春の不調と妊活カッサ

カッサは古くから中国で親しまれてきた民間療法ですが、

まだまだ体験されたことがない方も多いはず。

 

そんなカッサの魅力とは?

どんな効果があるのでしょうか??

メノウ石とは?

ショウキストンはメノウ石でできており、原石は塊です。

原石の中には水が溜まっているので、陰の部分になります。原石の丸い部分は陽になります。

なので、ショウキストンは陰陽の部分があります。身体の陽の部分はカッサの陰の部分で刺激し、身体の陰の部分はカッサの陽の部分で刺激を与えるともっとも効果的です。

カッサは経絡の流れとツボを刺激する事によって症状を緩和してくれます。

主に、ソフトカッサなので力はいりません。

カッサの手法としては経絡の方向にながしたり、ギザキザした感じの手法でツボを刺激します。

特にお腹周りはとても気持ちいいです。

妊活

 

お腹カッサ

妊活をしている方はお腹の周りもすごく緊張していますので、

お腹の帯脈をショウキストンでほぐすととても気持ちいいです。

 

そして、子宮や卵巣をカッサで直接ほぐし、

ホルモンバランスを整え、気血のめぐりをスムーズにします。

子宮も筋肉で出来ているので、カチカチに硬い状態だと妊娠も難しくなります。

良い卵子が出来にくい、流産しやすい、子宮内膜が薄いなどで

お悩みの方、生理痛の方にもおススメです!

 

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『子宮内膜症リスクと食生活(柑橘類)』

『子宮内膜症リスクと食生活(柑橘類)』

アメリカのハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、果物、特に柑橘類をよく食べる女性は子宮内膜症の発症リスクが低いという研究結果を発表しました(1)。

子宮内膜症とは子宮内膜以外のところに子宮内膜ができてしまう病気で、不妊症の原因になり得ますが、その程度や状態はさまざまで、とても複雑です。

実際のところ、子宮内膜症があっても、何の問題もなく自然妊娠できることもあれば、不妊症を引き起こし、治療を繰り返しても、なかなか、妊娠に至らないということもあるというのが現実です。

子宮内膜症、そのものを治療することは困難なことから、妊娠を目指していても、いなくても、予防、もしくは、重症化の予防がとても大切になってきます。

そんな背景から、これまで、食生活は子宮内膜症の発症と何らかの関連があれば、有効な予防
方法になるのではということで、多くの研究が行われてきました。

たとえば、イタリアのミラノ大学の研究者らはこれまでの実施された11件の研究結果をまとめています(2)。

その結果、子宮内膜症の女性は野菜やオメガ3脂肪酸の摂取量が少なく、反対に赤身の肉やコーヒー、そして、トランス脂肪酸の摂取量が多いと報告しています。

ところが、それぞれも研究方法が異なり、また、精度にもバラツキが大きく、結果の信頼性はそれほど高くはありませんでした。

そんな中で、今回のハーバード大学の研究は、約10万人弱の女性看護師を22年以上追跡した大規模コホート研究「看護師健康調査2」のデータを解析した結果で、もっとも規模が大きく、かつ、追跡期間が長い前向き研究です。

追跡開始時に子宮内膜症や不妊症でなかった対象者、70,835名に対して、1991年から4年ごとに食物摂取頻度調査票を用いて食品の摂取頻度と摂取量を回答してもらい、20年以上!、追跡してます。

そして、腹腔鏡による子宮内膜症との確定診断がなされたのは2,609症例で、果物や野菜の摂取量と発症リスクの関連を解析したところ、果物の摂取が多いほど子宮内膜症の発症リスクは有意に低かったというのです。

特に、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類で、はっきりとあらわれ、1日に柑橘系の果物を1個以上食べる女性は、週に1個も食べない女性に比べて、子宮内膜症のリスクが22%低かったとのこと。

さらに、栄養素でみてみるとβクリプトサンチンの摂取量と子宮内膜症の低リスクと有意に関連していたといいます。

βクリプトサンチンは、みかんや柿、オレンジに豊富に含まれているカロテノイドの仲間で、体内で必要な量だけビタミンAに変換され、強力な抗酸化作用があります。

文献)
1)Human Reproduction 2018, 33(4) 715-727
2)Reprod BioMed Online 2013; 26: 323.

