不妊と食生活について⑤⑥

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です(^_^)
引き続き、前回の続きで 「若返る食事の法則56」について書きます。

『不妊と食生活について⑤⑥』

若返る食事の法則

5.発酵食品で「酵素」を補給

 
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発酵食品(納豆やみそ、玄米発酵食など)には消化酵素が含まれているので消化を助ける働きがあります。
その他の酵素も私たちの体には必要とされています。酵素を植物に与えると巨大な大根やカボチャが出来るように、私たちの体を元気にするには酵素は必須のものです。私たちの食べ物の多くは加熱調理されますので酵素は枯渇気味です。是非麹菌や乳酸菌の発酵食品を出来るだけ食べてください。また麹菌などの発酵食品を摂ると、麹菌の菌体内に全ての必須アミノ酸やビタミン類(ビタミンC以外)、NADなどが多量に含まれているため、それらを充分に補えます。

 

6.水を飲む(コーヒーや緑茶は控えめに)

 

 

画像のプレビュー


体の約70%は水分です。コーヒーやお茶、清涼飲料水ではなく「お水」を飲むようにしましょう。

朝起きてすぐと、食事の30分~1時間前に飲むようにすると良いでしょう。

カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激し好中球から活性酸素が多量に分泌されるため、体に良くありません。

またスポーツドリンクも激しい運動をして汗として出る分を補うように設計されたもので、塩分やその他のミネラルも多量にあり、腎臓に負担をかけますので、毎日摂るのはお勧めできません。

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不妊と食生活について③④

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です(^_^)
今回も前回の続きで 「若返る食事の法則3、4」について書きます。

『不妊と食生活について③④』

若返る食事の法則

3.副食は「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」を中心に

いつもタンパク質を多く摂るように心がける一方で、体のミネラルバランスやビタミンが十分取れるように、下記の様な副食も念頭に置いて毎日の食生活を組み立てるようにしましょう。

 
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4.砂糖(お菓子やジュース)や果物は控えめに


白砂糖は体の中でエネルギーになる時にビタミンBや貴重なミネラルを消費してしまいます。
また体温を軽度下げてしまい、女性の冷え性の原因のひとつになっています。またブドウ糖は癌細胞の多くが解糖系の代謝で生きているため、PETなどの最先端の癌検出検査の原理となっています。見かたを変えれば、癌を元気づけているようなものです。ですからあまり甘いものは美味しいですが摂らないに越したことがありません。

安保先生の著書によると癌細胞を抑制してくれる免疫細胞であるリンパ球の働きを抑えてしまい、発癌しやすい環境を作ってしまうとのことです。

ですから果物の摂取はミネラルや栄養に富んでいますが少量を旨とし、太りやすい食後の果物は控え、摂る場合は朝一番など空腹時が良いでしょう。

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不妊と食生活について②

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です(^_^)
今回は前回の続きで 「若返る食事の法則2」についてです。

 

『不妊と食生活について②』

若返る食事の法則

2.主食はなるべく未精白玄米に

パンダが笹の葉や竹を食べるのみでそれ以外のものを食べなくても元気であるように、動物にはそれぞれ食すべき適応食があります。

人間も動物ですから本来食べて元気になる適応食があり、古来からそれが玄米であることを古人は教えてくれています。ですから食事の60%は少なくとも穀物、できれば陰陽のバランスがとれた玄米にすると良いでしょう。

しかし、よく「30品目以上の食品を摂りなさい」といわれますが、果たしてそれは正しいことなのでしょうか?それは以下の点であまり良くないと思われます。

まず第一にそれだけの食材を購入する費用がかかり不経済です。

第二に購入された食品には添加物が多く含まれ、日持ちを良くするために加熱調理(滅菌処理)され、時間がたっているものが多く、栄養価は損なわれているものまで摂ることになる。

第三に何を食べようかと悩んでストレスを感じてしまいます。第四に自然界では同じものが入ってくるので胃腸は楽ですが、30品目以上を摂るということは胃腸を酷使する事になり、胃腸が疲弊します。

