皆様、こんにちは。
ひよこ店長こと、島原です。
さて今日は陰陽を変えることができる方法である調理についてお話ししていきます。
漢方でも生薬を蒸したり、焼いたり、乾燥させたりしながら、生薬の性質を変えるということはしていますが、これと同じことが普通の食材でもできます。
陽性にする方法はそのままですが、加熱です。煮炊きする時間が長いほど陽性が上がっていきます。
また圧力をかけたり、乾燥させたり、発酵させたりすることも陰性から陽性に変える方法です。
たとえば大根はそのまますりおろすと体が冷えますが、煮込むと体を温めてくれます。
また緑茶は体を冷やしますが、緑茶を発酵させた紅茶は体を温めます。漬物も発酵しますので体を温めます。
他に陽性にする方法が塩を加えることです。
きゅうりも体を冷やしますが、塩もみをすると陽性に変わります。
では逆に陰性に変わる料理法は、冷やしたり、お酢を加えたり、砂糖を加えたりすると陰性に近づきます。
酢の物などは体の熱をとる食べ物と言えるのです。
また砂糖などの入ったお菓子類なども体を冷やす食べ物です。
料理での陰陽の変化度合は、加熱時間や圧力鍋を使ったりしたかや調味料の組み合わせ方で違います。
自分の体質を知ったうえで料理方法や食材選び、献立の立て方を考えていきましょう。
一回の料理で陽性に偏りすぎたり、陰性に偏りすぎたりしないようにしながら、全体のバランスを見ると良いと思います。
今の日本人の多くの方は体がひえている人が多いと言われています。
体温が高い子供も平均体温が50年前と比べて1℃ぐらい下がっていると言われています。
1℃体温が下がると、基礎代謝が12%、免疫力が30%下がると言われています。
これは体温が低いほど生活習慣病になりやすく、免疫力も外からの菌と戦うだけでなく身体の中の老廃物を解毒する働きもあるので、体温の低下は病気になりやすい体を作ってしまいます。
日本は海に囲まれており、湿気も高い土地柄なので、水が溜まりやすく陰性体質の方が多くなる環境にあります。
その上にストレスや生活環境、仕事場での環境などで体が冷え、陰陽のバランスがおかしくなった方は多くおられます。
湯船に浸かって汗をかき、体を温めて、また食事を見直し、自分の体に合った食生活をしていき健康にイキイキとやっていける体作りをしていきましょう。
萬育堂薬房店長
薬剤師
鍼灸師
島原順一
萬育堂薬房
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