ばんいく堂鍼灸院スタッフ懐妊症例

 

妊娠判定:陽性
ついに胎嚢、心拍も確認できました。
 1年半の妊娠準備を経て、私はついに体外受精にステップアップしました。
 AMH、基礎卵胞、どちらも問題ありませんでした。しかし、子宮鏡検査でポリープ、慢性内膜炎、卵管水腫、黄体機能不全が発見されました。先生から一回あたりの移植に対して妊娠成功率は約30%だと言われたのはショック🤯でした。でも、これは卵管水腫がある限り現実を受け入れざる得なかったです。
数年間IVFクリニック仕事した私にとってこの結果は衝撃的でした。
但し、今まで多くの患者様の症例を見てきたので、最後迄諦めずに頑張ればきっと妊娠できると信じてました。
 卵管水腫に対し、邵輝博士に相談しました。邵博士は温灸を妊娠3穴にすると卵管水腫に非常にいいと言われましたので、すぐ実行しました。
 ばんいく堂の過去の成功例では移植前に子宮卵巣温灸カッサを持続していた患者が成功する確率が高くなったデータもあります。子宮が冷ると硬くなり,内部の血流が悪く,栄養供給が不足しているため受精卵は着床しにくいです。
 温灸カッサはは子宮の筋肉を柔らかくし、暖かくします。更に、血流を促進し、受精卵に最高の着床環境を作ることができます。これは西洋医学ではできない事です。
私は採卵2回でG3の胚盤胞を2個、グレード2を3個獲得しました。
 今回移植したのはグレード3AB胚盤胞でした。SEET方法でした。移植当日培養土さんと会った時胚盤胞のグレードは5ABになったのでとても嬉しかったです。「この子は凄く生命力がありますね」と言ったら、培養土さんからも「そうですね、順調です😊と微笑んで答えていただきました。
私は1年以上ショウキT 1と松康泉を服用し、移植3ヶ月前から毎日必ず温灸を妊娠三穴にしました。
 そして、温灸カッサを移植前に4回行いました。施術していただいた方は手で私のお腹の脈動を測ってから、「今回絶対妊娠するから心配するな」と心強い言葉をいただきました。
 温灸カッサをする前とした後のお腹の脈の動きはすごく変わります。脈の動きは非常に強くなり、子宮の周りの血流がよくなります。
 今まで沢山の不妊の方のサポートをしていただきましたが、今回は自分自身の体験で東洋医学、温灸の力,よもぎ蒸しの力に本当に驚きました。
 そして、心が折れそうになった時今まで支えていただいた周りの方に常に感謝します。
 2022年寅年元気な赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみにしています。
 これからも自分の経験を生かし妊娠したい全ての女性の方に寄り添ってサポートさせて頂きます。

詳しく知りたい!体外受精の流れ、費用、成功するための秘訣とは??

皆さまこんにちは!

 

赤ちゃんがなかなかできないと不妊治療を始める時、タイミング法・人工授精・体外受精と

段階を踏んでいくことが一般的です。

タイミング法から人工授精へ、人工授精から体外受精へと治療を進めていくことを、

ステップアップと言われています。

 

タイミングの取り方

http://www.banikudo.com/?p=805

人工授精と体外受精の違い

http://www.banikudo.com/?p=1174

 

今回のブログは不妊治療の最終ステップ、体外受精について詳しくまとめてみました。

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体外受精(IVF:In Vitro Fertilization)とは、卵子を体の中から取り出し、

同じく採取した精子と合わせ自然に受精した受精卵を子宮内に戻す生殖補助医療技術のことです。

生殖補助医療技術はART(アート)と呼ばれています。

 

体外受精では、タイミング法や人工授精ではわからなかった、

卵子と精子が受精されるのか、受精した卵子が成長するのか、

受精卵が着床するのかということがわかります。

採卵した卵子と精子が妊娠にむけた過程をしっかりとふんでいるか、培養士がしっかりと確認します。

 