それよりは完全栄養に近い玄米を食べれば簡単に事足ります。でも精米した白米は「粕(カス)」と言う字になるように、殿粉の固まりで、白砂糖をとっているのと同じです。うどんやパンなどの白い食べ物もデンプンの固まりで砂糖と同じばかりでなく、粉にしていますから、空気中の酸素により酸化されており、白米以下の食べ物です。

ところで殿粉は分解されてブドウ糖となり、細胞内に取り込まれ、ミトコンドリアでATPの原料として使用されます。

このときにビタミンB1,B2,B6,B12やミネラルなどを消費してしまうことが分かっており、特にビタミンB1不足は顕著です。

B1不足は、仕事や勉強に集中できない、昼間に居眠りをする、イライラする、疲れやすい、肩がこる、口内炎ができやすいなどの日常よくある症状を引き起こしますので「えっ」と驚かれるかもしれません。

ですから、白米やうどんや白いパンは栄養素を奪う「マイナスの食べ物」なのです。

有名な話しとしては、ビタミンB1を米糠から抽出した鈴木梅太郎が、「ニワトリとハトを白米で飼育すると脚気様の症状がでて死ぬこと、糠と麦と玄米には脚気を予防して快復させる成分があること、白米はいろいろな成分が欠乏している」ことを報告しています。

現代の皆さんが白い殿粉の固まりや白い砂糖のお菓子を沢山食べて健康でいられる方が如何に少ないか、「未病」の方が如何に多いかと言う根本原因が上記にあります。

また精米した白米は黴びやすく、表面の酸化された糠油を落とさなければならないため、多量の水で「研ぎ」、下水を汚し、カロリーはあるが人を養う栄養が大変少ないものです。

話しが逸れてしまいましたが、結論として玄米には体の中で利用できるように必要なビタミンB類やミネラル・補酵素類がバランスよくほとんど全て入っていますので、玄米食をなるべく食べるようにしましょう。

玄米食がなかなか食べられない人は、雑穀を混ぜたり、麦飯を食べたりして工夫しましょう。

健康の「康」に「米」を足すと「糠(ヌカ)」となるように、糠には健康の元があります。

この糠を沢山使って麹菌で醗酵させた「玄米発酵食品」は非常に優れた食品ですので、外食で玄米を摂れないときなどに服用して玄米の栄養をスマートに摂取できますから、毎日利用するようにしましょう。

日々の食から身体は作られます。
神経質になる必要はありませんが、少し意識してみませんか。
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不妊と食生活について①

 

今回からシリーズで食についてご説明していきます。

妊娠を希望する方もそうでない方も、どうぞご参考にしてみてください。

『不妊と食生活について①』

細胞代謝が活性化するには、代謝に必要な全ての栄養素をバランス良くとらなければなりません。私達の周りには、加工度が高く添加物が多く含まれる食品が沢山出回っています。

それらの食品を何十品目も摂取したとしても「バランスのとれた食生活」とは言えません。

食品に対する正しい知識を得ることによって、食べ物の大切さを実感すると共に日々の食生活が充実すると思います。

今回から「若返る食事の法則1~10」と題して食生活を改善して細胞を若返らせる内容のメールをシリーズでお送り致します。

若返る食事の法則

1.タンパク質を多く摂りましょう

欧米人に比べてアジア人は以前から統計的に妊孕性(妊娠する力)が劣っています。これは主にタンパク質を多く摂っている事に起因します。

なぜかと言いますと、生命の代謝は一つの細胞辺り約12000種類の酵素によってとり行われていますが、この酵素の原料がタンパク質であるため、十分な原料のタンパク質が無いと十分な酵素が作れません。

