った栄養制限

⚠ 食べないことで体力・代謝が落ちる

妊活中は「カロリー」より「栄養の質」を大切に。


まとめ:妊娠しやすい身体は、日々の小さな積み重ねから

妊娠された方たちは、特別なことよりも、

「水・空気・栄養」――この基本を丁寧に整えています。

✅ 冷えない水分補給

✅ 寝室の空気と呼吸を見直す

✅ 栄養バランスを意識した食事

どれも、今日からできることばかりです。

ばんいく堂鍼灸院では、鍼灸と合わせて生活習慣のアドバイスも行っています。妊活中で「何を変えたらいいか分からない…」という方は、ぜひご相談くださいね。

不妊専門鍼灸師が伝える 【梅雨〜夏に向けた“妊活の整え方”】

~西洋医学×東洋医学の視点から~

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院の澤田です。

これから夏に向かうこの時期、妊活中の方の体は非常に繊細なバランスを求められる季節です。

実は、「何となく体が重だるい」「疲れが抜けにくい」と感じやすい梅雨時期こそ、妊活の土台を整える大切なタイミング。

今日は、不妊専門の視点で、どうやってこの湿気の時期を乗り越え、夏の妊活に繋げていくかを、

【西洋医学】と【東洋医学】の両方からお伝えします。


◆ 西洋医学の視点:体温管理・免疫・ホルモン安定がカギ

湿気や気温差が大きいこの時期は、自律神経が乱れやすくなり、次のような影響が出やすいと言われています。

✅ 体温調整がうまくいかず、冷え・むくみが悪化

✅ 免疫力が低下し、感染症や炎症が起こりやすい

✅ 睡眠の質が下がり、ホルモン分泌に悪影響

特に妊活中の方は、ホルモンバランスや子宮内環境の安定が重要。

このため、以下のケアが推奨されます。

【具体的なケア方法】

  • 冷房で冷えすぎないよう、腹巻やレッグウォーマーを活用
  • 軽い運動やストレッチで血流促進
  • バランスの良い食事と十分な水分補給
  • 十分な睡眠とリラックス習慣

これらは、卵巣機能・子宮内膜の状態・ホルモン分泌を整えるための基本です。


◆ 東洋医学の視点:脾・腎・心を整え、湿を外に出す

東洋医学では、この時期は「湿邪(しつじゃ)」という余分な水分が体内に溜まり、妊活の大敵である「冷え」や「巡りの滞り」を引き起こすと考えます。

また、脾(胃腸系)・腎(生命力や生殖力)・心(精神と血の巡り)が特に影響を受けやすい時期。

湿邪をため込むと:

  • 消化吸収力が落ち、血や気が不足しやすい
  • 子宮・卵巣の“温かさ”が保てなくなる
  • 心の不安定やイライラが出やすくなる

東洋医学的妊活では、以下のような対策が基本です。

【おすすめの東洋的セルフケア】

  • 食養生:大根、はとむぎ、とうもろこし、山芋など“脾”を助ける食材
  • 温活:お灸や温かい飲み物で体の芯を温める
  • 巡りを促すツボ刺激例:足三里・関元・三陰交
  • 吸い玉(カッピング)やよもぎ蒸しで湿邪を外へ

特に鍼灸は、巡りの改善・内臓の働きのサポート・ホルモンの調整などを同時に行えるため、梅雨から夏にかけての体調管理に非常におすすめです。


◆ 妊活中、この時期をどう整えるか?