体外受精を行うには、日本産婦人科学会が

「本法以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される夫婦を対象にする」

と定めています。

具体的な内容は決められていないので、クリニックによって体外受精を行う適応基準は異なります。

一般的には、以下のような方に体外受精の適応基準となります。

 

<卵管性の不妊>

卵管に問題があり自然妊娠が難しい場合は体外受精が勧められます。

卵管が詰まる卵管閉塞や、卵管の先が癒着し液体がたまる卵管水腫で

卵子の通り道が塞がれてしまい、手術でも改善が難しい方、卵管の機能が失われている方が当てはまります。

 

<原因不明の不妊>

タイミング法や人工授精でも妊娠に至らず、原因不明の不妊が長期間続いた場合、

体外受精へのステップアップが勧められます。

目安としてはタイミング法で半年から1年、人工授精を6回程度とされます。

女性が36歳以上の場合は、もう少し期間が短い段階でステップアップをすることもあります。

 

<子宮内膜症>

内膜症があっても妊娠が可能ですので、軽度~中度の子宮内膜症があり妊娠できない場合は、原因不明の不妊と定義されます。重度の子宮内膜症の場合は、卵管性の不妊と同じ対応となります。

 

<免疫性の不妊>

精子を異物と認識し精子を殺してしまう抗精子抗体があり、

不妊期間が2年以上ある場合が免疫性の不妊となります。

高齢の場合は2年以下でも適応されます。

 

<男性不妊>

精子の濃度、運動率が悪く自然な受精が難しい場合の男性不妊で、

総運動精子数が100万~1000万で2年以上の不妊期間があると適応されるところが多いです。

 

 

体外受精にステップアップするには、不安もたくさんあることと思います。

採卵はどう行うのか、痛みはあるのか、スケジュールはどうなのか。

事前にどのように体外受精が行われるのか、流れを確認しておきましょう。

 

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◆体外受精の流れ

①採卵するために卵子を成長させます。

体外受精の採卵方法にはいくつかの方法があります。

 

a)完全自然排卵周期

排卵誘発剤を使わずに、自然に排卵を待ち採卵を待ちます。

完全自然排卵周期のメリットは、排卵誘発剤を使わないため

体への負担が少なく次の周期でも採卵が可能になります。

通院回数も少なくなります。

デメリットは採卵する卵は1つのみで受精卵からの成長する可能性が低くなります。

また、卵子のない卵胞がとれる可能性があります。

 

b)クロミッドを使用する方法

錠剤の排卵誘発剤「クロミッド」を生理後に服用し、卵胞の成長を促す方法です。

自然に排卵ができにくい、卵巣の機能が低下している方に向いています。

クロミッドを使用するメリットは薬の刺激が比較的少なく、連続周期採卵が可能です。

自宅で服用できる薬のため通院回数もすくなくなります。

また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方も使用できます。

デメリットは、胚移植が翌周期以降になること、内膜の発育が悪くなる恐れがある事です。

 

c) hMG/rFSH注射を使用する方法

クロミッドを使用しても卵が育たない、クロミッドを使用した方法よりも多く採卵したい方向けの方法です。

生理が始まった後にhMG注射かrFSH注射をし、卵胞を育てます。

hMG/rFSH注射を使用する方法のメリットは、発育する卵胞の数をコントロールできること、

卵胞の成長が遅い方にも効果がでることです。

デメリットは卵巣過剰刺激症候群などの副作用を起こす可能性があること、

注射のための通院が数回必要になる場合があること、早期排卵の可能性があることです。

 

d)クロミッドとhMG/rFSH注射を両方使用する方法

クロミッドとhMG/rFSH注射を組み合わせ、採卵数を増やしたい方に行う方法です。

この方法のメリットは、卵子の成長と排卵をコントロールしやすく、効果が高いことです。

デメリットは、卵巣過剰刺激症候群になる恐れがあり、内膜が十分にできない場合があります。

注射のため通院もおおくなります。

 