このような時は、必要なものを作って利用し終わったら分解してアミノ酸に戻し、このアミノ酸から再度必要な酵素を作成するという「自転車操業」を細胞の中でしています。

ですからどうしてもタンパク質が不足しがちなアジア人は細胞増殖などの代謝が悪くなり、妊孕性が落ちてしまいます。

不妊患者の多くは35歳以上の代謝が生理的に低下している方が多く、特に体外受精などで良い卵が採れない方には、この傾向が強い事が分かっています。

ですから不妊患者の卵の質を良くする最も大切な点は、良質な蛋白を十分摂取する事です。具体的には卵や青魚、お肉、大豆製品をおおく摂る事が必要です。

一つ注意してほしい事は、植物性蛋白にはアミノ酸からタンパク質を合成を開始するときに必要なメチオニンというアミノ酸が少ないため、メチオニンを多く含む動物性パンパク質を一緒に摂るように心がけてください。

毎日私たちの体は赤血球が120日、皮膚が30日、胃や腸などの粘膜が2~3日で入れ替わっており、平均して100~200億の細胞が入れ替わっていると言われています。

不妊治療で大事な、卵細胞や精子細胞は75日ほどで成長すると言われています。

これらの細胞の入れ替えを支えるためには十分な量の蛋白の補充が必要になります。

また細胞膜を構成するものとして油類は重要です。

理想的にはオメガ3とオメガ6系の油が1対3の割合がもっとも理想的とされていますが、オメガ6系の油(天ぷら油、ごま油)を我々は非常に多く摂り過ぎる傾向があります。

できれば血液をサラサラにしてコレステロールを下げてくれる様やEPAやDHAが含まれた青魚や昆布・わかめ等を摂るようにしたり、亜麻の実(ゴマのようなもの)を積極的に摂り、オメガ3系の油を増やすようにしてください。

 

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「不妊の原因・細胞を老化させるもの」

こんにちは、ばんいく堂鍼灸院です。

今回は生きていれば、避けて通れない活性酸素についてです。

 

『不妊の原因・細胞を老化させるもの』

『活性酸素:体をサビさせてしまう酸素』

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私達が掛かる病気の90%近くが「活性酸素」に起因していると言われています。

また信じがたいことですが、マイロン・ポリコーブ(カリフォルニア大学名誉教授)とルードビィヒ・ファイネンデーゲン博士(米国エネルギー省医学顧問)の重要な論文によると以下のことが発表されています。

『毎日我々の体細胞中のDNAは活性酸素によって100万箇所で傷付いているが、様々な修復酵素でその損傷を殆ど修復しており、どうしても修復しきれなかった細胞はアポトーシスなどを起こして破壊除去されると言うことがわかった。』

これが体細胞60兆個に起こっているのですから、私達の体にがん細胞は毎日3千個は出来ていても全く不思議ではありません。それらを毎日免疫細胞が破壊してくれていますので、活性酸素を増やすことや免疫細胞の機能を落とす生活をしてはいけないことがおわかりになると思います。

不妊治療も加齢に伴う流産率の増加は、抗酸化力の低下と関係していることが多くの論文で示唆されています。

また精液所見の不良な方の抗酸化能が低下していることも多数見られるようになりました。是非これからは「不妊」と「抗酸化能」をキーワードに考えて頂ければと思っております。

 
松康泉
英メンズクリニックで臨床データを取っている松康泉は精子の酸化ストレスを軽減する為に服用していて良い結果が出ておりますので安心して勧めて頂けます。
(*臨床データの無い抗酸化サプリメントは悪影響を及ぼす可能性がありますので抗酸化サプリメントを選ぶ際は気を付けて下さい。)
活性酸素は現代社会では切り離せないので、上手に減らしていけたらいいですね。
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勤務時間の長さや肉体的にきつい仕事と妊娠までにかかった時間

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。
今回はハーバード公衆衛生大学院の研究チームの論文です。
 

『勤務時間の長さや肉体的にきつい仕事と妊娠までにかかった時間』

https://www.rbmojournal.com/article/S1472-6483%2814%2900137-0/abstract

妊娠を希望する女性看護師にとって、週に40時間以上の勤務や頻繁に重いものを持ち上げたり、移動させたりすることは妊娠するまでに時間がかかることが明らかになりました。


ハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、勤務時間や勤務中の力仕事と妊娠しやすさの関係を調べるために、看護師を対象にした大規模の疫学調査「Nurese’s Health Study3(看護師健康調査3)」のデータを解析しました。
2010〜2014年に看護師健康調査3に参加し、妊娠希望の1739名の女性看護師(平均年齢33歳)に勤務時間の長さや勤務中の肉体的な負荷についてアンケートに回答してもらい、その後、半年おきに妊娠に至ったかどうかを確認しました。

 

1年後には16%、2年後には5%の女性看護師が妊娠に至っていませんでしたが、勤務時間の長さと勤務中の肉体的な負荷と妊娠に至るまでにかかった時間との関係を調べました。

その結果、勤務シフトパターンは妊娠までの期間と関連しませんでしたが、勤務時間が週40時間以上の女性看護師は週21〜40時間の女性看護師に比べて妊娠するまでに20%長くかかったことがわかりました。

また、重いもの「25ポンド(11.325kg)以上」を1日に15回以上、移動させたり、持ち上げたりする女性看護師は重いものを移動させたり、持ち上げたりしない女性看護師に比べて妊娠するまでに1.5倍長くかかったことがわかりました。

このことから女性看護師の勤務時間の長さや勤務中の肉体的な負荷は妊娠しやすさに影響する可能性があることがわかりました。

女性看護師の勤務時間や肉体的な負荷と妊娠しやすさを調べた大規模な疫学調査で、勤務時間の「長さ」や「肉体的な負荷」が関係していたとのこと。

調査の対象である女性看護師ですが、平均年齢は33歳ですが、44.1%が肥満、もしくは、過体重、そして、22.4%は喫煙経験有りとのことですので、日本人とは、特に、BMIが違うようです。

同じ看護師健康調査3で実施された女性看護師の勤務時間や肉体的な負荷と月経周期との関係を調べた研究では、勤務時間の長さだけでなく、夜勤や夜勤のあるシフト勤務が月経周期が乱れるリスクが高くなることに関連していましたが、妊娠までにかかった期間では勤務シフトは関連しなかったようです。

また、肉体的な負荷として、11kg以上の重さのものを1日に15回以上移動させたり、持ち上げたりすると妊娠するまでの期間は1.5倍になるとのことでしたが、BMI別にみると、その傾向はさらに強くなり、BMI25以上の女性看護師の間ではその期間は2倍だったとのことです。

今回の調査では妊娠しやすさ(妊娠までにかかる期間)に影響する性交回数は調査していませんし、勤務によるストレスや疲労などもカウントしていませんので、勤務時間の長さや肉体的な負荷が妊娠しづらくさせると短絡的にとらえるのは無理はありそうです。

勤務時間の長さや肉体的な負荷に伴うさまざまな要素も妊娠しやすさに関係していると考えるのが自然かもしれません。

いずれにしても仕事や勤務に伴うストレスをうまくマネジメントすることが大切と言えると思います。

妊活の方は参考にしてみてください。
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『女性のカフェイン、アルコール、タバコが体外受精の妊娠成績に与える影響について』

みなさま、こんにちは!

米国生殖医学会(ASRM)  にて

『女性のカフェイン、アルコール、タバコが体外受精の妊娠成績に与える影響について』

Fertil Steril 2018; 110: 587(米国)doi:10.1016/j.fertnstert.2018.05.026

見解が発表されました。発表された内容を要約致します。

『女性のカフェイン、アルコール、タバコが体外受精の妊娠成績に与える影響について』  

 

カフェインが体外受精に与える影響について調査した疫学(統計)研究5論文のうち1論文だけが、体外受精の出産率低下を示しました。

また、アルコールが体外受精に与える影響について調査した疫学(統計)研究6論文のうち3論文は、現在のアルコール摂取が受精率、胚の質、着床率に悪影響であるとしていますが、1年以上前のアルコール摂取の影響はありませんでした。

