ばんいく堂鍼灸院スタッフ懐妊症例

 

妊娠判定:陽性
ついに胎嚢、心拍も確認できました。
 1年半の妊娠準備を経て、私はついに体外受精にステップアップしました。
 AMH、基礎卵胞、どちらも問題ありませんでした。しかし、子宮鏡検査でポリープ、慢性内膜炎、卵管水腫、黄体機能不全が発見されました。先生から一回あたりの移植に対して妊娠成功率は約30%だと言われたのはショック🤯でした。でも、これは卵管水腫がある限り現実を受け入れざる得なかったです。
数年間IVFクリニック仕事した私にとってこの結果は衝撃的でした。
但し、今まで多くの患者様の症例を見てきたので、最後迄諦めずに頑張ればきっと妊娠できると信じてました。
 卵管水腫に対し、邵輝博士に相談しました。邵博士は温灸を妊娠3穴にすると卵管水腫に非常にいいと言われましたので、すぐ実行しました。
 ばんいく堂の過去の成功例では移植前に子宮卵巣温灸カッサを持続していた患者が成功する確率が高くなったデータもあります。子宮が冷ると硬くなり,内部の血流が悪く,栄養供給が不足しているため受精卵は着床しにくいです。
 温灸カッサはは子宮の筋肉を柔らかくし、暖かくします。更に、血流を促進し、受精卵に最高の着床環境を作ることができます。これは西洋医学ではできない事です。
私は採卵2回でG3の胚盤胞を2個、グレード2を3個獲得しました。
 今回移植したのはグレード3AB胚盤胞でした。SEET方法でした。移植当日培養土さんと会った時胚盤胞のグレードは5ABになったのでとても嬉しかったです。「この子は凄く生命力がありますね」と言ったら、培養土さんからも「そうですね、順調です😊と微笑んで答えていただきました。
私は1年以上ショウキT 1と松康泉を服用し、移植3ヶ月前から毎日必ず温灸を妊娠三穴にしました。
 そして、温灸カッサを移植前に4回行いました。施術していただいた方は手で私のお腹の脈動を測ってから、「今回絶対妊娠するから心配するな」と心強い言葉をいただきました。
 温灸カッサをする前とした後のお腹の脈の動きはすごく変わります。脈の動きは非常に強くなり、子宮の周りの血流がよくなります。
 今まで沢山の不妊の方のサポートをしていただきましたが、今回は自分自身の体験で東洋医学、温灸の力,よもぎ蒸しの力に本当に驚きました。
 そして、心が折れそうになった時今まで支えていただいた周りの方に常に感謝します。
 2022年寅年元気な赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみにしています。
 これからも自分の経験を生かし妊娠したい全ての女性の方に寄り添ってサポートさせて頂きます。

精液所見は午前・午後、季節で変わるのか?

こんにちは、ばいんいく堂鍼灸院です。

 

「夫婦生活は朝と夜ならどちらの方が妊娠しやすいですか?」とご相談者様に尋ねられる事があります。エビデンスを調べてみたところ、精液所見が朝がよいという論文があることがわかりました。何を調べた論文かというと、体内時計のサーカディアンリズム(概日リズム)とサーカニアルリズム(概年リズム)が精液所見に影響を与えるかどうかを調べた報告です。≪論文紹介≫

『精液所見は午前・午後、季節で変わるのか?』

『Diurnal and seasonal changes in semen quality of men in subfertile partnerships』

1994年-2015年に、スイスのチューリッヒ大学病院で採取された7,068人の男性(平均年齢は37±7歳:18~69歳)の12,245個の精液サンプル(除外:(1)化学療法・放射線療法前後、(2)精管切除後、(3)TESE/MESA、(4)無精子症)を、精子濃度、総精子数、進行性運動率、正常形態を概日変化と季節変化を後方視的に検討しました。精液採取は病院内もしくは自宅採取し一時間以内に持参してもらっています。統計的評価にはMann-Whitney U検定と重回帰分析を用いています。結果:早朝7時30分以前に採取した精液サンプルでは、精子濃度、総精子数、正常形態が最も高く、いずれも統計的に有意でした。進行運動率は時間による変化はありませんでした。季節変動については、精子濃度と総精子数は春に有意な増加が見られ、夏には有意な減少が認めました。正常形態率が最も高かったのは夏でした。進行運動率については、有意な季節変動は認めませんでした。結論:精液所見は、体内時計のサーカディアンリズム(概日リズム)とサーカニアルリズム(概年リズム)に影響を受けます。

