〜質を見直すことで、身体はもっと整う〜
こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。
今日は、誰もが毎日口にする「水」について、意外と知られていない大切な話をシェアします。
水は、赤ちゃんの体の約80%、大人でも60〜70%を占めていると言われています。
つまり、どんな「質の水」を身体に取り入れるかは、私たちの健康や妊活に大きく関わっているんです。
特に妊活中や妊娠を目指す方にとっては、母体の環境づくりがとても大切。水分不足や水の質が悪いことで、知らないうちに身体の巡りや内側の環境に影響が出ることも…。
そこで今回は、「水を選ぶときに知っておきたい事実」をまとめてみました。
1. 日本の水道水、見過ごせない現実
もちろん、日本は世界的に見ても安全な水道水が供給されています。
ですが、老朽化した水道管やマンション・ビルの貯水タンク内での問題が報告されています。
実際に報道では
タンク内でナメクジ、ネズミ、ゴキブリの死骸が見つかった事例
長年交換されていない水道管内のサビや汚れ
といったケースも確認されています。
また、水道水に含まれる「塩素」は殺菌目的で必要なものですが、体内に蓄積すると善玉菌にも影響を与えるとも言われています。
水を飲むこと自体は大切。でも、どんな水かを見直す時代です。
2. PFOS・PFOA問題をご存知ですか?
PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、近年問題視されている有機フッ素化合物。
一部の地域では、水道水や地下水からこれらが検出されたことがあり、長期的な蓄積による健康リスクが世界的に議論されています。
PFOSやPFOAは環境中で分解されにくく、蓄積する性質があることから、「永久化学物質」とも呼ばれています。
3. ペットボトル水にも落とし穴?
ペットボトルの水は便利ですが、注意点もあります。
ペットボトル内部には防腐目的でコーティング剤が使用されている場合がある
マイクロプラスチックの問題:ボトルの劣化や製造段階で微細なプラスチック片が混入することが指摘されています
近年の研究では、マイクロプラスチックが体内に入り、腎臓などの臓器に蓄積する可能性も示唆されています。
もちろん、すぐに大きな健康被害が出るわけではありませんが、日常的な水の選び方次第で、身体への負担を減らせる可能性は高いです。
まとめ:水を変えることが、身体を変える第一歩
赤ちゃんを望む方、日頃から健康を意識している方は、まず「水の質」を見直してみるのがおすすめです。
浄水器の設置
信頼できる水の選択
なるべく新鮮な状態で水を摂る
大切な身体のために、知らず知らずのうちに取り込んでしまうリスクを減らし、毎日の「水」を整えることで、内側からの健康維持につながります。
気になる方は、まず生活の中の水環境をチェックしてみてくださいね!
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の製品・治療を推奨するものではありません。気になる方は、専門の医療機関や信頼できる情報源をご活用ください。