一方、多数の疫学(統計)研究から、現在の喫煙が体外受精の妊娠成績を低下させることが明らかにされています。

かつての喫煙者は現在の喫煙者より良好な体外受精の妊娠成績を示しますが、禁煙と妊娠成績の関連は明らかにされていません。


妊娠を目指している方のアルコールとカフェイン摂取には制限を設けるべきであると、米国生殖医学会(ASRM)では以下の指針を提示しています。

1 妊娠前のアルコール摂取1日1単位(20g)まで、妊娠中のアルコールはゼロ

2 妊娠前も妊娠中も中等量のカフェイン摂取1日100~200mgまで

3 喫煙は妊娠前も妊娠中も絶対にダメ!

これまでの常識とは逆になりますが、このように意見が食い違うのは今までアルコールとカフェインの論文が少なく今回のような大掛かりな調査が今まで無かった事が最大の理由です。

結論として、タバコに関しては間違いなくマイナスになりますので、禁煙はもちろんですが、アルコール摂取量の減少に心がけ、カフェインはほどほどに、といった生活習慣が望まれます。

ちなみに

アルコール1単位(20g)とは

ビール換算で500ml(ロング缶)

ワイン換算でワイングラス2杯弱

カフェイン摂取1日100~200mg とは

インスタントコーヒー カップ2杯~3杯

玉露 1杯

紅茶 5杯~6杯

缶コーヒーブラック 1杯

です。

 

コーヒーは美味しいですが飲み過ぎに注意してくださいね。

玉露もカフェインが高いです。ご参考にしてください。

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サプリメントの必要性

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

サプリメントを使う場合、他力と自力をうまく使いわけることが、とても大切だと、つくづく、思います。

なぜそのように思うのかと言うと

◎体内でつくることが出来ない必須栄養素の場合

栄養素の中には、生きていくのに絶対に必要な栄養素であるのだけれども、体内でつくることが出来ないものがあります。

たとえば、ビタミンやミネラルや糖鎖栄養素、必須脂肪酸と呼ばれているオメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸、そして、必須アミノ酸などです。

自分でつくることが出来ないわけですから、当然、食事から摂り入れなければなりません。

ところが、食事内容に偏りがあると、不足したり、欠乏してしまうということが起こり得ます。

もしも、それらの栄養素が不足したら、健康になんらかのマイナスの影響を及ぼしてしまいます。

そのような場合、食事の偏りをあらため、不足を解消すべきです(自力)が、偏りをあらためたとしても、不足を解消するには、そこそこ、場合によっては何ヶ月もの時間がかかります。

その間、つなぎ的な役割をサプリメントが担うことになります(他力)。

一方、習慣化してしまった食事の偏りをあらためる(自力)のは、簡単なことではないので、食習慣はそのままで、サプリメントを摂り(他力)続けてもよいかなという考える方もあるかもしれません。

ところが、これはサプリメント(他力)の間違った使い方と言わざるを得ません。

なせなら、サプリメントで補充できる栄養素の不足は解消できても、食事の偏りによるバランスの悪さは解消することが出来ないからです。

また、食事の偏りで不足してしまう栄養素を全てサプリメント(他力)で補充できるわけではありません。

このように、サプリメント(他力)は食事(自力)で必要な栄養素をとれるようになるまでの「つなぎ」であることを知っておく必要があります。

ただし、妊娠前、妊娠中の女性にとって例外が1つあります。

それは葉酸です。

葉酸だけは、偏りのない食事をしていても、新しい命(胚や胎児)に必要とされる量をまかないきれない遺伝的特徴のある女性が一定割合いるからです。

決して病気でも、異常でもないレベルの遺伝的特徴です。

そのため、厚労省は妊娠前のすべての女性に葉酸をサプリメントで補充することを呼びかけているわけです。

◎体内でつくられている栄養素の場合

生きていくのに必要な栄養素の多くは体内でつくられています。

たとえば、ミトコンドリアでエネルギー産生に関わり、強力な抗酸化作用を有するコエンザイムQ10やL-カルニチン、αリポ酸などのビタミン様物質、また、ビタミンでありながら、ビタミンDも体内でつくられています。