松康泉
英メンズクリニックで臨床データを取っている松康泉は患者様に服用して頂き良い結果が出ておりますので安心して勧めて頂けます。
(*臨床データの無いサプリメントは悪影響を及ぼす可能性がありますのでサプリメントを選ぶ際は気を付けて下さい。)

 

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カウンセリングで精子の運動率、精子量、精子濃度についてはショウキT-1をおススメしています。
精子の奇形率、精子のDNAの損傷については、松康泉をおススメしています。
ご参考にしてみてください。
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人工授精について

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です(^_^)
43歳以上の患者様から質問で人工授精をして妊娠できますか?と言うようなご質問を頂きました。
実際に論文などのエビデンスを調べてみると43歳以上の人工授精成績にフォーカスを当て書かれた論文をご紹介します。
 
≪論文紹介≫
 

『人工授精(IUI)は43歳以上の女性にとって治療可能な選択肢ですか?排卵誘発プロトコルと精子の由来による分析』(論文紹介)』

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33107579/

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          人工授精(IUI)          
方法:
43歳以上の人工授精(IUI、AIH)の妊娠転帰を調査するために2011年1月から2018年3月までの間に、単一生殖医療期間で43歳以上の女性を対象に、後方視的のコホート研究を行いました。

主要項目は、人工授精の 1 周期あたりの妊娠数と出生数でした。フィッシャー厳密分析およびカイ二乗分析を実施しました。

結果:
この施設で行った9,334周期の人工授精のなかで、325回の人工授精(3.5%)は、受精時年齢43歳以上の女性(43.6±0.8歳、範囲43~47歳)を対象としていました。

これら325回の人工授精を分析したところ、生化学的妊娠は5回(1.5%)生児出産は1回(0.3%)のみでした。
ドナー精子を用いた人工授精(N=1/49、2.0%)とパートナー精子を用いた人工授精(N=4/276、1.4%)の間では、妊娠率に差はありませんでした。
妊娠率は、ゴナドトロピン注射(N = 2/211、0.9%)、クロミフェンまたはレトロゾール(N = 2/78、2.6%)、自然周期(N = 1/36、2.8%)を用いた人工授精間で差はみられませんでした。

結論:
43 歳以上の女性における子宮内人工授精の使用は論文などを見てみるとほとんど効果のない治療で、これは卵巣刺激やドナー精子の使用とは無関係でした。
年齢が上がると共に卵子の修復能は低下しますので高齢でも妊娠するキーポイントは卵子の質を上げる事です。
ショウキT‐1に含まれるT‐1エキス(糖鎖)は卵巣のレセプターを増やし顆粒膜細胞を増殖される事により卵子の質を向上させる事が長年の研究でわかっています。
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先日、ショウキT‐1の論文がアメリカの査読付論文で発表されました。
上記、URLより全文がダウンロード可能です。
重要!
妊娠を希望される方、妊娠中の方、産後母乳を与える女性が口にするものなのでしっかりとしたエビデンスがあるものを選ぶ必要があります。
お母さんが口にするものは赤ちゃんの身体の全てに繋がります。
妊活サプリや漢方薬はたくさんありますが安全性や有効性を考えた際にきちんとしたエビデンスがあるものをお選び下さい。
妊娠を希望される方、妊娠中の方、産後母乳を与える女性には
きちんとしたエビデンスと実績があるショウキT‐1をお飲みください。
オススメの飲み方は
20代 1日1包
30代 1日2包
40代 1日3~5包です。
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ショウキT-1について

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です(^_-)-☆
先日、ショウキT‐1の論文がアメリカの査読付論文で発表されました。1年以上の審査と修正を経て掲載の運びとなりました。
 
上記、URLより全文がダウンロード可能です。
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話は今回の題材に戻りますが精子が胚の発生に影響を与えるメカニズムについては、まだ不明な点が多くあります。

受精後3日後の8細胞期付近でzygotic expressionが起きて、ここから父型の遺伝子発現が主に動き始めます。

よって父型の遺伝子にダメージが大きいと、胚の発生に後半に影響を与えるとされています。

最近のメタアナリシスでは、精子のDNAフラグメンテーションが増加すると胚質の低下、臨床的妊娠率の低下、流産率の上昇、および反復流産との関係が報告されています。

 
今回の論文は卵子はちょっとした精子のダメージを修復するのに年齢って影響するの?という切り口でかかれています。

『卵子は精子のダメージを修復する?(論文紹介)』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33589137/

