妊活にいい食べ物って本当はどう選ぶ?

〜巷の情報との上手な付き合い方〜

「妊活にいい食べ物」と検索すると、さまざまな情報が出てきます。

葉酸を摂ると良い、鉄分を意識して、冷たいものは避けて…確かにどれも間違っていないように見えますよね。

でも、実はこの情報、“すべての人に当てはまるわけではない”ということ、ご存じでしょうか?


◆ 妊活=体の土台を整えることから

妊娠を目指すために、何を食べるかはとても大切です。

でもそれ以前に、「今のあなたの体の状態がどうか」がもっと大事。

  • 貧血気味なのか
  • 冷えやすいのか
  • 生理周期がバラつきがちなのか
  • 食欲や便通の調子は?

例えば、「鉄分がいい」と言われてレバーを積極的に食べたとしても、消化力が弱っている人にはかえって胃もたれの原因になることも。

つまり、「○○が妊活にいい」よりも、「今の自分の体に合っているか」を見極めることが鍵になります。


◆ 巷の情報にふりまわされないための3つの視点

1|“誰のための情報か”を考える

ブログやSNSの情報は、その発信者の体質やライフスタイルによって合う・合わないがあります。

「この人がいいと言ってたから、私にも合う」とは限らないのです。

2|自分の体のサインに耳を傾ける

「食べた後にお腹が張る」「便通が乱れる」「なんとなくだるい」などのサインは、実はとても重要です。

食べたものが自分に合っているかどうかは、“体が一番知っている”んですね。

3|東洋医学の体質視点も参考に

東洋医学では、妊娠に関わる体質を「腎・脾・肝」のバランスで見ます。

例えば冷えやむくみがある方は“脾”を整える食材(かぼちゃ・黒米・なつめなど)を選ぶなど、体質に合わせた食材選びも一つの手です。


◆ 情報よりも、自分の声を信じて

もちろん、葉酸や鉄、ビタミンDなど妊娠に必要な栄養素はあります。

でも、「これを食べたら妊娠できる!」という魔法のような食材は存在しません。

体の土台を丁寧に整え、日々の食事で“バランスよく心地よく”を目指すこと。

それこそが、妊活の第一歩だと私たちは考えています。

◆ まとめ


巷で言われる妊活食
本当に大切なこと
葉酸、鉄、亜鉛をとる今の体に足りているか?消化できるか?
温かいものがいいどこが冷えてる?内臓?足先?全身?
甘いものは控える我慢しすぎてストレスになってない?

妊活は、「これが正解!」という型に当てはめるものではなく、

“あなたにとっての最善”を見つけていくプロセスでもあります。

気になることがあれば、体質に合った食のアドバイスも行っていますので、

お気軽にご相談くださいね。

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