e)アンタゴニスト法

成熟前に排卵されるのを抑えるために一時的に排卵を抑制するアンタゴニスト製剤を使用し、

採卵のタイミングに合わせ卵子の成長を促す方法です。

排卵誘発剤の使用が少なく、卵巣過剰刺激症候群のリスクが低く、

未成熟なまま排卵してしまう体質の方に向いています。

デメリットは卵胞確認の通院回数が増えることと、費用が高いことです。

 

f)ショート法

生理が始まった後にGnRHアゴニスト製剤で卵子の成長をストップし、

採卵の数日前から薬で卵子の成長を促し採卵する方法です。

メリットは誘発剤の量が比較的少ない為刺激が少なく、ホルモンの分泌量が多くなる事が期待できます。

デメリットは、卵胞の質が悪くなる可能性があることです。

 

g)ロング法

採卵予定周期の前周期からGnRHアゴニスト薬剤を使い卵子の成熟を促す方法です。

採卵日が調整しやすく、採卵できる卵子の数も多くなります。

ショート法よりも薬を使用する期間が長いため、刺激が強く卵巣がはれてしまう恐れがあります。

卵巣機能が低下してしまっている方向けの方法です。

 

②採卵

膣から超音波の機械を入れ、卵巣の位置や卵胞の数を確認します。

超音波の機械のアタッチメントから挿入した採卵用の注射針を卵巣に刺し、

卵胞液ごと卵子を吸引し体外にとりだします。

麻酔を使用するかどうかはクリニックによって異なり、麻酔をする場合も全身麻酔、局部麻酔とがあります。

痛みも強く感じる方、あまり感じない方とがいます。

 

③採精と洗浄濃縮

男性側の精子を採取し、洗浄、濃縮の処理を行います。

精液には、細菌や白血球、死滅精子などが含まれることがあるので、

専用の液体で精子を洗浄したのち、健全な精子を集めます。

クリニックで採精する場合と、自宅で採精したものを持ち込む場合があります。

 

④卵子と精子の受精

採取した卵子と精子をシャーレの中にいれ(精子をふりかけ)、

自然に授精するのを待ちます。3~12時間ほどで受精します。

 

⑤受精卵の培養

クリニックの培養士が受精卵を環境が整っているインキュベーターの中で培養させます。

採卵後2~3日目に初期胚となり、5日目には胚盤胞まで分割します。

 

⑥胚移植

胚移植の方法も複数あり、医師と相談し行われます。

 

a)初期胚移植

培養2~3日目の、4~8細胞期の初期胚を子宮内に移植する方法が初期胚移植です。

長期の培養技術や、胚盤胞の凍結技術がまだ低かったときの

主な胚移植の方法が初期胚移植です。

複数の胚の中から、グレードの高いものを選び移植されます。

培養液の中で上手く育たない受精卵を早めに子宮内の環境に戻す事で、

成長を期待います。費用も他の移植方法よりはやや安くなります。

 

b)胚盤胞移植

受精卵を5~6日間培養し胚盤胞になった状態で子宮内に移植する方法が胚盤胞移植です。

初期胚移植よりも着床率が高い方法ですが、培養する段階で成長が止まってしまうと

移植がキャンセルされることになります。

胚盤胞の着床率はだいたい20~30%と言われています。

胚盤胞移植のメリットは、1つの胚盤胞を移植するため多胎妊娠の可能性が低くなります。

費用は初期胚移植よりも高くなります。

 

c)新鮮胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を採卵した周期に子宮に戻す方法です。

凍結・融解する時に一部が退行変性することがあるので、

胚の質が良くない場合などは新鮮胚移植適している場合があります。

 

d)凍結胚移植

初期胚、もしくは胚盤胞を凍結し、子宮の環境が整った周期に移植する方法です。

排卵誘発剤の影響で内膜が薄くなったり、卵巣が腫れてしまったりしやすい

採卵周期の移植は、子宮の環境がベストではなく着床しずらくなることがあります。

実際に凍結胚移植のほうが着床率は高いという結果がでています。

凍結杯移植のデメリットは、金額が高額になること、胚のグレードが高くないと凍結できないことです。

 