これら以外にも多く存在しますが、これらは、食事からも微量を摂取していますが、必要量のほとんどは体内でつくられています。

これらの栄養素の不足は老化を早めたり、いろいろな病気にかかりやすくなってしまいます。

そのため、サプリメント(他力)をうまく使えば、それらのリスクを低くすることができるかもしれません。

その場合でも正しい使い方を知っておくべきです。

たとえば、ビタミンDは紫外線にあたることでつくられます。

そのため、極力、アウトドアで過ごし、太陽光にしっかりとさらすべきなのですが、紫外線を浴びることのデメリットもありますし、なにより女性にとっては現実的ではありません。

その上、ビタミンDが含まれている食材は限られています。

このようにビタミンDは体内でつくられているとは言え、特殊なつくられ方なため、特に現代社会ではサプリメント(他力)を継続的に利用することが有利になると言えます。

一方、L-カルニチンのようなビタミン様物質のつくられ方はどうでしょうか。

カルニチンは主に肝臓や腎臓でアミノ酸のリジンやメチオニンからつくられていますが、その過程でビタミンCや鉄、ビタミンB6、ナイアシンが関わっています。

そのため、基材であるタンパク質はもちろんのこと、ビタミンCや鉄、ビタミンB6、ナイアシンなどのビタミンやミネラルが不足すれば、当然、カルニチンをつくる効率が悪くなってしまいます(自力)。

カルニチンは脂肪をミトコンドリアに運びこむ役割を担っていますので、カルニチンの量が減るとエネルギー産生の効率を悪くし、不完全燃焼が起こり、酸化ストレスを招き、細胞の機能低下、そして、年齢以上に老化が進んでしまうことになります。

であれば、L-カルニチンをサプリメントで補充(他力)すれば、L-カルニチンの不足そのものは解消されますが、これも部分的解決と言わざるを得ません。

もしも、年齢以上に老化が進んでいる原因が、食事の偏りによるタンパク質やビタミン、ミネラルのバランス悪化でカルニチンの産生効率が下がっているのであれば、カルニチンを補充するだけでは不十分なのは誰でもわかると思います。

アミノ酸やビタミン、ミネラルは、カルニチンをつくっているだけではありません。

カルニチンをつくるのはそれらの働きのほんの一部で、他の働きにも支障が出ているはずです。

そのため、カルニチンの補充は問題解決のスタートにしか過ぎず、やはり、食事の偏りをあらためることが必要になってきます。

◎体内でつくることが出来ない体内異物の場合

栄養素の中には生きていく上で絶対に必要なものではないけれどもヒトの体内で有用な働き(他力)をするものも少なくありません。

機能性成分と呼ばれることもありますが、医薬品に近い食品と言えるかもしれません。

たとえば、ピネシアコムオイルなどのポリフェノールがあります。

このような栄養素をサプリメントで補充する場合は、誰にでも必要で有用であるわけではないので、必要性や使い方を知ったうえで選択することが極めて大切です。

そして、たとえ、有用な働きが期待できる成分(他力)であっても、それによって働くのは身体に備わった機能(自力)です。

そのため、備わった機能が正常に働く(自力)には、必須栄養素の過不足がないことが条件になります。

このような場合でも、食の偏りをあらためておくことが、サプリメントで補充した成分が役割をはたす上で必須であることがおわかりいただけたかと思います。

いかがでしたか?
妊活中の方、そうでない方も食生活を見直してどのようなサプリメントが必要なのか考えてみましょう。
ばんいく堂鍼灸院では、専任アドバイザーがサプリメントのアドバイスもしていますのでお気軽にご相談ください。
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