皆様、こんにちは。
ひよこ店長こと、島原です。
前回は糖尿の原因について書いていきました。
http://www.banikudo.com/?p=833
本日は糖尿と妊娠、不妊などの関係について取り上げていきたいと思います。
当店では多くの子宝を求めて来店される方が多くおられます。
糖尿は不妊の原因や妊娠中のリスクにもなります。
そのことについてまとめていきたいと思います。
二型糖尿病とPCOSの関係
二型糖尿病の原因はインスリンの抵抗性が上がり、インスリンの効きが悪くなることです。
これによりインスリンの分泌が増し、血中のインスリン濃度が上がります。
このインスリンが不妊の中でも排卵障害に含まれるPCOSの原因となります。
この機序は次のように考えられています。
インスリンの血中濃度が上がる
↓
卵胞の夾膜細胞でアンドロゲン(男性ホルモン)の産生を促進する。
また副腎で酵素が作られ、アンドロゲンの産生を亢進させる
↓
卵胞の発育が障害され、卵巣の膜が厚くなり排卵障害を起こす。
このようにしてインスリンが上がることにより、男性ホルモンの量が増え排卵障害や卵胞の質の低下を引き起こす原因になると考えられています。
ちなみに卵胞で男性ホルモンを作られているのは、男性ホルモンを材料に女性ホルモンが作られるためです。
インスリン抵抗性を上げるのは肥満
前回のブログでも載せましたが、インスリン抵抗性を上げる原因の大きなものに肥満があります。
肥満になるとアディポサイトカインの分泌異常がおこり、アディポネクチンの量が減り、また遊離脂肪酸が増えることでインスリンが細胞に働きかけ、糖を吸収するまでの流れを妨害してしまいます。
http://hobab.fc2web.com/sub4-insulin.htm 参照
上の図は遊離脂肪酸のインスリン抵抗性を発現させる流れです。
この図はインスリンが遊離脂肪酸によってその働きを妨害されていることを示しています。
遊離脂肪酸の量、つまり中性脂肪を減らしてあげることが大切になります。
インスリン抵抗性を下げるのに有効な運動
インスリン抵抗性を改善するのに有効なのが、運動と言われています。
子宝で運動が大切と言われていますが、血流を保ってあげ、ストレスを発散させることだけでなく、インスリン抵抗性を下げ血中のインスリン濃度が上がらないようにするためにもとても有効です。
前回のブログにも載せましたが、運動は劇的にインスリン抵抗性を改善してくれます。
運動不足で肥満気味の方は、30分でもいいので歩く努力をしていきましょう。
妊娠とインスリン抵抗性
インスリン抵抗性が上がる原因が肥満のほかにあります。
それが妊娠です。
妊娠すると胎盤からインスリン抵抗ホルモンが分泌されます。
このホルモンの分泌により、インスリン抵抗性が出てきます。
インスリンを十分に出せないと、血糖値が上がり、妊娠糖尿病となります。
また元からインスリン抵抗性が高い方は、インスリンが大量に出て、血中のインスリン濃度が上がります。
インスリンは腎臓からナトリウムの再吸収のを高めます。これにより血圧が上がるので妊娠高血圧が生じやすくなります。
また、動脈硬化の原因である中性脂肪、HDLの低下、肥満、血液凝固亢進が進んでいきます。これにより血管が詰まりやすくなり、胎盤の血管が詰まると赤ちゃんに栄養が行かなくなり流産の原因にもなりかねません。
なるべくインスリン抵抗性を上げないようにすることが、母子ともに大切になってきます。
妊娠糖尿病の症状
妊娠糖尿病の症状は母子ともに影響があります。
母体には妊娠高血圧症や羊水過多症、尿路感染症が起こってきます。
子供には巨大児、新生児の低血糖症状や子宮内で亡くなることもあります。
妊娠高血圧症は妊娠高血圧腎症が併発し、蛋白尿が出るのが特徴です。てんかん発作や昏睡が見られます。
羊水過多症では早産のリスクが上がり、また胃の圧迫や呼吸困難などが起こってきます。
巨大児の問題は分娩の時に関わってきますが、難産の原因になり、新生児の骨折、仮死状態となる危険性が上がります。
また母体の血中のインスリン濃度が上がる場合、胎児の高インスリン血症を招くことがあります。これにより新生児の血糖値が下がることのより低血糖症状を起こすことになります。
新生児はすぐに母乳を飲むことができない場合が多いので、インスリンが高すぎると低血糖になりやすく、チアノーゼや痙攣、無呼吸が起こり、適切に対処できない場合は神経系に後遺症を残す危険性があります。
高齢での妊娠で血糖値が上がりやすい
今テレビなどでも大きく不妊治療の特集を組んで放送されたりされており、認識が高くなってきているようです。
年齢が上がるごとに妊娠することも難しくなってきてしまう現実がありますが、また流産率の増加も問題となっています。
年齢ごとに流産率をみると35歳では2割強、40歳では40~50%、45歳では60%から70%が流産すると言われています。
高血糖症状もその一つです。
インスリン抵抗性が初めから高い方も多く、また35歳以上は血糖値が上がりやすいというデータもあるようです。
妊娠したからよかったではなく、35歳以上の方は特にですが、妊娠後の生活習慣、食事内容などを考え、インスリン抵抗性が上がらないようにコントローすることが大切になります。
妊娠しやすい体づくり、流産予防の体作りの基本は食事と運動
当店でも子宝相談を多くさせて頂いていますが、食事というものには特によくお話をさせていただいています。
食事にも外食産業や効率よく美味しいものを作るために多くの化学薬品が食品に使われています。
食品のの中にも体の中で分解されにくい脂などが使われているケースがよくあり、よく見る食べものの中にもよく使われています。
すべてを取り除くことは今の世の中では非常に難しく、ある程度はどうしようもないところもあります。
ただ、取らないでいいものは避けていくようにした方がいいのも事実です。
身体作りの基本として、何を食べていくのかこれをしっかりと知っていくことが大切になります。
また運動も大切です。
歩いたりする有酸素運送はインスリン抵抗性を下げ、ストレスを取り除き、血流も改善してくれる良い働きがあります。
ただし、移植した後、妊娠望んでのタイミングをとった後は激しい運動や、自転車に乗ったりしていくと振動で着床しようとしている卵が落ちてしまう可能性もあるので注意しましょう。
血糖値を下げる働きのあるタンポポ
卲輝(しょうき)先生に尋ねたところ、子宝をサポートするタンポポですが、血糖値も下げる働きがあるということです。
前回詳しく説明しましたが、インスリン抵抗性を下げ、インスリンのレセプターも強くしてくれることでインスリンの働きがよくなります。
またホルモンのバランスも整えていきます。
卲輝(しょうき)先生の開発されたタンポポのお茶はタンポポの中でも一番効果のある部分で希少糖と言われる糖鎖だけを取り出したものとなっています。
妊娠しやすい体作りでは、ホルモンバランスを整え、卵子の育ちを助けます。
また妊娠した後も妊娠中に上がりやすいインスリン抵抗性を下げ、ホルモンバランスを整えることで流産や早産の予防をしてくれるそうです。
やはりタンポポは子宝を望む方の強い味方になってくれるようです。
萬育堂薬房店長
薬剤師
鍼灸師
島原順一
萬育堂薬房
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