結論から言えば

🌿 「湿気に負けず、土台を整えること」

これが、夏以降の妊活を前向きに進めるカギです。

✔ 冷え・むくみをため込まない

✔ 胃腸・消化力を整える

✔ 自律神経・ホルモンバランスを意識する

✔ 必要なら鍼灸や専門的なケアを活用する

当院でも、妊活サポートとしてこの時期の「体質改善プラン」をご用意しています。

不妊治療クリニックと併用される方も多く、東洋医学の知恵をうまく組み合わせることで、夏に向けての準備がしやすくなります。


◆ 最後に:妊活は“整える”時期も大切

妊活というと、どうしても「結果」ばかりを意識しがちですが、季節の変化に合わせて身体を整える時間こそ、必要不可欠なプロセスです。

特にこの梅雨〜夏にかけては、焦らず、じっくりと体を見つめ直すチャンスです。

「最近ちょっと疲れが取れない」

「妊活、思うように進まない」

そんな方は、ぜひこの時期の養生を意識してみてくださいね。

小さな積み重ねが、未来への一歩につながります。


ばんいく堂鍼灸院

☘ 妊活・体質改善・女性のための鍼灸サポート

お身体のご相談、いつでもお気軽にどうぞ!!

https://yui.kanzashi.com/l/banikudo/kirei

「妊娠しやすい体づくりを目指して 〜漢方・鍼灸・温めの力〜」

最近、妊娠に関するご相談が年々増えています。

晩婚化の影響もあり、特に40代の女性にとって妊娠・出産は切実な課題となっています。

西洋医学では、体外受精などの高度な不妊治療が進み、多くの方が妊娠の希望を叶えています。

その一方で、体の根本的な体質改善を目的として、漢方や鍼灸など東洋医学の力を活用したいという方も増えています。

■ 妊娠しやすい体は、「腎」と「血」の充実から

東洋医学では、「腎」は生命力の源であり、生殖機能と深く関わるとされています。

この「腎」が弱っている「腎虚(じんきょ)」の状態では、卵子や精子の質・ホルモンバランス・体の冷えなどに影響が出やすく、妊娠に至りにくい場合があります。

また、子宮は「血の海」と呼ばれ、しっかりとした血の巡り・栄養がないと、赤ちゃんが着床しにくいと考えられています。

ふかふかのベッドのような、温かく栄養豊かな子宮環境を整えることがとても大切です。

■ 鍼灸・よもぎ蒸し・温灸カッサで体の巡りと温めをサポート

不妊ケアの一環として、体を内側から整えるために、漢方とあわせて以下の施術を組み合わせることで、より妊娠に向けた体づくりをサポートしています。

● 鍼灸(しんきゅう)

ツボを刺激することで、ホルモンバランスや自律神経の調整、子宮や卵巣の血流促進などを目的とした施術です。冷えやストレスによる不調がある方にもおすすめです。

● 漢方よもぎ蒸し

よもぎを煮出した蒸気で下半身をじんわり温め、骨盤周辺の血流を促します。冷え性・生理痛・生理不順がある方に人気で、リラックス効果も期待できます。

● 温灸カッサ

温熱を加えながらカッサで経絡を刺激し、血流・気の巡りを整える施術です。肩こりや腰痛、冷え、慢性的な疲れがある方にも心地よく受けていただけます。

■ 妊娠〜出産まで、トータルでサポートします

漢方や鍼灸による不妊ケアでは、

  • 妊娠しやすい体づくり
  • 排卵・受精・着床のための体内環境のサポート
  • 流産の予防を目的とした体質改善
  • 安産に向けたコンディション調整

など、妊娠前から妊娠中、出産までをトータルで支えることを目指しています。

■ 赤ちゃんを迎える準備、今日から始めてみませんか?

「今すぐ妊娠したいわけではないけれど、今から体を整えておきたい」

「病院で不妊治療を受けているけれど、自然なケアも取り入れたい」

そんな思いを抱えている方に、私たちは寄り添いながらお手伝いします。

東洋医学の考えに基づいた「整える」「巡らせる」「温める」ことを大切に、体の内側から赤ちゃんを迎える準備を始めてみませんか?

どうぞお気軽にご相談ください。

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柳田顔写真2

柳田浩二(やなぎだ こうじ) 先生

子宝カウンセラーの会 筆頭学術講師

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