⑦黄体補充

妊娠を維持するために必要な黄体ホルモン(プロゲステロン)を補充し着床を促して流産を防ぎます。

黄体ホルモン剤には、「ルトラール」や「デュファストン」などの内服薬、

hCG注射、「プロゲステロン膣座薬」などの膣座薬などがあります。

 

⑧妊娠判定

尿検査、もしくは血液検査でhCGの値を測定し妊娠判定を行います。

判定は8分割の初期胚で移植した場合は移植から13日目以降、

胚盤胞を移植した場合は移植から11日目以降に判定します。

黄体補充をhCG注射でした場合は、hCGの値が実際よりも高く出ることがあります。

 

⑨妊娠成立

妊娠5週目(排卵から3週目)に胎嚢確認、

妊娠7週目(排卵から5週目)に心拍確認ができれば妊娠成立となります。

 

夫婦

◆体外受精での妊娠率は・・・?

体外受精の妊娠率は年齢によって異なります。

35歳での妊娠率は35%、38歳になると30%を切ります。

40歳での妊娠率は20%以下で45歳だと5%ほどにまで下がります。

高齢の場合は、体外受精よりも自然妊娠のほうが確率は高くなります。

成功率が下がる要因は、卵子の老化、子宮内膜の状態の悪化と言われています。

 

2013年の報告では、89,950回の体外受精が日本で行われており、

そのうち4,776人が出生しています。

体外受精をし凍結胚移植までされた件数は141,335回で、

そのうち32,148人が出生しました。

体外受精によって命を授かった赤ちゃんは年々増えてきています。

 

一方で体外受精を行っても必ず赤ちゃんを授かることができるわけではありません。

医療の力だけではなく、生活習慣、体質改善の必要性も重要視されています。

 

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◆体外受精にかかる費用

体外受精などの生殖補助医療技術は保険が効かず

全額自己負担(自費診療)のためかなり高額になります。

クリニックによっても金額は異なり、10万円~100万円の費用がかかります。

大学附属病院などは比較的低めの金額設定がされているそうです。

体外受精を行う段階で、途中でキャンセルになった場合は、

その後の費用がかからない価格設定にしているクリニックや、

成功報酬制のクリニックなど様々です。

生殖補助医療を受けた場合、

自治体から助成金が出て不妊治療の費用の一部を負担してもらえる場合もあります。

年齢や治療回数の条件もありますので、自分の住んでいる自治体のホームページなどで確認してみましょう。

 

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◆体外受精を成功させるために

体外受精の妊娠率で前述したとおり、何らかの原因により赤ちゃんを授かることができない場合、

ARTによって必ず妊娠できるというわけではありません。

ARTは生殖「補助」医療技術というその名のとおり、

排卵、受精、着床の補助をしてくれるのですが、

自身の妊娠力を上げることはできないのです。

 

出産年齢が高くなっている時代背景や、食生活の変化なども

不妊の原因として挙げられます。

 

体外受精を成功させるためには、

ホルモンバランスを崩さず、良い卵子・精子を作るための

生活習慣、食生活に正すことが大切です。

睡眠・食事・運動を見直すとともに、ストレスを解消する方法を見つけましょう。

 

毎月1000人の方に「萬育堂健康通信」を読まれています!

毎週水曜日・第一火曜日の13時~・15時~・17時~妊活相談受付中!

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卵子の凍結という 不妊治療に新たな選択肢

皆様、こんにちは。

 

ひよこ店長こと、島原です。

 

最近卵子の老化というのがよく取り出されていますが、今度は卵子の凍結という選択肢が増えてきました。

卵子凍結はがんの患者さんで抗ガン治療を行うとまず生殖機能にダメージが行きます。それを見越して卵子の凍結をするということはされていました。

しかし先月日本生殖医学は健康な独身女性卵子の凍結保存を認める指針案をまとめました。年内にも最終決定されるということです。

海外では健康な独身女性が卵子保存が広まってきているようです。

ですが卵子の凍結と言っても生殖技術には限界も多いのでしっかりとした知識を知っておいた方がいいのが現実としてあります。

 