≪論文紹介≫

異なる年齢層の女性を対象に、精子DNAフラグメンテーションが生殖補助医療の臨床成績に及ぼす影響を検討することを目的としています。

2017年6月から2019年12月の間にICSIを受けた540組のカップル、卵巣刺激はFSHアンタゴニスト周期17mm以上3個以上になった段階でrhCG投与し35時間後に採卵を実施しました。

体外受精周期を母体年齢に応じて3つのグループに分けた:36歳未満(n=285)、37-40歳(n=147)、41歳以上(n= 108)。

精液サンプルは、精子クロマチン分散試験を用いて精子DNAフラグメンテーション(SDF)を評価し、年齢層ごとに、SDF指数に応じて、低断片化指数(<30% SDF)と高断片化指数(≧30% SDF)に分けました。

主な評価項目は着床率、妊娠率、流産率としました。

結果:

母体年齢が36歳以下および37~40歳の場合、<30% SDFまたは≧30% SDFの体外受精周期では、検査結果および臨床結果に有意な差は認められませんでした。

母体年齢が40歳以上の場合、≧30% SDFを用いた体外受精周期では、<30% SDFと比較して、高品質の第3日目胚(54.4%対33.1%)の低下、胚盤胞発育率(49.6%対30.2%)の低下、妊娠率(20.0%対7.7%)および着床率(19.7%対11.9%)の低下、流産率(12.5%対100.0%)の増加が有意に認められました。

結論:

精子DNAフラグメンテーションが高い精子を用いた顕微受精を用いた体外受精は、母体年齢があがると共に着床率、妊娠率の低下、流産率の上昇につながることがわかりました。

(注)精子のDNAフラグメンテーションはSCDテスト(Halosperm; Halotech社: 200 sperm count)を用いて、ICSIに提供された精子サンプルと用いて行っています。良好分割期胚の定義:

day2: 4cell,day3: 8-10cell,<15% fragmentationなど

妊娠率:胚移植回数あたりの心拍がみえた数
着床率:胚移植胚数あたりの心拍がみえた数
流産:20週以前の流産と定義

≪見解≫

母体年齢が高い女性の卵子はDNAフラグメンテーションが高い精子を修復する能力が低く、生殖医療成績が低下するとしています。

母体年齢の上昇が卵子のメッセンジャーRNAの蓄積量やDNA repair activity( DRA)の減少する先行研究と一致する結果となっています( Hamatani Tら. Hum Mol Genet 2004)。

胚発生の最初の24時間(S期)の頃には、母型・父型の遺伝子に修復すべき何十万ものDNA損傷が存在するとされています。

その場合、卵子は


①アポトーシス:1つまたは複数の割球を壊して胚の生存率を低下

②許容:少量であれば突然変異として児に伝播の可能性
③修復、のバランスを取りながら胚発生を進めていきます(Menezo Yら.Zygote 2010)。
それ以外にも生理学的経路のいくつかの問題が生じるとされています。

エネルギー管理と代謝(ミトコンドリア機能不全)、エピジェネティクス、細胞周期チェックポイント(紡錘体アセンブリチェックポイントの障害による減数分裂紡錘体の異常)、減数分裂(コヒーシン機能不全)、テロメアの短縮などです。
これらの結果として、胚盤胞形成の低下や染色体異常が生じ、体外受精結果の低下につながることが分かっています。
 
年齢が上がると共に卵子の修復の能は低下しますのでキーポイントは卵子の質を上げる事です。
 
ショウキT‐1に含まれるT‐1エキス(糖鎖)は卵巣のレセプターを増やし顆粒膜細胞を増殖される事により卵子の質を向上させる事が長年の研究でわかっています。
 
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先日、ショウキT‐1の論文がアメリカの査読付論文で発表されました。
上記、URLより全文がダウンロード可能です。
翻訳したものはまた近いうちのご案内致します。
重要!
 
妊娠を希望される方、妊娠中の方、産後母乳を与える女性が口にするものなのでしっかりとしたエビデンスがあるものを選ぶ必要があります。
 
お母さんが口にするものは赤ちゃんの身体の全てに繋がります。
 
妊活サプリや漢方薬はたくさんありますが安全性や有効性を考えた際にきちんとしたエビデンスがあるものをお選び下さい。
 
妊娠を希望される方、妊娠中の方、産後母乳を与える女性には
きちんとしたエビデンスと実績があるショウキT‐1を是非お飲み下さい。
オススメの飲み方は
20代 1日1包
30代 1日2包
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