妊活中のおすすめ&NG生活習慣 ~水・空気・栄養 編~

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院の澤田です。
不妊専門鍼灸師としてたくさんの方をサポートする中で、実際に妊娠された方たちに共通していることがあります。
それは、「水・空気・栄養」という身体の基本を、ちゃんと整えていること。
「何から始めたらいいか分からない…」という方も多いので、今日は妊活に大切なこの3つの視点から、【おすすめ習慣】と【知らずにやりがちなNG習慣】をご紹介しますね。
【水】妊活と身体の巡りに直結する水分の摂り方
◎ おすすめ習慣
常温のお水や白湯をこまめに飲む
一度にたくさんではなく、こまめに補給
ミネラルを意識した水や天然の麦茶も◎
東洋医学でも「冷え」は妊娠の大敵。冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまい、妊活の妨げになることがあります。特に今の季節は、暑くてもできるだけ冷たい飲み物は控えてみて。
NG習慣
冷たい水・ジュースのガブ飲み
喉が渇いてから慌てて飲む
カフェインや甘い飲み物に偏る
妊娠された方は意外とシンプルに、白湯や常温水を習慣にしていますよ。
【空気】実は見落としがちな寝室環境がカギ
◎ おすすめ習慣
朝晩の換気を習慣に
寝室の掃除、特に枕や寝具のケアをこまめに
外での深呼吸やリラックスタイムを意識
実は、寝室って家の中で一番空気が汚れているって知ってましたか?
特に、枕カバーや布団には目に見えないダニの死骸やホコリ、ハウスダストが溜まりやすく、寝ている間にそれを吸い込んでしまうんです。
呼吸が浅くなったり、質のいい睡眠が妨げられると、ホルモンバランスや自律神経にも悪影響…。
妊活中こそ「寝室の空気」を整えて、身体のリズムを整えましょう。
NG習慣
換気をせず、締め切ったままの寝室
枕カバーや寝具を洗わず放置
空気の悪い場所で長時間過ごす
寝室の清潔さ、意外と妊活の落とし穴ですよ。
【栄養】身体をつくる材料をしっかり整える
◎ おすすめ習慣
タンパク質・鉄分・ビタミンを意識した食事
発酵食品や温かい食事で内臓を整える
無理のない範囲で自炊を増やす
「血の質」は妊娠しやすい身体に直結します。東洋医学でも「血(けつ)」を増やすことは重要で、栄養不足はそのまま妊活力ダウンにつながります。
バランスよく食べることを意識してみてくださいね。
NG習慣
インスタントや外食が中心
極端なダイエットや偏った栄養制限
食べないことで体力・代謝が落ちる
妊活中は「カロリー」より「栄養の質」を大切に。
まとめ:妊娠しやすい身体は、日々の小さな積み重ねから
妊娠された方たちは、特別なことよりも、
「水・空気・栄養」――この基本を丁寧に整えています。
冷えない水分補給
寝室の空気と呼吸を見直す
栄養バランスを意識した食事
どれも、今日からできることばかりです。
ばんいく堂鍼灸院では、鍼灸と合わせて生活習慣のアドバイスも行っています。妊活中で「何を変えたらいいか分からない…」という方は、ぜひご相談くださいね。