まず、若い卵子の方が妊娠しやすいのは確かにありますが、絶対に妊娠できるというものでもありません。

 

人間の中で妊娠して出産するというまでの流れは、簡単にまとめると受精→着床→心拍確認→安定期に入る→出産となります。

 

それぞれに問題があり、受精するときにも卵子の力の実ではなく精子の質も悪いと受精すら難しくなります。

着床も子宮の方がカチカチに固くて、内膜が薄ければ着床も難しくなります。

まずこの妊娠まで至る過程でも若くて一番妊娠しやすい20代前半でも妊娠する確率は2割程度だと言われます

 

これは他の生物に比べてかなり確率が低いと言われています。

 

また心拍確認までも染色体異常などがあれば化学流産ということもあります。

安定期に入るまでも最近不育症というものが取り出されていますが、折角妊娠した命でも、お母さんの体にできた血栓が詰まって赤ちゃんに血液がいかなくなり、流産ということにもなりかねません。

 

このように若い卵子と言っても精子の力や母体の子宮の状態にも妊娠出産というのは左右されるということを認識していないといざ子供を作るときに体が仕事でボロボロになっていたら、妊娠が難しくなってしまうことは分かります。

 

また卵子も採卵できる40歳まで、保存卵子は45歳未満まで使用しなければ破棄されるという規定になっています。

 

 

身体的にも卵巣が腫れたりするリスクはついていますしホルモン剤に対する副作用も考えられます。

また費用もかかることなので簡単にできるものでもないみたいですね。

また卵子の凍結はかなり技術がいるもので受精卵を凍結することよりも難しいとされています。

今は技術が進んでおり凍結に支障はないと言われていますが、確実に受精着床を約束されたものではないということを知っておかなくてはいけません。

様々な要因があるので病院も慎重に選んだ方がよいと考えられます。

 

あとは女性も男性もいざ妊娠を目指す時にその時の体作りがキーポイントになりますので、睡眠、食生活、ストレスコントロールなどをやってきましょう。

萬育堂でも体作りに関しては知識や経験もありますので、不妊治療と合わせて体作りを手伝わせていただきます。

 

萬育堂薬房店長

薬剤師

鍼灸師

島原順一

 

萬育堂薬房

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お問い合わせはお電話かメールにてお待ちしております。

 

 

 

精子の動きを調節する物質を発見

皆様、こんにちは。

 

ひよこ店長こと、島原です。

 

さて、今日は精子の動きを制限する物質が見つかったというお話を書いていきたいと思ます。

 

去年の11月に発表されたことですが、精子の動きを決めていくのにかかわる物質がカラクシンというものがかかわることが分かりました。

卵子からは精子を誘導する物質が出ていたことは示唆されていましたが、それに対してどのように近づいていくかはわかっていませんでした。

 

精子はボージュナールと言われる、誘導物質の濃度の濃い方へ近づいていく、走化性という働きがあります。

これは虫が光に向かって飛んでいくのと同じ原理です。

 

今回の分かったことはカラクシンという物質が左右にある繊毛運動をするモーターにブレーキをかけることで回転運動をして卵子の出している誘導物質の濃度の濃い方へ体を向けていくように調節することが分かりました。

 

この調節はカルシウムの濃度が上がると、カラクシンと結合をしてモーターのブレーキをかけるような働きに変わることが分かりました。

 

詳しくは分かりませんが、きっと誘導する物質の濃淡を感じてカルシウムイオンの放出を調節しているのでしょう。

 

この働きはとても重要で、中には体外受精でも精子を振り掛けても卵子に近づかない事例もあります。

これが身体の中で起こっていたら、排卵しても精子が近づけず、受精すら難しいという状況になります。

この現象が精子側の問題なのか、卵子側の問題なのか分かりませんが、卵子の質や精子の質を上げることが大切になると思います。

 

この働きがより詳しく分かると子宝において妊娠しやすくなる可能性が大きくなると思います。

 

http://www.mbs.life.tsukuba.ac.jp/2012-11_topics_Inaba.pdf

 

 

萬育堂薬房店長

薬剤師

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島原順一

 

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